拉致被害者帰国 進展なき20年を反省せよ 2022/10/18 産経ニュース
産経の主張(社説)に偽善の匂いを感じました。引用したのは、10月18日付産経ニュースの「主張」です。産経は、拉致被害者の帰国に向けて、何ら進展のない現状に批判を行っています。曰く「政府は反省せよ」と。
しかしながら、そこには処方箋が何も描かれていません。政府は反省せよ、と言うだけです。具体的な解決策については、何も言及がありません。産経新聞も堕落したなと思います。批判するだけなら、立憲民主党と同じではないか。
拉致問題は「全て解決済み」とする北朝鮮を交渉のテーブルにつかせるためには、安倍晋三元首相が「拉致の解決なしに北朝鮮は未来を描けないと理解させる」と繰り返し述べた圧力の徹底を強化する以外に道はない。
公平を期すため、産経の解決策は上記のとおりです。しかし、酒楽の理解では、こんなことで解決できるわけがない、と思います。
では酒楽には案があるのか?と当然反論されるでしょう。そこで、相当過激ではありますが、処方箋を示したいと思います。
ムアンマル・アル=カッザーフィー Wikipedia
さらにはイラク戦争の後、ジョージ・W・ブッシュ政権率いるアメリカなど西側諸国によって新たな攻撃対象にされるのを恐れてか、2003年末には核放棄を宣言し査察団の受け入れを行った。
これですね。カダフィは、米国の斬首作戦を恐れて核開発を放棄したのです。簡単に言うと。北朝鮮に拉致されている日本人を救出するためには、まず北朝鮮に核を放棄させなければなりません。そのための処方箋が、北朝鮮に対する斬首作戦です。では、米国のカダフィ斬首作戦とはどういうものだったのでしょうか。
リビア爆撃 (1986年) Wikipedia
攻撃作戦名はエルドラド・キャニオン作戦(Operation El Dorado Canyon)と命名されている。攻撃に参加したのはイギリス駐留のF-111(48TFW,第48戦術戦闘航空団)、EF-111(20TFW,第20戦術戦闘航空団)と地中海に展開していた第6艦隊の3隻の航空母艦(アメリカ、コーラル・シー、サラトガ)搭載の艦載機隊(A-6、A-7、F/A-18、EA-6B)である。
(中略)
攻撃は15分間に渡って行われ、レーザー誘導爆弾を含む300発の爆弾が投下され、48発のミサイルが発射された。
1986年に行われたこのリビア爆撃は、カダフィに対する斬首作戦でした。攻撃そのものは成功しましたが、カダフィは、イタリアからの情報漏れにより生き残りました。しかし、その後の経過は、カダフィ(Wikipedia)に記されている通りです。
度重なる米国と西側の圧迫に耐えきれず、カダフィは、核を放棄せざるを得なかったのです。最終的にカダフィは、民衆の反乱によって命を落とすことになりました。
金正恩は、カダフィの故事をよく研究していると思います。しかし、斬首作戦は今でも有効でしょう。独裁者は、自らの生き残りが最優先です。核を持ったままでは、命も危ないと思えば、核を放棄する可能性は高いと思います。
拉致被害者の家族を帰還させられないのは、北朝鮮が核を保有し、抑止力を着々と向上させているからです。しかし、核の開発が同時に命の危険と隣り合わせだと認識すれば、核を放棄する可能性はあるでしょう。そのため、日本は、米国とともに金正恩に対する斬首作戦を決行すべきです。
米国第7艦隊と空母化された海上自衛隊の空母「かが」、航空自衛隊のF35B、空中空輸機を参加させ、日本海側から平壌上空に侵入、金正恩に対する斬首作戦を決行すればいいのです。
金正恩が核を発射しないように、十分に米国と連携を図り、核による威嚇を継続することが重要です。
これらの作戦を実行することにより、金正恩は、命の危険を感じるでしょう。うまくいけば、斬首作戦で金正恩を葬ることも可能かもしれません。北朝鮮にとって、核開発と日本人拉致が北朝鮮の崩壊と金正恩の暗殺につながることを作戦を通じて理解させることが重要なのです。
こうして初めて北朝鮮は、拉致被害者解放に向けてのテーブルに着かざるを得ないと思います。
これが酒楽の案です。過激ですねwwでも荒唐無稽だとは思いません。最も現実的な案だと思います。レーガンは偉大な大統領だったと思います。冷戦を終結に導いたのもレーガンです。最終的にカダフィを死に追いやったもレーガンです。
日本は、米国の同盟国です。リビア爆撃には、英国も協力しています。拉致被害者救出と言う大義名分は、斬首作戦の強力な後ろ盾となるでしょう。バイデンやキシダでは無理かもしれませんが、トランプが復権すれば可能でしょう。問題は、我が国の覚悟です。国民の覚悟と言ってもいいでしょう。場合によっては、核による報復攻撃さえ覚悟しなければならないのですから。しかし、それくらいの覚悟がなければ、拉致被害者を救出することはできません。
