密かに誘導されるニッポン

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2022年

10月

09日 05:00

日曜独語

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密かに誘導されるニッポン

　社会が分断されている、というのが最近のメディア報道では定番のフレーズになっています。今回の安倍元総理の国葬がその典型でしたね。

　でも献花に訪れた人数と、国葬に反対する集会に参加した人数を巡って、ネットは大賑わいです♪まず献花ですが、政府発表では２万数千人、ネットでは６万人から１０万人の間です。実数は、政府発表の3～4倍だったと思われます。

「国葬」反対の市民グループが各地で集会「国葬はおかしい」　2022年9月27日　NHK政治マガジン

　市民グループは「国葬」の開式に先立って、27日正午すぎ、東京千代田区の日比谷公園で集会を開き、主催者発表によりますと、およそ2500人が集まりました。

　公平のために補足すると、日本野鳥の会のカウントでは〇〇〇人というのがネットを駆け巡りましたが、野鳥の会の声明で、それはなかったようです。

　ただし、市民グループの人数は、主催者発表なので割り引いて考える必要があるでしょう。実数は、半分にも満たないと酒楽は思います。

　こういうのを見ると、社会が分断されているというのは、左翼一流のプロパガンダだというのがよくわかりますね。実際に献花の列に加わっていると、若者から高齢者まで年齢にかかわらず安倍さんを追悼したい国民が多数存在したというのが実態だと思います。

　それに対して、国葬反対集会に参加している面々を見ると、往年の全共闘世代か？と思われるようなご老人ばかり。これで社会が分断されていると思うのはそっち系の人たちだけで、メディアの信頼はさらに低下していると思うのは酒楽だけではないと思います。

　多様性、SDGｓ、男女共同参画も流行していますね。酒楽はこういう新たに作られた言葉、概念はですね、胡散臭いと思います。それまで無かったとは言いませんが、主に左翼を中心にこういう言葉を流行らせ、世論を誘導しようとする意図があからさまだからです。昔からこういう流行は、眉に唾して聞く、のが常識です。

　世の中の実態、実情、常識的・伝統的な考えを逸脱するこれらの運動は、どう考えてもおかしいですね。それをさも得意そうにテレビで話しているコメンテーターを見ると、ますます胡散臭いと思うのはオジサンのひがみでしょうか。

　そして、テレビではそれがさも正義でもあるかのように話すので、これに正面から異を唱えるのは時間の経過とともに難しくなっている、と思います。これって、こういう時流を作り出している勢力がテレビその他のメディアを使って、不自然に流行させているのでしょうね。胡散臭い、などと言えばメディアから袋叩き似合うのは目に見えているので、良識のある人は何も言いませんが、殆どの人は賛意を示しているわけではないと思います。

　こういうサイレントマジョリティーをメディアは無視しているのですね。だからいつまで経っても立憲民主党をはじめとする野党の支持者は増えないのです。

　問題は、そういう目に見える敵ではなく、目に見えない敵ですね。例えば、沖縄の基地反対運動、北海道その他で土地を買い漁る勢力、メディアを支配する勢力などです。メディアで言えば、ＮＨＫと民間地上波放送局、文字媒体では、読売、産経、北国新聞を除く新聞、ＡＭの民放、保守系の月刊誌を除く週刊・月刊誌などなど・・・。

　ネットを検索するようになって知ったのは、これらの勢力があるときシンクロナイズして、一斉に同じ報道をすることです。それ以外の事実がなかったかのように。何度か紹介していますが、地方紙はほとんど朝日毎日系列になっていて、朝日毎日などの全国紙での報道にそぐわない事案については、地方紙を使って、密かに世論の誘導を行っています。過去記事を参照してみてください。

米兵が記者に銃口　検索結果　2022年04月09日　酒楽独語

　一部、公開期限を過ぎているメディアがあります、ご了承願います。

　国葬に反対する人が半分以上、というのも怪しいと思います。いつ、どこで、誰に、何を、どういう形で聞いたのか？という世論調査の基本的事項が公開されていないからです。メディアの世論調査ほど信頼できないものはありません。酒楽はそう思います。