最後の世代 2022/8/17 産経ニュース
「私たちは最後の世代」 過酷なコロナ対策が拍車をかける中国の人口危機 2022.05.17 CNN
産経新聞のコラム「北京春秋」を読んでいたら、最後の世代という言葉が目に飛び込んできました。なかなか刺激的な言葉ですね。これが現実世界、しかもお隣中国のことなので、思わずじっくりと読み、更に関係記事を検索してみました。CNNから記事を引用しました。
最後の世代というのは、中国官憲が言うことを聞かない民衆に対し、「あなたがたの家族3代にわたって罰を下す」と脅したのに対し、「私たちは最後の世代なので、どうも」と返答した、というものです。
つまり子供を産むつもりはないので、その脅しは効きませんよ、という民衆の抵抗の言葉が「最後の世代」ということなのだそうです。
中国共産党独裁の中国では、少子高齢化のリスクを回避するため、一人っ子政策をやめ、3人まで生むことが許されています。この時点で中共が如何に時代錯誤かがわかりますね。子供の数を政府が決められるものではないでしょう。最初は人口増加を防止するため一人っ子政策でしたが、少子高齢化のリスクが高まると、産めよ増やせよ。機械じゃあるまいし、意志のある人間をそうやってコントロールしようとする発想が異常です。まあ最初から最後まで異常なんですけどね、共産主義と独裁国家は。
しかし、少子高齢化は、世界共通の現象で、我が国も例外ではありません。では、何故世界的に少子高齢化が進んでいるのでしょうか。ここから先は、酒楽の独断と偏見なので、真剣に考えないでくださいww
基本人間は、幸せを追求し、豊かでゆとりのある生活を送りたいと、誰もが思っている生き物です。すると育てるのにお金のかかる子供は少なければ少ないほどいい、こうなります。極端な例だと、結婚しても子供を作るつもりがない夫婦が珍しくありません。
だから子供の数は少ないほど幸せな人生になるわけなので、子供が増えるわけはありません。ではなぜ、子供を育てるのにお金がかかるのか?これも理由は簡単です。子供の高学歴を望むからです、親が。小学校時代から子供を塾に通わせ、私立中高に通わせ、浪人させてまでより偏差値の高い大学を受験させ、合格させる、これが世の中の実態でしょう。
お金はいくらあっても足りません。だから子供の数は少なければ少ないほどいいのです。学歴の差は、社会人のスタート、就職活動にもろに影響します。かつては指定校制度、今は学歴フィルターです。これが現実なのですから、子供の数が減るのは当たり前なのです。
第2次世界大戦後、世界を巻き込むような大戦は起きていません。そのため、各国一様に平和な時代を迎え、幸せを追求するようになれば、子供の数が減るのは必然だと酒楽は思います。貧乏人の子沢山など、誰もが嫌がります。人間の自然な感情です。
解決策を一つ提案したいと思います。年金の額は、子供の数に応じるようにすればいいのです。今の年金制度は、自分の積み立てた額に対し、現役世代の支えと、税金で賄われます。本来は、自分の積み立てた額に税金をプラスすればよかったのでしょうが、戦後世代の大人たちが年金を受け取れないことから、今の制度になったのだと酒楽は思います。
つまり、子供に期待しているわけです。ならば、子供を作らなかった人には、年金を支給しなければいいのです。何故なら、他の人、家族が生んだ子供が親世代全員を支えるのですから、子供を作らなかった親は、何も貢献していないからです。年金をもらう資格はないでしょう。しかも子育てにかかるお金は、自分たちの生活や預金にあてたのでしょうから、何人も子育てをした親にとってみれば、極めて不公平な制度です。子供ができない世帯も独身者も結果は同じです。子育てに必要なお金を支出していないのですから。
だから、子供を作った人数に応じて年金を支給すべきなのです。子供のいない世帯、独身者は、現役時代の負担はありますが、年金は支給されません。これが公平というものでしょう。自分たちを支えるべき子育てを放棄しながら、年金だけは貰う。おかしいですよね?
我々が最後の世代にならないようにするには、せめて年金制度を因果応報制度にしなければなりません。皆さん、そう思いませんか?
