本日2件目の記事です。
ペロシ氏訪台「台湾の民主主義への米国の揺るぎない関与」 2022/8/3 00:57 産経ニュース
空母 USS ロナルド レーガン、F-35B ビッグ デッキ、ペロシがシンガポールに到着、台湾付近で運用。中国は脅威を新たにする2022 年 8 月 1 日 USNI News
中国「重大な政治的挑発」 ペロシ氏訪台に猛反発 4~7日に台湾周辺で演習も 2022/8/3 00:29 産経ニュース
ペロシ米下院議長は2日、台湾に到着後に声明を発表し、「私たちの台湾訪問は、台湾の活力ある民主主義に対する米国の揺るぎない関与を履行するものだ」と表明した。
アメリカの圧勝です。予想通りでしたね。中国は手も足も出ませんでした。
今頃になって、軍事力を展開し、台湾に圧力をかけようとしていますが、ペロシ議長が台湾を訪問した時点で、アメリカの勝利です。
中国にとっては、どうしてもペロシ議長の訪台を阻止したかったでしょうが失敗しました。気づくのが遅すぎたのが最大の原因でしょう。アメリカは、情報統制をしっかりとやって、中国を出し抜いたのです。情報を出したのは、数日前です。中国に対応の暇を与えなかったのが勝因です。「奇襲」ですね。敵の予想しない時期と場所、手段で行動を起こし、敵に対応の暇を与えず、奇襲の効果を拡大することが成功の条件です。
中国は、陸海空で示威行動をしていますが、後の祭りです。アメリカは、台湾周辺に空母ロナルド・レーガン及び強襲揚陸艦を遊弋させ、中国にプレッシャーをかけています。これでは、中国は何もできません。こういうオペレーションをするのがアメリカの真骨頂でしょうね。
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空母ロナルド・レーガン
バイデンは、ペロシ下院議長の行動に賛意を示しているとか、軍が難色を示しているとか、陽動作戦を行ったのも効果を倍増させました。中国は、対応できなかったのです、事実上。
これが数か月前からわかっていれば、中国の対応はまた違ったものになっていたはずです。しかし、遅すぎました。CIA、FBI、NSAの勝利です。
さて、中国です。一敗地に塗れました。習近平のメンツは丸つぶれです。折しも北戴河会議がまさに開始されようとしているこの時期にペロシ訪台をぶつけたバイデンは狡猾です。メンツをつぶされた習近平は、北戴河会議で党長老から批判されるでしょう。
それで習の3期目がなくなることはないでしょうが、習の政治的立場が不安定になる可能性はあると思います。習は、復讐を誓っているでしょう。現時点でできることは殆どありません。軍事演習を大規模に行ったところで、強大な米海軍の敵ではありません。
中国の恐ろしいところは、長期的な視点を持っていることです。それも超長期的な。西側民主主義国家は、選挙という制約があって、こういう超長期的な戦略を計画することが難しいし、ましてや政権が代るので、実現不可能なのです。その点一党独裁の中国共産党は、100年先を見据えて復讐を誓っているでしょう。これは恐ろしいです。目の前の示威行動など児戯に等しいのです。
習は、おそらく終身主席を狙っているでしょう。そして、存命のうちに台湾解放を企てるでしょう。それが皇帝への道だからです。
しかし、今回は米帝バイデンの勝利でした。
日本政府は、情報統制をするのもいいですが、海上自衛隊のオペレーションについて、もう少し公開すべきではないかと酒楽は思います。それは、対中国だけではなく、国民に向かってです。そういう視点がなければ、防衛費増額について、国民の支持を得ることは難しいですよ。広報戦略は重要です。
ペロシ氏訪台「台湾の民主主義への米国の揺るぎない関与」 2022/8/3 00:57 産経ニュース
空母 USS ロナルド レーガン、F-35B ビッグ デッキ、ペロシがシンガポールに到着、台湾付近で運用。中国は脅威を新たにする2022 年 8 月 1 日 USNI News
中国「重大な政治的挑発」 ペロシ氏訪台に猛反発 4~7日に台湾周辺で演習も 2022/8/3 00:29 産経ニュース
ペロシ米下院議長は2日、台湾に到着後に声明を発表し、「私たちの台湾訪問は、台湾の活力ある民主主義に対する米国の揺るぎない関与を履行するものだ」と表明した。
アメリカの圧勝です。予想通りでしたね。中国は手も足も出ませんでした。
今頃になって、軍事力を展開し、台湾に圧力をかけようとしていますが、ペロシ議長が台湾を訪問した時点で、アメリカの勝利です。
中国にとっては、どうしてもペロシ議長の訪台を阻止したかったでしょうが失敗しました。気づくのが遅すぎたのが最大の原因でしょう。アメリカは、情報統制をしっかりとやって、中国を出し抜いたのです。情報を出したのは、数日前です。中国に対応の暇を与えなかったのが勝因です。「奇襲」ですね。敵の予想しない時期と場所、手段で行動を起こし、敵に対応の暇を与えず、奇襲の効果を拡大することが成功の条件です。
中国は、陸海空で示威行動をしていますが、後の祭りです。アメリカは、台湾周辺に空母ロナルド・レーガン及び強襲揚陸艦を遊弋させ、中国にプレッシャーをかけています。これでは、中国は何もできません。こういうオペレーションをするのがアメリカの真骨頂でしょうね。
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空母ロナルド・レーガン
バイデンは、ペロシ下院議長の行動に賛意を示しているとか、軍が難色を示しているとか、陽動作戦を行ったのも効果を倍増させました。中国は、対応できなかったのです、事実上。
これが数か月前からわかっていれば、中国の対応はまた違ったものになっていたはずです。しかし、遅すぎました。CIA、FBI、NSAの勝利です。
さて、中国です。一敗地に塗れました。習近平のメンツは丸つぶれです。折しも北戴河会議がまさに開始されようとしているこの時期にペロシ訪台をぶつけたバイデンは狡猾です。メンツをつぶされた習近平は、北戴河会議で党長老から批判されるでしょう。
それで習の3期目がなくなることはないでしょうが、習の政治的立場が不安定になる可能性はあると思います。習は、復讐を誓っているでしょう。現時点でできることは殆どありません。軍事演習を大規模に行ったところで、強大な米海軍の敵ではありません。
中国の恐ろしいところは、長期的な視点を持っていることです。それも超長期的な。西側民主主義国家は、選挙という制約があって、こういう超長期的な戦略を計画することが難しいし、ましてや政権が代るので、実現不可能なのです。その点一党独裁の中国共産党は、100年先を見据えて復讐を誓っているでしょう。これは恐ろしいです。目の前の示威行動など児戯に等しいのです。
習は、おそらく終身主席を狙っているでしょう。そして、存命のうちに台湾解放を企てるでしょう。それが皇帝への道だからです。
しかし、今回は米帝バイデンの勝利でした。
日本政府は、情報統制をするのもいいですが、海上自衛隊のオペレーションについて、もう少し公開すべきではないかと酒楽は思います。それは、対中国だけではなく、国民に向かってです。そういう視点がなければ、防衛費増額について、国民の支持を得ることは難しいですよ。広報戦略は重要です。
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