【全文】岸田総理大臣 インタビュー 2022年10月14日 NHKWEB
10月14日のNHKによる岸田総理大臣に対するインタビュー記事です。酒楽は、たまたまこのインタビューを見ていたので、リアルタイムで頭に来ましたww
総理の発言を俯瞰すると「詰めていきたい」というキーワードに行きつきます。何度もこの言葉を使うのが最近の岸田さんの特徴です。以前は、検討します、でしたww
聞いていてイライラするのですよ。結論を言わない、前提が多い、制約が多い、自分の考えを決して明らかにしない(考えがない?)、こういったところでしょうか。
ただし、岸田さんのために弁護するとすれば、こういった物言いは、岸田さんだけではなく、最近の政府自民党議員に共通したものだと言えるでしょう。それにしても岸田さんは極端です。
丁寧に説明する、というのも岸田さんの常套句ですが、言葉だけが丁寧で、中身空っぽの説明をされてもねー、と正直思います。NHKのインタビュアーもおとなし過ぎて話になりません。こんな中身のないインタビューをして、地上波で放映し、視聴者から受信料を盗るのか?ふざけんな!と思いました。あ、間違えました。受信料を取るのか?の間違いでした。訂正いたします。
防衛費に関して言えば、悲観的な発言しかしていませんね。考え方を詰める、裏付けとなる財源を明らかにする、これがキーワードですね。この発言で、財務省主導の財源論に陥っているのがわかります。このままだと我が国を防衛するために必要な予算を組むことはできないでしょう。
NATO並みの2%について言えば、岸田さんは決して言質を与える発言をしません。一度もありません。つまり、防衛費をNATO並みの2%にするもりはないのでしょう。岸田さんも政府首脳も、財務を主とする官僚機構も、これ以上の防衛費の増額には反対なのでしょう。
よもぎねこさんが触れておられましたが、先般の為替への介入で、財政当局は、数兆円(おおよそ7兆円)の利益を得ています。単年度の防衛費を上回る額ですwwこれを防衛費に充当すればいいではないか、と発言されています。もちろん、これらは外貨準備高にも影響するので、それをそのまま年度予算に組み込むわけにはいかないでしょうが、大変に興味深い主張だと思う次第です。
政府自民党の主張を聞いていると、安全保障に関してこれほど鈍感な政府はないな、と思います。まあ歴代自民党政権も同じではありますが。彼らは、冷戦時代の平和に慣れ、戦争など起きるはずがない、という根拠のない自信によって支えられているのでしょう。もうそういう時代はとうに過ぎ去っているのにもかかわらず、です。
習近平は、武力による台湾解放を諦めてはいません。おそらく彼が生きていて、政権を担っている間に、必ず台湾に武力侵攻し、国家の統一を目指すものと思います。その際、我が国は、好むと好まざるとにかかわらず、中台戦争に巻き込まれます。アメリカも同じです。
ウクライナ戦争で、ロシアは遠からず核の使用を検討するでしょう。それ以外に状況を挽回する手段がないからです。ウクライナの反撃が進展し、ロシアの占領した地域を奪還し、クリミアの奪還にまで状況が推移するようだと、間違いなく核の使用を決断するのではないかと思います。何故なら、ウクライナ戦争前の国境ですら維持できず、クリミアにまで攻め込まれるような状況は、ロシアにもプーチンにも耐えられるはずがないからです。
アメリカとNATOは、プーチンの核使用を抑止するため、同じ様に核による反撃を示唆し始めています。最悪の事態は、ロシアとNATOによる核の応酬、核戦争です。次善の策は、局地的な核戦争。いずれにしてもウ・ロ両国が甚大な被害を蒙るのは明らかです。しかし、プーチンが身の安全を図るにはこれしか方法はありません。でもその前に、側近あるいは軍部によるクーデーターによってプーチンが排除される可能性もあるでしょう。後者に期待したいと思う次第です。
これらの状況を鑑みるに、NATOがロシアの核使用の抑止に失敗すれば、将来予想される中台戦争にも大きな影響を及ぼします。中国が台湾を解放するためには、米国の参戦を抑止しなければなりませんが、それに失敗すれば、今次ウクライナ戦争と同じ状況が生起するでしょう。
我が国は、間違いなく中国の核恫喝を受けるでしょう。それが戦いの常道だからです、弱いところを突くという。そして、中国に核恫喝を受けた我が国は、中台戦争への参戦を諦める公算が高いのではないかと思う次第です。現在の政府自民党を見ていると、間違いなくそう言う事態に陥ると思うのです。何故なら政府自民党に戦う覚悟が見えないからです。「遺憾である」くらいで済ませるでしょう。
結果として、戦わない日本は、世界から見放され、中台戦争後に日米安全保障条約は米国が一方的に破棄を通告するでしょう。通告から1年後、無条約の日本は、中国の前に国を守る術がありません。
これが最悪の想定です。中台戦争が、アメリカの介入によって、台湾の独立につながったとしても、日本が参戦を拒否すれば、我が国は中国にひれ伏すことになるのです。それを防止するために何が必要なのか?それは防衛力を向上させ、政府自民党の覚悟を引き出すこと以外にありません。更に言えば、国民が等しく我が国を守る覚悟を持つ必要があると思います。
国を守る気概を示さない岸田総理は、我々にとって、悲劇以外の何物でもない、と酒楽は思う次第です。
10日ほど自宅を離れていましたので、タイムリーな記事を配信することができませんでした。今日から復帰ですww
