閣議に透けて見える本質

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2022年

08月

19日 05:00

政治

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閣議に透けて見える本質

野田氏が代理で閣議主宰　女性閣僚では初か　2022/8/2　産経ニュース

　現日本政府は、自民党政権ですが、その内実は、左翼でしょう。その象徴がこの写真です。岸田総理がNPTに出席している間、閣議を主宰したのは、野田氏です。松野官房長官がコロナに感染したことで、閣議序列2位の野田氏が主宰したそうです。

　子供庁、男女共同参画、原潜反対、核兵器廃絶、成長と分配、その他。ちょっと考えただけでこのような政策のオンパレードです。

　そして、この写真。閣議前の写真がメディアに公開されますが、岸田総理に向かって右側は、野田氏の定位置です。それだけ岸田総理は、野田氏をアピールしたいのでしょう。社会的弱者にやさしい岸田政権…。

　男女共同参画に熱心な岸田政権。いずれ議員は男女別にしたいのかな。定数を。

　某テレビ番組では、原潜保有に賛成か、反対かと問われ、岸田さんは反対でした。反対は、維新、国民民主を除いた政党でした。つまり岸田政府は、原潜に関しては、立憲民主党、共産党と同じ側に立っています。

　核兵器に反対なのも野党と一緒です。いや、野党よりも岸田総理の方が熱心です。

「安倍氏の情熱を今一度」　岸田首相、自民両院総会で　2022/8/3　産経ニュース

と言っていますが、核兵器の保有には反対です。安倍さんは、核共有に熱心でした。どこが安倍氏の情熱だよ？嘘つけ！

　閣議の写真は、毎度メディアによって全国区で配信されます。岸田さんは、それに満足しているのでしょう。保守は眉をひそめています。核共有反対、原潜反対、核兵器廃絶が国是？いったいそれでも保守か？

　向かって左側は林外務大臣の定位置です。中国に忖度し、中国を名指しで批判することを絶対にしません。中国に対する非難決議を骨抜きにしたのは、岸田、林、茂木です。彼らは、中国に屈服し、忖度する存在です。

中国批判を一切口にせず、林芳正外相の奇妙な「対中忖度」演説　岸田首相とバイデン大統領の合意はどこへ？　2022.8.3（水）　古森義久　JBPress

　これが岸田政権です。中国の代弁者が日本の外務大臣です。NPTで岸田総理は、世界から広島に来てもらうため、1千万ドルの基金を創設すると発言しました。選挙区の事情を全国区に格上げし、私利私欲を追求する岸田さん。

　宏池会ナンバーツーを外務大臣に抜擢して、派閥の事情を優先する岸田総理。ついでに中国に忖度。非難は骨抜き。

　鈴木財務大臣は、財務省の言いなりで、自分の意見はないようだ。当然、積極財政には反対、プライマリーバランス至上主義の財務省の代弁者。岸田総理は、防衛費２％増とは口が裂けても言わない。一度として聞いたことがない。

　最低賃金を上げるようです。賃金を上げるために必要なことは何でしょう？それは雇用を増やすことです。雇用が増えて、求人が増えれば、有効求人倍率が増大し、賃金水準は上がります。賃金を上げるために政府が行うことは、最低賃金を上げることではなく、雇用対策が王道です。

　分配とか、最低賃金を上げるとか、それは社会主義者の政策です。岸田さんは、所属する政党を間違えたのか、有権者を欺いたのか、いずれかでしょう。ちゃんと勉強したのか？

　浮ついた言葉の羅列に保守は嫌気がさしています。野田氏が閣議を主宰する写真を配信して悦に入る？馬鹿言ってんじゃないよ。

　内閣改造で、野田市と同じ位置に高市氏が座ることになりました。岸田さんは、自分の右横に女性大臣を座らせることで、左翼にアピールしているのでしょうね。向いている方向が違いますよ岸田さん。

　
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