「私たちは最後の世代」 過酷なコロナ対策が拍車をかける中国の人口危機 2022.05.17 CNN
産経新聞のコラム「北京春秋」を読んでいたら、最後の世代という言葉が目に飛び込んできました。なかなか刺激的な言葉ですね。これが現実世界、しかもお隣中国のことなので、思わずじっくりと読み、更に関係記事を検索してみました。CNNから記事を引用しました。
最後の世代というのは、中国官憲が言うことを聞かない民衆に対し、「あなたがたの家族3代にわたって罰を下す」と脅したのに対し、「私たちは最後の世代なので、どうも」と返答した、というものです。
つまり子供を産むつもりはないので、その脅しは効きませんよ、という民衆の抵抗の言葉が「最後の世代」ということなのだそうです。
中国共産党独裁の中国では、少子高齢化のリスクを回避するため、一人っ子政策をやめ、3人まで生むことが許されています。この時点で中共が如何に時代錯誤かがわかりますね。子供の数を政府が決められるものではないでしょう。最初は人口増加を防止するため一人っ子政策でしたが、少子高齢化のリスクが高まると、産めよ増やせよ。機械じゃあるまいし、意志のある人間をそうやってコントロールしようとする発想が異常です。まあ最初から最後まで異常なんですけどね、共産主義と独裁国家は。
しかし、少子高齢化は、世界共通の現象で、我が国も例外ではありません。では、何故世界的に少子高齢化が進んでいるのでしょうか。ここから先は、酒楽の独断と偏見なので、真剣に考えないでくださいww
基本人間は、幸せを追求し、豊かでゆとりのある生活を送りたいと、誰もが思っている生き物です。すると育てるのにお金のかかる子供は少なければ少ないほどいい、こうなります。極端な例だと、結婚しても子供を作るつもりがない夫婦が珍しくありません。
だから子供の数は少ないほど幸せな人生になるわけなので、子供が増えるわけはありません。ではなぜ、子供を育てるのにお金がかかるのか?これも理由は簡単です。子供の高学歴を望むからです、親が。小学校時代から子供を塾に通わせ、私立中高に通わせ、浪人させてまでより偏差値の高い大学を受験させ、合格させる、これが世の中の実態でしょう。
お金はいくらあっても足りません。だから子供の数は少なければ少ないほどいいのです。学歴の差は、社会人のスタート、就職活動にもろに影響します。かつては指定校制度、今は学歴フィルターです。これが現実なのですから、子供の数が減るのは当たり前なのです。
第2次世界大戦後、世界を巻き込むような大戦は起きていません。そのため、各国一様に平和な時代を迎え、幸せを追求するようになれば、子供の数が減るのは必然だと酒楽は思います。貧乏人の子沢山など、誰もが嫌がります。人間の自然な感情です。
解決策を一つ提案したいと思います。年金の額は、子供の数に応じるようにすればいいのです。今の年金制度は、自分の積み立てた額に対し、現役世代の支えと、税金で賄われます。本来は、自分の積み立てた額に税金をプラスすればよかったのでしょうが、戦後世代の大人たちが年金を受け取れないことから、今の制度になったのだと酒楽は思います。
つまり、子供に期待しているわけです。ならば、子供を作らなかった人には、年金を支給しなければいいのです。何故なら、他の人、家族が生んだ子供が親世代全員を支えるのですから、子供を作らなかった親は、何も貢献していないからです。年金をもらう資格はないでしょう。しかも子育てにかかるお金は、自分たちの生活や預金にあてたのでしょうから、何人も子育てをした親にとってみれば、極めて不公平な制度です。子供ができない世帯も独身者も結果は同じです。子育てに必要なお金を支出していないのですから。
だから、子供を作った人数に応じて年金を支給すべきなのです。子供のいない世帯、独身者は、現役時代の負担はありますが、年金は支給されません。これが公平というものでしょう。自分たちを支えるべき子育てを放棄しながら、年金だけは貰う。おかしいですよね?
我々が最後の世代にならないようにするには、せめて年金制度を因果応報制度にしなければなりません。皆さん、そう思いませんか?
当ブログ「酒楽独語」は、自衛隊と保守政治を応援し、日本人が誇りを取り戻すことを目的としています。当ブログは、リンクフリー、引用フリーです。ただし、当ブログの記事を引用する場合は、「酒楽独語から引用」と明示してください。
ご清聴ありがとうございました。ぽちっとしていただけると励みになります。フォローバナーもよろしくお願いします。

政治ランキング

にほんブログ村
- 関連記事
-
-
文明国と野蛮国 2022/10/13
-
密かに誘導されるニッポン 2022/10/09
-
ABC予想は証明されたのか? 2022/10/02
-
あなた日本人? 2022/09/25
-
因果応報年金制度が日本を救う 2022/09/20
-
在日英国大使館前の献花 2022/09/18
-
最高指揮官が持つべき敬意 2022/09/11
-
国家の品格 2022/09/04
-
自由と不自由 2022/08/28
-
スポンサーサイト