秋の日中首脳会談模索 高官協議で対話の重要性確認 2022/8/18 産経ニュース
日中外交会談が行われました。異例の会談です。中国側は、外交担当国務委員楊潔篪氏、日本側は秋葉剛男国家安全保障局長です。
格が合いませんww中国の楊潔篪氏は国務委員で、チャイナ7の一人です。外相は王毅氏です。普通は、林外務大臣と王毅外相です。それが中国側は、外相の更に上、国務委員です。日本側は、外相ではなく、副大臣でもない、内閣府国家安全保障局長です。
何故こうなったのでしょうか。考えられるのは、中国が日本の弱みに付け込んだ可能性です。会談は、日本側が望んだのでしょう。記事を素直に読めばそうなります。日中首脳会談を行いたい、前のめりの岸田さんらしいです。そして、林大臣を中国に派遣しようとしたが、中国が拒否した、のかもしれません。
林さんは、宏池会ナンバーツーです。岸田さんは林さんを後継者にしたいのでしょう。だから重要閣僚である外務大臣に起用しました。しかも日中友好議員連盟の会長でしたから、渡りに船です。
しかし、不用意な発言で、未だに中国での外相会談は行われていません。岸田さんも林さんも林さんを中国に送り込んでの日中外相会談と日中友好を謳い、その後の日中首脳会談、日中友好を世界にアピールするのが構想でしょう。
今回の外交交渉に秋葉局長が選ばれたのは、明確な林外しだと思います。日中首脳会談をしたいのは日本です。中国はそもそも有利な立場です。更に今回の会談も日本の要請に応じてやった。しかも国務委員楊潔篪が、格下の格下である局長に会ってやった、という構図になります。中国は日本に恩を売り、日本は中国に借りを作った。日中首脳会談のために。
仮に日中首脳会談を行うことになれば、これらの経緯から、日本は最初から不利であり、中国は会ってやるぞ、という有利な局面に立って会談に臨むことができます。
会談の結果は、言うまでもありません。日本が中国の言いなりになるでしょう。岸田さんが、習近平に会いたいと思えば、こういう未来になるのです。
日中首脳会談を焦る理由は岸田さんにあります。米中首脳会談の可能性が取りざたされているので、日中首脳会談を行わなければ、日本が孤立する、と思っているからです。
もう一つは、岸田さんの功を焦る気持ちです。外交の岸田を世界にアピールしたい、安倍さんを超えたい、こういうことでしょう。
何も焦って、習近平と会う必要はありません。孤立感を深めているのは中国の方でしょう。今回の台湾への軍事的圧力は、日米や西側主要国の反発を呼びました。外交的に孤立しつつあるのは中国なのです。
そこに焦った日本が飛び込んできた、渡りに船ですね。これで日米同盟に楔を打てるかもしれないからです。日中首脳会談を餌に、日本を取り込み、日米の分断を図る、中国がこう考えたとしてもおかしくはありません。
会談は、会談したいと思った側が不利になるのです。当たり前です。日本と中国は、台湾を巡って、そして尖閣を巡って角逐しているのです。日中外相会談を直前で蹴飛ばしたのは中国なのです。だからそのまま放置していればよかったのです。
孤立を深める中国は、いずれ日中外相会談を求めてくるでしょう。それまで待てばいいのです。それを前のめりになって、功を焦るから、中国に足元を見られるのです。そして知らずに中国から恩を売られ、借りを作り、ますます自分を不利な立場に追い込む、こういうことでしょう。
習近平にひれ伏す日本。孤立を心配し、功を焦ればこういうことになるのです。
米国は岸田政権を信用していません。それは親中派の代表、林芳正氏を外務大臣に起用したからです。岸田総理の訪米~日米首脳会談は流れました。その時点で人事の失敗を悟るべきでした。この前の内閣改造で外務大臣を交代させ、高市さんを充てれば満点でした。
米中首脳会談が予定されていて、日本が孤立?認識が誤っているのです。林さんと岸田さんの中国配慮・忖度が米国の不信を買っているのです。米中首脳会談で日本が孤立するのではなく、そもそも岸田政権が信用されていないのです。最低でも林大臣を更迭くらいしないと、本当に日米同盟にひびが入るでしょう。
