「聞く力」はもはや限界、高市経済安全保障担当相の〝個人技〟で難局突破を 2022.8/16 ZAKZAK
産経新聞論説副委員長の佐々木類氏の論考です。
政府自民党で、保守派と言えるのは、萩生田さん、高市さん、西村さん、世耕さん、新藤さんくらいでしょうか。他にもいらっしゃるのでしょうが、存じ上げません。
高市さんは、自民党総裁選で惜しくも敗れましたが、善戦しました。しかし、彼女の立ち位置を考えると、総理大臣になるのは難しいと思います。無派閥だからです。かつては清和会に所属していたようですが。
議院内閣制は、政党内でのボス争いに外なりません。政党のボスにならなければ、総理大臣にはなれません。彼女が何故派閥を離脱したのかは不明ですが、それが彼女の最大にして致命的な弱点でしょう。そういう意味では、派閥の重鎮である萩生田さんの方が総理の座に近いのかなと思います。
高市さんは、主張が勝ちすぎるのです。それが彼女の美点であると同時に、弱点なのでしょう。集団の中で、人望のあるものが同志を糾合できるのです。政界でトップを目指すなら自ら同志を糾合するか、派閥の中で頭角を現し、派閥の後ろ盾を得る、もしくは派閥の長となる、これが総理大臣への近道です。
安倍さんに「私の話を聞いてください」という場面がけっこうあったようです。安倍さんは辛抱強く話を聞いたようですが、辟易したようなこともあったと政界ゴシップ記事にはあります。
自分の政策を実現しようと思うなら、妥協が必要です。安倍さんの優れていたところは、自民党の中でも妥協し、国際政治の場でも妥協し、少しずつでも目的に近づこうとした、その姿勢ではないかと思う次第です。
総理への近道は、同志を糾合することです。もしそれができないのなら、総理大臣としては残念ながら不適格だなと思います。
菅前総理が、1年という短期間で宰相の座を退かなければならなかったのは、派閥の長ではなかったからです。各派閥に有力な宰相候補がいない場合、バランスをとるために、無派閥から総理になる場合もあるでしょう。しかし、それは暫定政権にならざるを得ないのです。
高市氏の高い理想には頷くところが多いのですが、高い理想だけで政治が動くわけではないので、そのためにこそ、同志を糾合し、同じ志の集団を作るべきです。つまり高市派を。
高市派を作ることができないのなら、総理大臣には不適です。はっきり言って。総理大臣は、各派閥、あるいは有力派閥の後ろ盾がなければ政権運営ができないのですから。その冷厳なる現実を前に、躊躇している暇はないのです。
青山繫晴氏は、政策集団「護る会」を主宰しています。派閥ではないようですが。青山さんを支持する酒楽は、青山さんのこういう行動力に賛意を表するものです。同じことを高市さんもするべきです。政治は一人ではできないのですから。
高市さん、もうあなたの意見を聞く安倍さんはいないのです。誰もあなたの後ろ盾はいないのです。後ろ盾がいなければ自分で作るしかないのです。権力は、自分の力で奪取するしかないのです。吉田茂が吉田学校を作って、自分の藩屏を築いたのと同じように、高市さんの藩屏を築き、高市派を旗揚げし、権力奪取に挑んでください。何もしなければ、総理大臣にはなれません。
高市早苗経済安保担当相〝日本初の女性首相〟候補の一番手に立つ チーム力、同志の協力が不可欠 2022.8/18 ZAKZAK
政治評論家・伊藤達美氏の論考です。酒楽と同じ考えのようです。ご参考までに。
高市さんの保守政策を国政に反映させるためにも、高市派を作るべきというのが酒楽の主張です。
産経新聞論説副委員長の佐々木類氏の論考です。
政府自民党で、保守派と言えるのは、萩生田さん、高市さん、西村さん、世耕さん、新藤さんくらいでしょうか。他にもいらっしゃるのでしょうが、存じ上げません。
高市さんは、自民党総裁選で惜しくも敗れましたが、善戦しました。しかし、彼女の立ち位置を考えると、総理大臣になるのは難しいと思います。無派閥だからです。かつては清和会に所属していたようですが。
議院内閣制は、政党内でのボス争いに外なりません。政党のボスにならなければ、総理大臣にはなれません。彼女が何故派閥を離脱したのかは不明ですが、それが彼女の最大にして致命的な弱点でしょう。そういう意味では、派閥の重鎮である萩生田さんの方が総理の座に近いのかなと思います。
高市さんは、主張が勝ちすぎるのです。それが彼女の美点であると同時に、弱点なのでしょう。集団の中で、人望のあるものが同志を糾合できるのです。政界でトップを目指すなら自ら同志を糾合するか、派閥の中で頭角を現し、派閥の後ろ盾を得る、もしくは派閥の長となる、これが総理大臣への近道です。
そういうグランドデザインが彼女に見られないのですね。政策だけが政治ではありません。他の議員から尊敬され、信頼され、この人のためなら、と思わせることが重要なのですが、彼女の言動を見ていると、そういう面が見えないのですね。
安倍さんに「私の話を聞いてください」という場面がけっこうあったようです。安倍さんは辛抱強く話を聞いたようですが、辟易したようなこともあったと政界ゴシップ記事にはあります。
自分の政策を実現しようと思うなら、妥協が必要です。安倍さんの優れていたところは、自民党の中でも妥協し、国際政治の場でも妥協し、少しずつでも目的に近づこうとした、その姿勢ではないかと思う次第です。
総理への近道は、同志を糾合することです。もしそれができないのなら、総理大臣としては残念ながら不適格だなと思います。
菅前総理が、1年という短期間で宰相の座を退かなければならなかったのは、派閥の長ではなかったからです。各派閥に有力な宰相候補がいない場合、バランスをとるために、無派閥から総理になる場合もあるでしょう。しかし、それは暫定政権にならざるを得ないのです。
高市氏の高い理想には頷くところが多いのですが、高い理想だけで政治が動くわけではないので、そのためにこそ、同志を糾合し、同じ志の集団を作るべきです。つまり高市派を。
高市派を作ることができないのなら、総理大臣には不適です。はっきり言って。総理大臣は、各派閥、あるいは有力派閥の後ろ盾がなければ政権運営ができないのですから。その冷厳なる現実を前に、躊躇している暇はないのです。
青山繫晴氏は、政策集団「護る会」を主宰しています。派閥ではないようですが。青山さんを支持する酒楽は、青山さんのこういう行動力に賛意を表するものです。同じことを高市さんもするべきです。政治は一人ではできないのですから。
高市さん、もうあなたの意見を聞く安倍さんはいないのです。誰もあなたの後ろ盾はいないのです。後ろ盾がいなければ自分で作るしかないのです。権力は、自分の力で奪取するしかないのです。吉田茂が吉田学校を作って、自分の藩屏を築いたのと同じように、高市さんの藩屏を築き、高市派を旗揚げし、権力奪取に挑んでください。何もしなければ、総理大臣にはなれません。
高市早苗経済安保担当相〝日本初の女性首相〟候補の一番手に立つ チーム力、同志の協力が不可欠 2022.8/18 ZAKZAK
政治評論家・伊藤達美氏の論考です。酒楽と同じ考えのようです。ご参考までに。
高市さんの保守政策を国政に反映させるためにも、高市派を作るべきというのが酒楽の主張です。
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