本日2件目の記事です。
慰霊の日の「バカヤロー」 那覇支局長・川瀬弘至 2022/7/5 産経ニュース

有料記事なので、一部分を切り抜きました。
長年牛島司令官以下が眠る黎明の碑に、第15旅団長以下が毎年参拝されていたが、今年は参拝されなかったという記事です。
沖縄左翼メディアによる執拗な批判報道に屈したということだと思います。集団参拝と批判されたため、一昨年は3名、昨年は、旅団長単独での参拝だったようですが、今年は参拝されなかったと記事は伝え、批判しています。
酒楽も同意見ですが、何故、今年参拝されなかったのかについて、公式発表はないようですので、独断的に15旅団長を批判するのはやめておこうと思います。何故なら、旅団長は参拝しようと思っていたが、それを阻止しようとする勢力が、部内外に存在し、旅団長が総合的な判断の上、不参拝を判断したということも考えられるからです。
第32軍司令官牛島満氏は、沖縄防衛の責任者でした。大本営の沖縄に対する命令は「本土決戦のための時間を稼ぐ」ことでした。このため、牛島司令官と八原高級参謀は、「戦略持久」を目的に作戦計画を立案し、実行しました。これにより、2か月半、米軍を沖縄に釘付けにし、その任務を全うしました。
戦闘の前には、沖縄住民を可能な限り避難させ、その被害を極限しました。住民に自決を強要した信頼性のある情報はありません。
沖縄の長期持久により、米軍の本土進攻作戦は延期され、結果的に実行されることはありませんでした。戦略持久ほど帝国陸軍にとって難しい作戦はありません。短期決戦が帝国陸軍の伝統だからです。しかし、八原大佐は、徹底して任務に忠実でした。大本営が言うように万歳突撃を厳に戒めたからです。
大本営にとって貴重な時間を稼いだのが沖縄戦の結論です。見事な計画と采配だと思います。日本の被害は、沖縄戦によって軽減されました。もちろん定量的な数字を示すことはできませんが、米軍は沖縄で時間を浪費し、帝国陸軍は、本土決戦準備のための時間を確保できたのです。我が国防衛のための尊い犠牲というのが正しい評価ではないでしょうか。
牛島司令官以下の英霊に感謝の意を表したいと思う次第です。沖縄の方々は、素直に史実を受け入れている方もいらっしゃるでしょうが、そうでない方もいらっしゃるようです。従って、軽々に沖縄県民とメディアを批判するのは控えたいと思います。
第15旅団長は、苦渋の決断をされたものと推測します。旅団長が参拝しようとしても政治的な困難が待ち受けているため、参拝を諦めてくれ、とシビリアンに言われれば、強行することはできないでしょう。酒楽はそのようなことが起こったのではないかと思うので、批判を避けるのです。
真相はやぶの中です。しかし、自衛官の行動がメディアの批判を受ける場合、シビリアンは、穏便に済まそうと自衛官の行動を制止する場合が多いのです。産経那覇支局長の気持ちはよくわかりますが、元自衛官として、15旅団長の苦渋の決断に思いを致したいと酒楽は思います。
慰霊の日の「バカヤロー」 那覇支局長・川瀬弘至 2022/7/5 産経ニュース

有料記事なので、一部分を切り抜きました。
長年牛島司令官以下が眠る黎明の碑に、第15旅団長以下が毎年参拝されていたが、今年は参拝されなかったという記事です。
沖縄左翼メディアによる執拗な批判報道に屈したということだと思います。集団参拝と批判されたため、一昨年は3名、昨年は、旅団長単独での参拝だったようですが、今年は参拝されなかったと記事は伝え、批判しています。
酒楽も同意見ですが、何故、今年参拝されなかったのかについて、公式発表はないようですので、独断的に15旅団長を批判するのはやめておこうと思います。何故なら、旅団長は参拝しようと思っていたが、それを阻止しようとする勢力が、部内外に存在し、旅団長が総合的な判断の上、不参拝を判断したということも考えられるからです。
第32軍司令官牛島満氏は、沖縄防衛の責任者でした。大本営の沖縄に対する命令は「本土決戦のための時間を稼ぐ」ことでした。このため、牛島司令官と八原高級参謀は、「戦略持久」を目的に作戦計画を立案し、実行しました。これにより、2か月半、米軍を沖縄に釘付けにし、その任務を全うしました。
戦闘の前には、沖縄住民を可能な限り避難させ、その被害を極限しました。住民に自決を強要した信頼性のある情報はありません。
沖縄の長期持久により、米軍の本土進攻作戦は延期され、結果的に実行されることはありませんでした。戦略持久ほど帝国陸軍にとって難しい作戦はありません。短期決戦が帝国陸軍の伝統だからです。しかし、八原大佐は、徹底して任務に忠実でした。大本営が言うように万歳突撃を厳に戒めたからです。
大本営にとって貴重な時間を稼いだのが沖縄戦の結論です。見事な計画と采配だと思います。日本の被害は、沖縄戦によって軽減されました。もちろん定量的な数字を示すことはできませんが、米軍は沖縄で時間を浪費し、帝国陸軍は、本土決戦準備のための時間を確保できたのです。我が国防衛のための尊い犠牲というのが正しい評価ではないでしょうか。
牛島司令官以下の英霊に感謝の意を表したいと思う次第です。沖縄の方々は、素直に史実を受け入れている方もいらっしゃるでしょうが、そうでない方もいらっしゃるようです。従って、軽々に沖縄県民とメディアを批判するのは控えたいと思います。
第15旅団長は、苦渋の決断をされたものと推測します。旅団長が参拝しようとしても政治的な困難が待ち受けているため、参拝を諦めてくれ、とシビリアンに言われれば、強行することはできないでしょう。酒楽はそのようなことが起こったのではないかと思うので、批判を避けるのです。
真相はやぶの中です。しかし、自衛官の行動がメディアの批判を受ける場合、シビリアンは、穏便に済まそうと自衛官の行動を制止する場合が多いのです。産経那覇支局長の気持ちはよくわかりますが、元自衛官として、15旅団長の苦渋の決断に思いを致したいと酒楽は思います。
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