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茂木外相天晴れ

 茂木外務大臣天晴れだ。いい仕事をした。

 かつての事なかれ主義の日本外交は、安倍総理以来変化してきた。言うべきことを言うという、至極当たり前のことを実行するようになった。もちろん、菅首相の意志でもあろう。

 ドイツの外交姿勢も変化しつつある。先般、フランスにおいて、日独外相の電話会談が開かれた。それは、ドイツ外相がコロナに感染したことによって開かれなかった日独外相会談を穴埋めするための処置だったのであろう。だが、それを提案してきたのはドイツだったのだ。主として、自由で開かれたインド太平洋構想について、ドイツも同意するというものだったらしい。

 少し前のドイツからは考えられない行動だ。中国に入れ込み、経済的利益を得ることに汲々とし、忖度してきたメルケル外交が停止している。それは、メルケルの退陣が近いからだろう。ドイツは、少しは世界情勢を理解しつつあるのだろうか。ドイツ外交で名を馳せたのは、鉄血宰相ビスマルクと、東西ドイツ統合を成功させたコール首相、この二人だろう。

 その間、ドイツは外交無策で、2度の大戦で敗戦国となった。かろうじて冷戦においては、連合国側で勝利した。そのご褒美が東西ドイツ統合という果実だったのだ。

 ガスをロシアから輸入し、中国に経済的に牛耳られ、メルケルが師と仰いだコールは、草葉の陰で嘆いていることだろう。彼女の引退は、ドイツを幸運に導く可能性が高い。今回の日独外相電話会談がそれを象徴している。ゲルマン魂は復活するのだろうか。

 朝日新聞の誤報から始まった慰安婦問題は、日本外交を復活させ、嫌韓感情の高まりとともに、日本をあるべき姿へと導いている。逆説的ながら、朝日に感謝せねばなるまい。しかし、大東亜戦争前は戦意を煽り、戦後は責任をとることなく、反日勢力と結託する、朝日新聞とは何なのだろう。癌だな。癌は取り除く必要がある。

 話がそれた。日本外交にとって、喫緊の課題は何か。何度も言うが、旗幟を鮮明にすることだ。今の状況では不十分だ。新聞は、来年度の防衛予算が過去最大であると報道しているが、それがどうした。過去最大かどうかが問題ではないのだ。我が国の置かれている安全保障環境に照らして、十分かどうかが問われるべきであろう。

 各メディアにそういう視点がないのは悲しむべきことだ。全く不十分だ。少なくとも、現状の倍、10兆円は必要だ。実施すべき政策については、すでに何度も書いているのでここでは言うまい。だが、防衛予算が目的に対して、不足しているのは明らかだ。外務省、防衛省の声を聴け。現場の声を。

 菅総理の最初の電話会談の相手が、米国でなかったのは失敗だ。他の首脳との会談が遅れてもいい。トランプと最初に会談するべきだった。米国、というよりもトランプは、そういうことにもの凄く敏感だ。昨年、今上天皇陛下即位後初の国賓としてアメリカ合衆国大統領、トランプを招いたのは、我が国外交の勝利だ。だが、一つだけ瑕疵があった。

 それは何か。テレビでも放映されたが、トランプ大統領夫妻と安倍首相夫妻が居酒屋を訪れたときのことだ。店員が料理を差し出す順番を間違えた。トランプを最初にすべきだったのを、そうしなかったのだ。トランプの睨むような表情を全国民が見た。失敗である。事前に店側と十分に調整・指示するべきだったのだ。

 トランプとはそういう人間だ。しかし、アメリカ合衆国大統領としては当然の行動だ。それを認識していなかった外務省の失敗だ。今回も同じ失敗をした。米国を一番にするべきだったのだ。二度と同じ失敗をしないことを望む。茂木大臣、頼みますよ。


ベルリンの慰安婦像、設置許可取り消し 韓国は茂木外相を批判

2020.10.8 23:53|国際|朝鮮半島 THE SANKEI NEWS

 【ソウル=名村隆寛】ドイツの首都ベルリン中心部で先月、韓国系市民団体が中心となって慰安婦像を設置した問題で、像が置かれた地区当局は8日、同団体に1年に限って出していた設置許可を取り消し、今月14日までに撤去するよう求めたと発表した。茂木敏充外相は最近、ドイツのマース外相との電話会談で像の撤去を要請していた。

 茂木氏の撤去要請に関し、韓国外務省報道官は8日の定例記者会見で「民間の自発的な動きに政府が外交的に関与することは望ましくない」と批判した。

 韓国外務省報道官は像を「歴史的な事実に関連した追悼教育のためのもの」だとし、日本政府の関与は「問題解決にならず、日本が自ら表明した責任の痛感と謝罪、反省の精神にも逆行する」と述べた。

 ドイツでの慰安婦像設置は3体目で、今回初めて公共の場に置かれた。




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