10月14日のNHKによる岸田総理大臣に対するインタビュー記事です。酒楽は、たまたまこのインタビューを見ていたので、リアルタイムで頭に来ましたww
総理の発言を俯瞰すると「詰めていきたい」というキーワードに行きつきます。何度もこの言葉を使うのが最近の岸田さんの特徴です。以前は、検討します、でしたww
聞いていてイライラするのですよ。結論を言わない、前提が多い、制約が多い、自分の考えを決して明らかにしない(考えがない?)、こういったところでしょうか。
ただし、岸田さんのために弁護するとすれば、こういった物言いは、岸田さんだけではなく、最近の政府自民党議員に共通したものだと言えるでしょう。それにしても岸田さんは極端です。
丁寧に説明する、というのも岸田さんの常套句ですが、言葉だけが丁寧で、中身空っぽの説明をされてもねー、と正直思います。NHKのインタビュアーもおとなし過ぎて話になりません。こんな中身のないインタビューをして、地上波で放映し、視聴者から受信料を盗るのか?ふざけんな!と思いました。あ、間違えました。受信料を取るのか?の間違いでした。訂正いたします。
防衛費に関して言えば、悲観的な発言しかしていませんね。考え方を詰める、裏付けとなる財源を明らかにする、これがキーワードですね。この発言で、財務省主導の財源論に陥っているのがわかります。このままだと我が国を防衛するために必要な予算を組むことはできないでしょう。
NATO並みの2%について言えば、岸田さんは決して言質を与える発言をしません。一度もありません。つまり、防衛費をNATO並みの2%にするもりはないのでしょう。岸田さんも政府首脳も、財務を主とする官僚機構も、これ以上の防衛費の増額には反対なのでしょう。
よもぎねこさんが触れておられましたが、先般の為替への介入で、財政当局は、数兆円(おおよそ7兆円)の利益を得ています。単年度の防衛費を上回る額ですwwこれを防衛費に充当すればいいではないか、と発言されています。もちろん、これらは外貨準備高にも影響するので、それをそのまま年度予算に組み込むわけにはいかないでしょうが、大変に興味深い主張だと思う次第です。
政府自民党の主張を聞いていると、安全保障に関してこれほど鈍感な政府はないな、と思います。まあ歴代自民党政権も同じではありますが。彼らは、冷戦時代の平和に慣れ、戦争など起きるはずがない、という根拠のない自信によって支えられているのでしょう。もうそういう時代はとうに過ぎ去っているのにもかかわらず、です。
習近平は、武力による台湾解放を諦めてはいません。おそらく彼が生きていて、政権を担っている間に、必ず台湾に武力侵攻し、国家の統一を目指すものと思います。その際、我が国は、好むと好まざるとにかかわらず、中台戦争に巻き込まれます。アメリカも同じです。
ウクライナ戦争で、ロシアは遠からず核の使用を検討するでしょう。それ以外に状況を挽回する手段がないからです。ウクライナの反撃が進展し、ロシアの占領した地域を奪還し、クリミアの奪還にまで状況が推移するようだと、間違いなく核の使用を決断するのではないかと思います。何故なら、ウクライナ戦争前の国境ですら維持できず、クリミアにまで攻め込まれるような状況は、ロシアにもプーチンにも耐えられるはずがないからです。
アメリカとNATOは、プーチンの核使用を抑止するため、同じ様に核による反撃を示唆し始めています。最悪の事態は、ロシアとNATOによる核の応酬、核戦争です。次善の策は、局地的な核戦争。いずれにしてもウ・ロ両国が甚大な被害を蒙るのは明らかです。しかし、プーチンが身の安全を図るにはこれしか方法はありません。でもその前に、側近あるいは軍部によるクーデーターによってプーチンが排除される可能性もあるでしょう。後者に期待したいと思う次第です。
これらの状況を鑑みるに、NATOがロシアの核使用の抑止に失敗すれば、将来予想される中台戦争にも大きな影響を及ぼします。中国が台湾を解放するためには、米国の参戦を抑止しなければなりませんが、それに失敗すれば、今次ウクライナ戦争と同じ状況が生起するでしょう。
我が国は、間違いなく中国の核恫喝を受けるでしょう。それが戦いの常道だからです、弱いところを突くという。そして、中国に核恫喝を受けた我が国は、中台戦争への参戦を諦める公算が高いのではないかと思う次第です。現在の政府自民党を見ていると、間違いなくそう言う事態に陥ると思うのです。何故なら政府自民党に戦う覚悟が見えないからです。「遺憾である」くらいで済ませるでしょう。
結果として、戦わない日本は、世界から見放され、中台戦争後に日米安全保障条約は米国が一方的に破棄を通告するでしょう。通告から1年後、無条約の日本は、中国の前に国を守る術がありません。
これが最悪の想定です。中台戦争が、アメリカの介入によって、台湾の独立につながったとしても、日本が参戦を拒否すれば、我が国は中国にひれ伏すことになるのです。それを防止するために何が必要なのか?それは防衛力を向上させ、政府自民党の覚悟を引き出すこと以外にありません。更に言えば、国民が等しく我が国を守る覚悟を持つ必要があると思います。
国を守る気概を示さない岸田総理は、我々にとって、悲劇以外の何物でもない、と酒楽は思う次第です。
10日ほど自宅を離れていましたので、タイムリーな記事を配信することができませんでした。今日から復帰ですww
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