中国最新空母「福建」 電磁カタパルト搭載も短時間でガス欠の懸念 2022.07.16 NEWSポストセブン
中国3隻目の空母福建にガス欠の懸念があるとNEWSポストセブンが伝えています。
予想した通りでしたね。電磁カタパルトを初めて実用化したのは、米海軍ジェルラルド・R・フォード空母(GRF)です。そして、GRFは、原子力推進です。
福建は、通常動力です。なので電力不足に陥るのではないかというのが酒楽の予想でした。
中国空母に暗雲 2022年06月10日 酒楽独語
この中で、継続的に艦載機を発着艦させるには、電力不足に陥る可能性があるというものでした。Izaの記事では、まさしくその点が空母福建の致命的な弱点だと指摘しています。
記事では、GRFは新型の原子炉により大電力を供給することができるようになった、と指摘しています。電磁カタパルトを運用するには、大電力を継続的に供給しなければならないということです。
福建はそこに欠陥があると。そういうことです。まあ電磁カタパルトを装備したことによって、艦載機は、燃料満タン、最大兵装で発艦できるでしょう。その点は、脅威です。しかし、それをどれだけ継続できるのかという点に不安があるわけです。

ディーゼルエンジンによる電力供給を継続するためには、燃料供給も継続して行わなければなりません。それをするには、補給艦を随伴させる必要があるでしょう。そして、洋上で、燃料供給せざるを得ないわけです。
これは、空母にとっては、致命的な弱点です。洋上で航行したまま供給することも可能だと思います(海自は洋上給油訓練を継続的に行っています)が、その間、艦載機の発着艦はできないでしょう。
それを考えると、通常動力で、電磁カタパルトを運用するのは、相当無理があるということです。Wikiでは、5番艦から原子力推進になると予想されています。また、最大6隻の空母を運用するのが中国海軍の構想だそうです。いずれにしても、米海軍並みの空母打撃群を編成するのは、まだまだ先になるということです。
中国空母のもう一つの問題は、艦載機です。中国の艦載機は、5世代だと喧伝されていますが、実情はそうではなく、4.5世代だと言われています。特に、エンジン性能とステルス能力が劣っているようです。
米軍は、F35を導入しつつあります。F35は、第5世代戦闘機です。そのステルス能力は、世界最高と言われ、世界中の国々が争って導入しています。従って、艦載機同士の戦闘が行われれば、中国軍機は、一方的にF35の餌食になるでしょう。
海上自衛隊の空母「かが」もF35Bを導入する予定ですF35Bは空母型のF35Ⅽに比べると、最大兵装に制約があります。しかし、それを除けば、F35A及びⅭと同じ能力を持っています。中国軍の艦載機は、F35Bの敵ではありません。
それはステルス能力に圧倒的な差があるということです。最強戦闘機いわれるF22ラプターとF15の模擬空戦では、ラプターの圧勝に終わりました。それほどステルス能力の差は、空戦を左右する要素だということです。
もちろん、中国空母が張子の虎であろうが、全く脅威がないわけではないので、我が国は引き続き防衛力の強化に努めるべきです。反日野党に負けてはなりません。
中国3隻目の空母福建にガス欠の懸念があるとNEWSポストセブンが伝えています。
予想した通りでしたね。電磁カタパルトを初めて実用化したのは、米海軍ジェルラルド・R・フォード空母(GRF)です。そして、GRFは、原子力推進です。
福建は、通常動力です。なので電力不足に陥るのではないかというのが酒楽の予想でした。
中国空母に暗雲 2022年06月10日 酒楽独語
この中で、継続的に艦載機を発着艦させるには、電力不足に陥る可能性があるというものでした。Izaの記事では、まさしくその点が空母福建の致命的な弱点だと指摘しています。
記事では、GRFは新型の原子炉により大電力を供給することができるようになった、と指摘しています。電磁カタパルトを運用するには、大電力を継続的に供給しなければならないということです。
福建はそこに欠陥があると。そういうことです。まあ電磁カタパルトを装備したことによって、艦載機は、燃料満タン、最大兵装で発艦できるでしょう。その点は、脅威です。しかし、それをどれだけ継続できるのかという点に不安があるわけです。

ディーゼルエンジンによる電力供給を継続するためには、燃料供給も継続して行わなければなりません。それをするには、補給艦を随伴させる必要があるでしょう。そして、洋上で、燃料供給せざるを得ないわけです。
これは、空母にとっては、致命的な弱点です。洋上で航行したまま供給することも可能だと思います(海自は洋上給油訓練を継続的に行っています)が、その間、艦載機の発着艦はできないでしょう。
それを考えると、通常動力で、電磁カタパルトを運用するのは、相当無理があるということです。Wikiでは、5番艦から原子力推進になると予想されています。また、最大6隻の空母を運用するのが中国海軍の構想だそうです。いずれにしても、米海軍並みの空母打撃群を編成するのは、まだまだ先になるということです。
中国空母のもう一つの問題は、艦載機です。中国の艦載機は、5世代だと喧伝されていますが、実情はそうではなく、4.5世代だと言われています。特に、エンジン性能とステルス能力が劣っているようです。
米軍は、F35を導入しつつあります。F35は、第5世代戦闘機です。そのステルス能力は、世界最高と言われ、世界中の国々が争って導入しています。従って、艦載機同士の戦闘が行われれば、中国軍機は、一方的にF35の餌食になるでしょう。
海上自衛隊の空母「かが」もF35Bを導入する予定ですF35Bは空母型のF35Ⅽに比べると、最大兵装に制約があります。しかし、それを除けば、F35A及びⅭと同じ能力を持っています。中国軍の艦載機は、F35Bの敵ではありません。
それはステルス能力に圧倒的な差があるということです。最強戦闘機いわれるF22ラプターとF15の模擬空戦では、ラプターの圧勝に終わりました。それほどステルス能力の差は、空戦を左右する要素だということです。
もちろん、中国空母が張子の虎であろうが、全く脅威がないわけではないので、我が国は引き続き防衛力の強化に努めるべきです。反日野党に負けてはなりません。
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