あめりかノート 日本の常任理事国入りに関門 2022/6/27 産経ニュース 古森義久
自分ができないこと、したくないことを他人にやらせる。人間同士の関係ではこんな態度は偽善であり、不公正である。
米国側では長年、日本が現憲法の下で集団的自衛権行使を禁止したままでは、国連安保理に求められる任務を果たせず、常任理事国となるのは偽善だとする反対論が表明されてきた。日本が常任理事国になっても、自国にできない行動を他国に実行させることになるからだという指摘である。国連の平和維持活動、平和執行活動は軍事力の集団行使や軍事的危険を除外できない、という自明の現実への言及でもある。
1994年1月上院決議。
① 日本は憲法の規定により軍事行動を伴う平和維持や平和執行の活動に参加できないと宣言している。
② 日本が参加できないという国際安保活動なしには国連安保理の通常の機能は果たせない。
③ 日本が現状のまま常任理事国になった場合、普通の理事国の責任や義務も果たせない。
④ 日本は自国ができない国連安保理の軍事行動を決定し、他国に指示して他国の軍人を危険にさらす。
⑤ 米国は日本が憲法上のこの制限をなくすまでは日本の国連安保理常任理事国入りを支持すべきではない。
古森義久氏の記事です。有料記事なので、エキスとなる部分を抜粋しました。耳の痛い話ですね。我が国の憲法に対する無作為を見事に指摘しています。これを読めば、バイデンの日本常任理事国入り支援は、リップサービスだということがよくわかります。
バイデンの支援発言を手放しでは喜べないということです。日本は憲法を盾に、永らく極楽とんぼでした。その怠惰を見事についていますね、この決議は。
日本が常任理事国を目指すならば、まず憲法を改正し、軍事力を保持し、集団的自衛権の行使ができる国にならなければなりません。ましてや戦争を放棄するなどというおバカな主張は、国際社会の同意を得ることはできません。日本国憲法が如何に浮世離れしたものかよくわかりますね。
だから、軍隊も持たず(自衛隊は軍隊ではないと日本国政府は主張しています)、戦争を放棄し、集団的自衛権を認めない日本国は、世界からまともに相手にされていないということですよ。これでどうやって常任理事国を目指せばいいのだ?
現実から目を背け続けているからこうなるのです。政治家が本当のことを言う勇気を持たないからこうなるのです。改憲4項目ってなんだ?
戦争放棄、戦力不保持という人類の歴史上唯一の恥ずべき憲法を戴く日本国、その恥ずべき憲法を4分の3世紀にわたって改正してこなかった日本国、未来の歴史教科書にはこのように記述されるでしょう。
日本にとって、恥ずべきもの、それは日本国憲法とそれを改正しない現状です。これを恥ずべき状況と認識できないのなら、大人ではありません。マッカーサーの言うとおり、日本人は12歳の子供なのです。
酒楽は、日本国憲法を改正し、9条を廃止して、普通の国家となることを主張いたします。速やかに。後年の日本人から恥ずべき世代と言われないように。それが日本人の覚悟というものでしょう。
自分ができないこと、したくないことを他人にやらせる。人間同士の関係ではこんな態度は偽善であり、不公正である。
米国側では長年、日本が現憲法の下で集団的自衛権行使を禁止したままでは、国連安保理に求められる任務を果たせず、常任理事国となるのは偽善だとする反対論が表明されてきた。日本が常任理事国になっても、自国にできない行動を他国に実行させることになるからだという指摘である。国連の平和維持活動、平和執行活動は軍事力の集団行使や軍事的危険を除外できない、という自明の現実への言及でもある。
1994年1月上院決議。
① 日本は憲法の規定により軍事行動を伴う平和維持や平和執行の活動に参加できないと宣言している。
② 日本が参加できないという国際安保活動なしには国連安保理の通常の機能は果たせない。
③ 日本が現状のまま常任理事国になった場合、普通の理事国の責任や義務も果たせない。
④ 日本は自国ができない国連安保理の軍事行動を決定し、他国に指示して他国の軍人を危険にさらす。
⑤ 米国は日本が憲法上のこの制限をなくすまでは日本の国連安保理常任理事国入りを支持すべきではない。
古森義久氏の記事です。有料記事なので、エキスとなる部分を抜粋しました。耳の痛い話ですね。我が国の憲法に対する無作為を見事に指摘しています。これを読めば、バイデンの日本常任理事国入り支援は、リップサービスだということがよくわかります。
バイデンの支援発言を手放しでは喜べないということです。日本は憲法を盾に、永らく極楽とんぼでした。その怠惰を見事についていますね、この決議は。
日本が常任理事国を目指すならば、まず憲法を改正し、軍事力を保持し、集団的自衛権の行使ができる国にならなければなりません。ましてや戦争を放棄するなどというおバカな主張は、国際社会の同意を得ることはできません。日本国憲法が如何に浮世離れしたものかよくわかりますね。
だから、軍隊も持たず(自衛隊は軍隊ではないと日本国政府は主張しています)、戦争を放棄し、集団的自衛権を認めない日本国は、世界からまともに相手にされていないということですよ。これでどうやって常任理事国を目指せばいいのだ?
現実から目を背け続けているからこうなるのです。政治家が本当のことを言う勇気を持たないからこうなるのです。改憲4項目ってなんだ?
戦争放棄、戦力不保持という人類の歴史上唯一の恥ずべき憲法を戴く日本国、その恥ずべき憲法を4分の3世紀にわたって改正してこなかった日本国、未来の歴史教科書にはこのように記述されるでしょう。
日本にとって、恥ずべきもの、それは日本国憲法とそれを改正しない現状です。これを恥ずべき状況と認識できないのなら、大人ではありません。マッカーサーの言うとおり、日本人は12歳の子供なのです。
酒楽は、日本国憲法を改正し、9条を廃止して、普通の国家となることを主張いたします。速やかに。後年の日本人から恥ずべき世代と言われないように。それが日本人の覚悟というものでしょう。
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