安倍さんが銃撃されて命を落としました。警護に問題があったのは明らかでしょう。映像を見る限り、安倍さんの後ろにいた警官は、安倍さんと同じ方向を見ているのです。これでは、背後から迫った犯人から見れば、無防備そのものです。
ことは警備の問題だけではない、と思います。警備に限っただけでも多々問題はあるのでしょうが、政府、各省庁の現場に至るまで、顕現化していない問題が多々あるでしょう。
失敗から教訓を得るのは当然としても、それは消極的改善にすぎません。安倍さんの死は、日本の根幹が緩んでいることの表れだと思うのです。
自衛隊においても数々の問題があります。顕在化していないだけで。そして、事故が起きて初めて対処するのです。問題があるのを認知していながら何も対処していないこともあるでしょうが、大半は予算の不足により、対策できていないことが多いのです。
これは酒楽の私見ですが、政府機構の総ざらいをして、基本的な問題を洗い出し、徹底的に見直すべき時期に来ているのではないかと思います。
これを行うには、強いリーダーシップが必要です。恒常業務に忙殺される現場は抵抗すると思います。しかし、今ここで足元を見つめなおし、足腰を強くしておかなければ、予想される国難に対応するのは難しくなるでしょう。特に安全保障ですが。
それ以外にも多々問題があります。例えば、裁判官は裁判官の定員を増やすことに反対していると巷間言われています。しかし、これだけ裁判が長期化し、タイムリーな判決が出せない現実は、根本的に裁判官が不足していることを示しています。裁判官の数を増やすだけでも、裁判の長期化を防ぎ、結果として失う貴重な時間を取り戻すことができるでしょう。
当然、予算が必要ですが、国民が長い裁判で失う貴重な時間を取り戻すためなら、有権者は納得するのではないかと思います。法務省はぜひ検討していただきたいと思います。
喫緊の課題は当然防衛費です。予算化されて、装備が現場に届くまで相当な期間が必要です。予算を付ければ、すぐに防衛力が向上するわけではありません。大幅増が必要です。
今の政治、特に骨太の方針ですが、骨太になっていないですね。従来の延長線上で物事を判断しているので、時代が大きく変わりつつある現在と、近い将来に対して柔軟に対応することは難しいのではないかと思います。たとえば、子供庁を新設しましたが、かつて中央省庁を再編した理念はどこへ行ったのでしょうか。新しい組織を作る前に、現状の何が問題だったのかを分析し、方針を決めるべきでしょう。
子供庁新設に当たって、国会での審議ではその辺が突っ込み不足だったような気がします。閣議で、野田聖子氏がいつも総理の隣に座っていますが、それが岸田さんのポリシーなのでしょうが、岸田さんの狙いが透けて見えるようで、酒楽は好みません。
閣議における席順は、政府の考えを表すものでしょう。それなら、外務大臣と防衛大臣を両脇に据えるべきです。それが有権者に対する無言のアピールになるのですから。野田氏だけを写すメディアとつるんでいるのが一目瞭然で、見苦しいことこの上ありません。岸田さんには、有能なスタッフがいないことがそれだけで明らかです。
今一度、足元を見つめなおし、足腰を強くするべきと酒楽は考える次第です。
ことは警備の問題だけではない、と思います。警備に限っただけでも多々問題はあるのでしょうが、政府、各省庁の現場に至るまで、顕現化していない問題が多々あるでしょう。
失敗から教訓を得るのは当然としても、それは消極的改善にすぎません。安倍さんの死は、日本の根幹が緩んでいることの表れだと思うのです。
自衛隊においても数々の問題があります。顕在化していないだけで。そして、事故が起きて初めて対処するのです。問題があるのを認知していながら何も対処していないこともあるでしょうが、大半は予算の不足により、対策できていないことが多いのです。
これは酒楽の私見ですが、政府機構の総ざらいをして、基本的な問題を洗い出し、徹底的に見直すべき時期に来ているのではないかと思います。
これを行うには、強いリーダーシップが必要です。恒常業務に忙殺される現場は抵抗すると思います。しかし、今ここで足元を見つめなおし、足腰を強くしておかなければ、予想される国難に対応するのは難しくなるでしょう。特に安全保障ですが。
それ以外にも多々問題があります。例えば、裁判官は裁判官の定員を増やすことに反対していると巷間言われています。しかし、これだけ裁判が長期化し、タイムリーな判決が出せない現実は、根本的に裁判官が不足していることを示しています。裁判官の数を増やすだけでも、裁判の長期化を防ぎ、結果として失う貴重な時間を取り戻すことができるでしょう。
当然、予算が必要ですが、国民が長い裁判で失う貴重な時間を取り戻すためなら、有権者は納得するのではないかと思います。法務省はぜひ検討していただきたいと思います。
喫緊の課題は当然防衛費です。予算化されて、装備が現場に届くまで相当な期間が必要です。予算を付ければ、すぐに防衛力が向上するわけではありません。大幅増が必要です。
今の政治、特に骨太の方針ですが、骨太になっていないですね。従来の延長線上で物事を判断しているので、時代が大きく変わりつつある現在と、近い将来に対して柔軟に対応することは難しいのではないかと思います。たとえば、子供庁を新設しましたが、かつて中央省庁を再編した理念はどこへ行ったのでしょうか。新しい組織を作る前に、現状の何が問題だったのかを分析し、方針を決めるべきでしょう。
子供庁新設に当たって、国会での審議ではその辺が突っ込み不足だったような気がします。閣議で、野田聖子氏がいつも総理の隣に座っていますが、それが岸田さんのポリシーなのでしょうが、岸田さんの狙いが透けて見えるようで、酒楽は好みません。
閣議における席順は、政府の考えを表すものでしょう。それなら、外務大臣と防衛大臣を両脇に据えるべきです。それが有権者に対する無言のアピールになるのですから。野田氏だけを写すメディアとつるんでいるのが一目瞭然で、見苦しいことこの上ありません。岸田さんには、有能なスタッフがいないことがそれだけで明らかです。
今一度、足元を見つめなおし、足腰を強くするべきと酒楽は考える次第です。
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