8月25日付産経ニュースの記事「阿比留瑠偉の極言御免」に「最高指揮官が持つべき敬意」と題する興味深い記事が掲載されました。
記事では、防大の卒業式で小泉首相が帽子投げを見たいということから、数年間、防大生は防大の制服姿のまま、自衛官としての任命・宣誓式に臨んでいたようです。酒楽の頃は、総理大臣は帽子投げを見ることなく退席されていましたので、そういう問題は生じなかったのです。
卒業証書授与
何故そうなったかというと、首相の拘束時間を短くするためだったようです。これはですね、卒業式を終えた学生は、居室に戻って、自衛官の制服に着替え、改めて任命・宣誓式に臨むため、時間がかかるからです。だから、誰かが首相の拘束時間を短くするため、防大の制服姿のまま、任命・宣誓式を行うようにしたのでしょうね。だけど防大当局はそんなことを言うはずがありません。防大の卒業式は、防大を卒業する儀式と、自衛官への任命・宣誓という二つの儀式を行うことに意義があるからです。
総理大臣訓示
防大の制服姿のまま任命・宣誓式に臨むのはおかしいのです。当然、陸海空自衛隊の制服姿で臨むのが正しい在り方なのです。それが儀式の美学というものでしょう。儀式は厳正でかつ美しくなければならないのです。
首相の拘束時間を短くすると進言したのは誰かということを議論しても始まりませんが、憤慨を覚えるのは酒楽だけではないでしょう。当然ですね。
そこで、国分良成学校長は、安倍総理に進言し、帽子投げを見た後、少々時間はかかるが、学生が着替え、制服姿による任命・宣誓式を行いたいと言ったそうです。そして、安倍総理は二つ返事でそれを了解された、と記事は伝えています。
自衛隊の幹部を養成する防衛大学校の卒業式と幹部候補生への任命及び幹部候補生の国家に対する宣誓、これが防大の卒業式及び任命・宣誓式です。最高指揮官である安倍元総理大臣は、士官学校である防衛大学校の卒業式、任命・宣誓式に敬意を表し、本来のあるべき姿でいいですよ、とおっしゃられたのです。そうです、それがあるべき姿です。
帽子投げ
酒楽も投げました♪ これが防大生としての最後の務めですwwこの後は学生隊舎の居室に帰り、自衛官の制服に着替え、任命・宣誓式に臨みます。
任命・宣誓式 防大タイムズNo.180 2016年03月25日
国分良成前防大校長と安倍さんに感謝申し上げます。儀式は美しくなければならないのです。美しくない儀式は儀式ではありません。そして儀式には儀式の目的があるのです。儀式は、その目的を達成するため、幾星霜を経て作り上げられていくものなのです。いっときの事情で軽々に変更してはならないのです。
宣誓を終え、総理大臣に宣誓書を渡す陸海空幹部候補生代表
これですね。これが正しい姿です。防大を卒業し、それぞれ陸海空自衛隊に入隊し、幹部候補生曹長に任命されると同時に、服務の宣誓を行い、宣誓書を最高指揮官である総理大臣に提出するのが、任命・宣誓式です。だから陸海空自の制服でなければならないのです。これを防大生の制服でやったらおかしいでしょう。余談ですが、この時の宣誓は、自衛官としての宣誓です。1年後、幹部任官時に幹部自衛官としての宣誓を行います。防大生は、防大入校時、防衛大学校学生としての宣誓を行いますので、合計三回の宣誓を行うことになります。
防大の卒業式、任命・宣誓式があるべき姿に戻ったことを寿ぐとともに、国分前校長と安倍さんに、改めて感謝申し上げたいと思う次第です。それにしても、こんなところにも安倍さんの心遣いがあったのですね。何と偉大な最高指揮官ではないですか。安倍さんを失ったことが残念でなりません。
記事では、防大の卒業式で小泉首相が帽子投げを見たいということから、数年間、防大生は防大の制服姿のまま、自衛官としての任命・宣誓式に臨んでいたようです。酒楽の頃は、総理大臣は帽子投げを見ることなく退席されていましたので、そういう問題は生じなかったのです。

何故そうなったかというと、首相の拘束時間を短くするためだったようです。これはですね、卒業式を終えた学生は、居室に戻って、自衛官の制服に着替え、改めて任命・宣誓式に臨むため、時間がかかるからです。だから、誰かが首相の拘束時間を短くするため、防大の制服姿のまま、任命・宣誓式を行うようにしたのでしょうね。だけど防大当局はそんなことを言うはずがありません。防大の卒業式は、防大を卒業する儀式と、自衛官への任命・宣誓という二つの儀式を行うことに意義があるからです。

防大の制服姿のまま任命・宣誓式に臨むのはおかしいのです。当然、陸海空自衛隊の制服姿で臨むのが正しい在り方なのです。それが儀式の美学というものでしょう。儀式は厳正でかつ美しくなければならないのです。
首相の拘束時間を短くすると進言したのは誰かということを議論しても始まりませんが、憤慨を覚えるのは酒楽だけではないでしょう。当然ですね。
そこで、国分良成学校長は、安倍総理に進言し、帽子投げを見た後、少々時間はかかるが、学生が着替え、制服姿による任命・宣誓式を行いたいと言ったそうです。そして、安倍総理は二つ返事でそれを了解された、と記事は伝えています。
自衛隊の幹部を養成する防衛大学校の卒業式と幹部候補生への任命及び幹部候補生の国家に対する宣誓、これが防大の卒業式及び任命・宣誓式です。最高指揮官である安倍元総理大臣は、士官学校である防衛大学校の卒業式、任命・宣誓式に敬意を表し、本来のあるべき姿でいいですよ、とおっしゃられたのです。そうです、それがあるべき姿です。

酒楽も投げました♪ これが防大生としての最後の務めですwwこの後は学生隊舎の居室に帰り、自衛官の制服に着替え、任命・宣誓式に臨みます。

国分良成前防大校長と安倍さんに感謝申し上げます。儀式は美しくなければならないのです。美しくない儀式は儀式ではありません。そして儀式には儀式の目的があるのです。儀式は、その目的を達成するため、幾星霜を経て作り上げられていくものなのです。いっときの事情で軽々に変更してはならないのです。

これですね。これが正しい姿です。防大を卒業し、それぞれ陸海空自衛隊に入隊し、幹部候補生曹長に任命されると同時に、服務の宣誓を行い、宣誓書を最高指揮官である総理大臣に提出するのが、任命・宣誓式です。だから陸海空自の制服でなければならないのです。これを防大生の制服でやったらおかしいでしょう。余談ですが、この時の宣誓は、自衛官としての宣誓です。1年後、幹部任官時に幹部自衛官としての宣誓を行います。防大生は、防大入校時、防衛大学校学生としての宣誓を行いますので、合計三回の宣誓を行うことになります。
防大の卒業式、任命・宣誓式があるべき姿に戻ったことを寿ぐとともに、国分前校長と安倍さんに、改めて感謝申し上げたいと思う次第です。それにしても、こんなところにも安倍さんの心遣いがあったのですね。何と偉大な最高指揮官ではないですか。安倍さんを失ったことが残念でなりません。
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