日中外交会談が行われました。異例の会談です。中国側は、外交担当国務委員楊潔篪氏、日本側は秋葉剛男国家安全保障局長です。
格が合いませんww中国の楊潔篪氏は国務委員で、チャイナ7の一人です。外相は王毅氏です。普通は、林外務大臣と王毅外相です。それが中国側は、外相の更に上、国務委員です。日本側は、外相ではなく、副大臣でもない、内閣府国家安全保障局長です。
何故こうなったのでしょうか。考えられるのは、中国が日本の弱みに付け込んだ可能性です。会談は、日本側が望んだのでしょう。記事を素直に読めばそうなります。日中首脳会談を行いたい、前のめりの岸田さんらしいです。そして、林大臣を中国に派遣しようとしたが、中国が拒否した、のかもしれません。
林さんは、宏池会ナンバーツーです。岸田さんは林さんを後継者にしたいのでしょう。だから重要閣僚である外務大臣に起用しました。しかも日中友好議員連盟の会長でしたから、渡りに船です。
しかし、不用意な発言で、未だに中国での外相会談は行われていません。岸田さんも林さんも林さんを中国に送り込んでの日中外相会談と日中友好を謳い、その後の日中首脳会談、日中友好を世界にアピールするのが構想でしょう。
今回の外交交渉に秋葉局長が選ばれたのは、明確な林外しだと思います。日中首脳会談をしたいのは日本です。中国はそもそも有利な立場です。更に今回の会談も日本の要請に応じてやった。しかも国務委員楊潔篪が、格下の格下である局長に会ってやった、という構図になります。中国は日本に恩を売り、日本は中国に借りを作った。日中首脳会談のために。
仮に日中首脳会談を行うことになれば、これらの経緯から、日本は最初から不利であり、中国は会ってやるぞ、という有利な局面に立って会談に臨むことができます。
会談の結果は、言うまでもありません。日本が中国の言いなりになるでしょう。岸田さんが、習近平に会いたいと思えば、こういう未来になるのです。
日中首脳会談を焦る理由は岸田さんにあります。米中首脳会談の可能性が取りざたされているので、日中首脳会談を行わなければ、日本が孤立する、と思っているからです。
もう一つは、岸田さんの功を焦る気持ちです。外交の岸田を世界にアピールしたい、安倍さんを超えたい、こういうことでしょう。
何も焦って、習近平と会う必要はありません。孤立感を深めているのは中国の方でしょう。今回の台湾への軍事的圧力は、日米や西側主要国の反発を呼びました。外交的に孤立しつつあるのは中国なのです。
そこに焦った日本が飛び込んできた、渡りに船ですね。これで日米同盟に楔を打てるかもしれないからです。日中首脳会談を餌に、日本を取り込み、日米の分断を図る、中国がこう考えたとしてもおかしくはありません。
会談は、会談したいと思った側が不利になるのです。当たり前です。日本と中国は、台湾を巡って、そして尖閣を巡って角逐しているのです。日中外相会談を直前で蹴飛ばしたのは中国なのです。だからそのまま放置していればよかったのです。
孤立を深める中国は、いずれ日中外相会談を求めてくるでしょう。それまで待てばいいのです。それを前のめりになって、功を焦るから、中国に足元を見られるのです。そして知らずに中国から恩を売られ、借りを作り、ますます自分を不利な立場に追い込む、こういうことでしょう。
習近平にひれ伏す日本。孤立を心配し、功を焦ればこういうことになるのです。
米国は岸田政権を信用していません。それは親中派の代表、林芳正氏を外務大臣に起用したからです。岸田総理の訪米~日米首脳会談は流れました。その時点で人事の失敗を悟るべきでした。この前の内閣改造で外務大臣を交代させ、高市さんを充てれば満点でした。
米中首脳会談が予定されていて、日本が孤立?認識が誤っているのです。林さんと岸田さんの中国配慮・忖度が米国の不信を買っているのです。米中首脳会談で日本が孤立するのではなく、そもそも岸田政権が信用されていないのです。最低でも林大臣を更迭くらいしないと、本当に日米同盟にひびが入るでしょう。
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