ロシア軍に「際立つ混乱」…精度低い空爆が倍増、司令官らを多数解任か 2022/08/13 読売新聞オンライン
「ロシアは負け始めた」 攻勢頓挫と英国防相 2022/8/12 産経ニュース
露軍では侵略作戦が思うように進まない責任を問われ、作戦立案に携わった司令官や将校のうち、「30~40%が解任されたか、調査対象となっている」との見方も示した。兵員の犠牲が大きいため、部隊構成も変化し、「約60%が短期契約の志願兵」になったという。
と読売新聞が伝えています。尋常ならざる事態ですね。侵攻部隊の司令官は、当初任命されていなかったようなので、侵攻作戦を立案したのは、ロシア連邦軍参謀本部になると思います。そのうち30~40%が解任されたり調査対象となっていると。
自衛隊だと、統合幕僚監部の防衛部及びその他の部署が作戦の立案に携わると思いますが、そのうち30~40%が解任されれば、統幕は機能停止に追い込まれるでしょう。統幕に勤務する幕僚は、基本的に選りすぐりの有能な幹部で構成されます。そのような人材は、人数に限りがあります。簡単に入れ替えることはできません。ロシア軍だけが、豊富な高級参謀を擁しているとは考えられません。
従って、報道が事実なら、ロシア連邦軍参謀本部は大混乱に陥っているものと想像されます。産経ニュースは、その兆候を報じているのでしょうか。
撤退準備? ロシア軍司令部がヘルソンからドニエプル川を渡り逃げ出す 2022.08.14 航空万能論GF
航空万能論さんが面白い記事を配信しています。万能論さんのニュースソースは多岐にわたっていて、大変参考になります。同じブロガーですが、力の差を感じる毎日です。
さて、ロシア軍は、攻勢の終末点を迎えたのでしょうか?独ソ戦では、クルスクの戦いを境にして、ドイツ軍は攻勢の終末点を迎え、以後長く苦しい後退作戦を続けざるを得ませんでした。
それに比べると、ロシア軍の終末点は、早すぎないか?と思うほど早いと思います。まだ戦いが始まって半年です。それで終末点?ですね。これが事実なら、ロシア軍の兵站は、実にお粗末だったということになります。独ソ戦当時のソ連軍には、米国の支援があったとはいえ、膨大な戦略予備を抱え、軍需工場を後方に移転させて、再建設、戦車の増産、砲弾の量産をして、大規模な軍を編成したのでした。
現在のロシアには、そのような力は最早無いということなのでしょうか。記事はロシア軍の作戦がうまくいっていないことを伝えているのです。それ以外にもロシア軍の苦境を伝える記事が散見されます。これが事実なら、ロシア軍は、現在の戦線を維持することすら難しくなるのではないかと思います。
残念ながら記事の信憑性を裏付けるだけのソースを持ち合わせていないので、推測でしかものが申せないのはつらいですね。しかし読売新聞(ウクライナ軍高官の記者会見)、産経ニュース(英国防省)と信頼できるメディアと、これまた信頼できる航空万能論さんの記事が続いているので、ロシア軍が苦境に陥り、攻勢の終末点を迎えているかもしれないと酒楽は思います。
そうだとすると、これからロシア軍は、極めて困難な事態に遭遇するでしょう。強権的な手法しか採用できない独裁者プーチン大統領は、ヒトラー同様、軍の後退を許さないかもしれません。その行き先は、敵中に孤立するドイツ第6軍と同じ運命が待っています。
ドイツ第6軍は、参謀本部の意見を無視したヒトラーにより、後退を許されず、敵中に孤立、最終的に全滅しました。これと同じことがウクライナ東部で起きる可能性があるでしょう。それは、軍と国家崩壊の序章となるでしょう。
「ロシアは負け始めた」 攻勢頓挫と英国防相 2022/8/12 産経ニュース
露軍では侵略作戦が思うように進まない責任を問われ、作戦立案に携わった司令官や将校のうち、「30~40%が解任されたか、調査対象となっている」との見方も示した。兵員の犠牲が大きいため、部隊構成も変化し、「約60%が短期契約の志願兵」になったという。
と読売新聞が伝えています。尋常ならざる事態ですね。侵攻部隊の司令官は、当初任命されていなかったようなので、侵攻作戦を立案したのは、ロシア連邦軍参謀本部になると思います。そのうち30~40%が解任されたり調査対象となっていると。
自衛隊だと、統合幕僚監部の防衛部及びその他の部署が作戦の立案に携わると思いますが、そのうち30~40%が解任されれば、統幕は機能停止に追い込まれるでしょう。統幕に勤務する幕僚は、基本的に選りすぐりの有能な幹部で構成されます。そのような人材は、人数に限りがあります。簡単に入れ替えることはできません。ロシア軍だけが、豊富な高級参謀を擁しているとは考えられません。
従って、報道が事実なら、ロシア連邦軍参謀本部は大混乱に陥っているものと想像されます。産経ニュースは、その兆候を報じているのでしょうか。
撤退準備? ロシア軍司令部がヘルソンからドニエプル川を渡り逃げ出す 2022.08.14 航空万能論GF
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さて、ロシア軍は、攻勢の終末点を迎えたのでしょうか?独ソ戦では、クルスクの戦いを境にして、ドイツ軍は攻勢の終末点を迎え、以後長く苦しい後退作戦を続けざるを得ませんでした。
それに比べると、ロシア軍の終末点は、早すぎないか?と思うほど早いと思います。まだ戦いが始まって半年です。それで終末点?ですね。これが事実なら、ロシア軍の兵站は、実にお粗末だったということになります。独ソ戦当時のソ連軍には、米国の支援があったとはいえ、膨大な戦略予備を抱え、軍需工場を後方に移転させて、再建設、戦車の増産、砲弾の量産をして、大規模な軍を編成したのでした。
現在のロシアには、そのような力は最早無いということなのでしょうか。記事はロシア軍の作戦がうまくいっていないことを伝えているのです。それ以外にもロシア軍の苦境を伝える記事が散見されます。これが事実なら、ロシア軍は、現在の戦線を維持することすら難しくなるのではないかと思います。
残念ながら記事の信憑性を裏付けるだけのソースを持ち合わせていないので、推測でしかものが申せないのはつらいですね。しかし読売新聞(ウクライナ軍高官の記者会見)、産経ニュース(英国防省)と信頼できるメディアと、これまた信頼できる航空万能論さんの記事が続いているので、ロシア軍が苦境に陥り、攻勢の終末点を迎えているかもしれないと酒楽は思います。
そうだとすると、これからロシア軍は、極めて困難な事態に遭遇するでしょう。強権的な手法しか採用できない独裁者プーチン大統領は、ヒトラー同様、軍の後退を許さないかもしれません。その行き先は、敵中に孤立するドイツ第6軍と同じ運命が待っています。
ドイツ第6軍は、参謀本部の意見を無視したヒトラーにより、後退を許されず、敵中に孤立、最終的に全滅しました。これと同じことがウクライナ東部で起きる可能性があるでしょう。それは、軍と国家崩壊の序章となるでしょう。
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