韓国軍の最新鋭戦闘機F-35A、1年半で234回故障=韓国ネット「血税の無駄」「機密では?」Record Korea 2022年10月4日(火)
まず初めにお笑い韓国軍からですww朝鮮日報の報道によれば、昨年から作戦運用に供せられたF35Aは、計234回の飛行不可状態の指摘を受けていたということです。原因は、交換部品の購入を怠っていたこと及び後送修理を自国ではできないこと、が指摘されています。
この後送修理について言えば、アジア地域では、日本とオーストラリアが修理できることになっています。そのための投資を行い、自国で複雑な修理、メンテナンスができるということです。韓国は指定されていませんww
最後の指摘はこれを指しています。さて、韓国はどこで後送修理を行うのでしょうか?間違っても日本に修理を依頼することはないでしょう。韓国世論が認めるはずがありません。詳しくは以下の記事を参照してくださいww
相手は三菱か~言い出せないF-35の整備問題ー韓国 GLOBAL NEWS ASIA 2021年03月04日(木)
さて、我が国も韓国軍を笑うことはできません。産経ニュースは、航空自衛隊での空自機の共食い整備について報道しています。この件については、先般小野寺五典元防衛大臣も国会で説明しています。
<特報>空自軍用機で部品「共食い」3400件超 整備費不足深刻 2022/10/16 産経ニュース
酒楽も何度か言及していますが、陸上自衛隊も同じようなものです。陸自の主力戦車は、90式戦車や10式戦車に換装されつつありますが、その整備状況はお寒い限りです。90式は導入されてから概ね30年経過しています。エンジンや駆動機構は、頻繁に故障するようになっています。しかし、修理するための費用は潤沢ではありません。
エンジンは修理するために後方の整備施設に送られますが、修理に必要な部品が不足しているため、修理不能で、補給処に山積みされているのです。そのため、前線部隊における戦車の可動率は逐年低下しているのです。数字は言えません。
空自、陸自がこのような状況で、海自だけが無事であるわけがありませんね。報道されないので不明ですが、陸・空に劣らず、海自も修理費不足に悩まされているのは容易に想像できます。
予算委員会で議論されるのは、予算額であり、個別の状況が議論されることはまずありません。なので、陸海空自衛隊の装備の現状がどうなっているのかは、国会議員でさえわからないと思います。唯一理解しているのは、自民党の国防部会でしょうか。それと、青山繫晴さんが主宰する「護る会」くらいでしょう。
会計検査院は、何故これについて指摘しないのでしょうか?莫大な予算をつぎ込んで調達した重要装備品が、修理費不足のため、倉庫に眠っているのは、予算執行上、非常に問題でしょ?財務省に対して、速やかに修理費の増額を指摘するべきです。ちまちまとくだらない指摘をして、自衛隊の業務を妨害するくらいなら、少しはまともな仕事をしろよ!おーいけません、またやってしまいました。ご容赦ください。
最近、陸自は整備諸費の獲得に力を入れているようです。そのため、陸自の整備は、過去に比較して正常に機能しつつあると聞き及んでいます。しかし、当然、そのしわ寄せは、正面装備に向かいます。必要な装備を取得できない事態が続いています。
こういう状況を、政府自民党は、どのように認識しているのでしょうか?おそらく、何も危機感を抱いていないので、何とかなるだろう、くらいにしか考えていないのではないかと思います。
読者諸兄の皆様、危機はいつ訪れるのかわからないのです。油断していれば、国を失います。状況が不穏になってからでは遅いのです。戦力の増勢は、一朝一夕には実現しないのです。ロシアを見ればわかるでしょう。兵士を訓練もせずに戦場に送り出すことができないように(ロシアはそれをやって、予備役を消耗品のように損耗させていますが)、航空機、艦艇、戦車を製造して、訓練して、部隊として戦力を発揮するまでには、最低でも3~4年、最長で7~8年くらいは必要なのです。
戦争は待ってはくれないのです。予算が不足していたため、国は敗れました、とならないようにしなければなりません。その責任は、最終的には、有権者である国民一人一人の考えによって左右されるのです。民主主義国家日本では。よろしくお願いいたします。
まず初めにお笑い韓国軍からですww朝鮮日報の報道によれば、昨年から作戦運用に供せられたF35Aは、計234回の飛行不可状態の指摘を受けていたということです。原因は、交換部品の購入を怠っていたこと及び後送修理を自国ではできないこと、が指摘されています。
この後送修理について言えば、アジア地域では、日本とオーストラリアが修理できることになっています。そのための投資を行い、自国で複雑な修理、メンテナンスができるということです。韓国は指定されていませんww
最後の指摘はこれを指しています。さて、韓国はどこで後送修理を行うのでしょうか?間違っても日本に修理を依頼することはないでしょう。韓国世論が認めるはずがありません。詳しくは以下の記事を参照してくださいww
相手は三菱か~言い出せないF-35の整備問題ー韓国 GLOBAL NEWS ASIA 2021年03月04日(木)
さて、我が国も韓国軍を笑うことはできません。産経ニュースは、航空自衛隊での空自機の共食い整備について報道しています。この件については、先般小野寺五典元防衛大臣も国会で説明しています。
<特報>空自軍用機で部品「共食い」3400件超 整備費不足深刻 2022/10/16 産経ニュース
酒楽も何度か言及していますが、陸上自衛隊も同じようなものです。陸自の主力戦車は、90式戦車や10式戦車に換装されつつありますが、その整備状況はお寒い限りです。90式は導入されてから概ね30年経過しています。エンジンや駆動機構は、頻繁に故障するようになっています。しかし、修理するための費用は潤沢ではありません。
エンジンは修理するために後方の整備施設に送られますが、修理に必要な部品が不足しているため、修理不能で、補給処に山積みされているのです。そのため、前線部隊における戦車の可動率は逐年低下しているのです。数字は言えません。
空自、陸自がこのような状況で、海自だけが無事であるわけがありませんね。報道されないので不明ですが、陸・空に劣らず、海自も修理費不足に悩まされているのは容易に想像できます。
予算委員会で議論されるのは、予算額であり、個別の状況が議論されることはまずありません。なので、陸海空自衛隊の装備の現状がどうなっているのかは、国会議員でさえわからないと思います。唯一理解しているのは、自民党の国防部会でしょうか。それと、青山繫晴さんが主宰する「護る会」くらいでしょう。
会計検査院は、何故これについて指摘しないのでしょうか?莫大な予算をつぎ込んで調達した重要装備品が、修理費不足のため、倉庫に眠っているのは、予算執行上、非常に問題でしょ?財務省に対して、速やかに修理費の増額を指摘するべきです。ちまちまとくだらない指摘をして、自衛隊の業務を妨害するくらいなら、少しはまともな仕事をしろよ!おーいけません、またやってしまいました。ご容赦ください。
最近、陸自は整備諸費の獲得に力を入れているようです。そのため、陸自の整備は、過去に比較して正常に機能しつつあると聞き及んでいます。しかし、当然、そのしわ寄せは、正面装備に向かいます。必要な装備を取得できない事態が続いています。
こういう状況を、政府自民党は、どのように認識しているのでしょうか?おそらく、何も危機感を抱いていないので、何とかなるだろう、くらいにしか考えていないのではないかと思います。
読者諸兄の皆様、危機はいつ訪れるのかわからないのです。油断していれば、国を失います。状況が不穏になってからでは遅いのです。戦力の増勢は、一朝一夕には実現しないのです。ロシアを見ればわかるでしょう。兵士を訓練もせずに戦場に送り出すことができないように(ロシアはそれをやって、予備役を消耗品のように損耗させていますが)、航空機、艦艇、戦車を製造して、訓練して、部隊として戦力を発揮するまでには、最低でも3~4年、最長で7~8年くらいは必要なのです。
戦争は待ってはくれないのです。予算が不足していたため、国は敗れました、とならないようにしなければなりません。その責任は、最終的には、有権者である国民一人一人の考えによって左右されるのです。民主主義国家日本では。よろしくお願いいたします。
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