国民を救出できない政府は不要です。しかし、救出するためには、日本人の戦う意志が必要です。言葉だけで救出はできません。戦闘民族ヤマトの恐ろしさを金正恩に知らしめればいいのです。
産経新聞のように、政府を批判するだけでは拉致被害者を救出することはできないのです。酒楽の案は、過激かもしれませんが、やろうと思えばできるでしょう。
本日の酒楽の主張でした。
PS
ウクライナ戦争が核戦争を経て、ロシアの滅亡に終われば、金正恩は考え直すでしょう。ロシアの核使用に対して、米国・NATOが核による反撃をしなければ、NPT体制は有名無実になり、世界各国は、核兵器開発競争に突き進むことになります。我が国も例外ではありません。
米国はそれを許すでしょうか?バイデンであろうと、ロシアの核使用に対しては、核兵器の使用をためらわないでしょう。何故なら、核の使用をためらい、使用しなかったら、アメリカの拡大抑止(核の傘)の信頼が失われるからです。そして、アメリカは覇権を維持することができなくなる可能性が高いでしょう。そうなれば、日本も自主国防に舵を切らなければ、生き残ることは難しくなります。
覇権を維持するため、アメリカは核の使用をためらわないのです。
産経の主張(社説)に偽善の匂いを感じました。引用したのは、10月18日付産経ニュースの「主張」です。産経は、拉致被害者の帰国に向けて、何ら進展のない現状に批判を行っています。曰く「政府は反省せよ」と。
しかしながら、そこには処方箋が何も描かれていません。政府は反省せよ、と言うだけです。具体的な解決策については、何も言及がありません。産経新聞も堕落したなと思います。批判するだけなら、立憲民主党と同じではないか。
拉致問題は「全て解決済み」とする北朝鮮を交渉のテーブルにつかせるためには、安倍晋三元首相が「拉致の解決なしに北朝鮮は未来を描けないと理解させる」と繰り返し述べた圧力の徹底を強化する以外に道はない。
公平を期すため、産経の解決策は上記のとおりです。しかし、酒楽の理解では、こんなことで解決できるわけがない、と思います。
では酒楽には案があるのか?と当然反論されるでしょう。そこで、相当過激ではありますが、処方箋を示したいと思います。
ムアンマル・アル=カッザーフィー Wikipedia
さらにはイラク戦争の後、ジョージ・W・ブッシュ政権率いるアメリカなど西側諸国によって新たな攻撃対象にされるのを恐れてか、2003年末には核放棄を宣言し査察団の受け入れを行った。
これですね。カダフィは、米国の斬首作戦を恐れて核開発を放棄したのです。簡単に言うと。北朝鮮に拉致されている日本人を救出するためには、まず北朝鮮に核を放棄させなければなりません。そのための処方箋が、北朝鮮に対する斬首作戦です。では、米国のカダフィ斬首作戦とはどういうものだったのでしょうか。
リビア爆撃 (1986年) Wikipedia
攻撃作戦名はエルドラド・キャニオン作戦(Operation El Dorado Canyon)と命名されている。攻撃に参加したのはイギリス駐留のF-111(48TFW,第48戦術戦闘航空団)、EF-111(20TFW,第20戦術戦闘航空団)と地中海に展開していた第6艦隊の3隻の航空母艦(アメリカ、コーラル・シー、サラトガ)搭載の艦載機隊(A-6、A-7、F/A-18、EA-6B)である。
(中略)
攻撃は15分間に渡って行われ、レーザー誘導爆弾を含む300発の爆弾が投下され、48発のミサイルが発射された。

度重なる米国と西側の圧迫に耐えきれず、カダフィは、核を放棄せざるを得なかったのです。最終的にカダフィは、民衆の反乱によって命を落とすことになりました。
金正恩は、カダフィの故事をよく研究していると思います。しかし、斬首作戦は今でも有効でしょう。独裁者は、自らの生き残りが最優先です。核を持ったままでは、命も危ないと思えば、核を放棄する可能性は高いと思います。
拉致被害者の家族を帰還させられないのは、北朝鮮が核を保有し、抑止力を着々と向上させているからです。しかし、核の開発が同時に命の危険と隣り合わせだと認識すれば、核を放棄する可能性はあるでしょう。そのため、日本は、米国とともに金正恩に対する斬首作戦を決行すべきです。
米国第7艦隊と空母化された海上自衛隊の空母「かが」、航空自衛隊のF35B、空中空輸機を参加させ、日本海側から平壌上空に侵入、金正恩に対する斬首作戦を決行すればいいのです。
金正恩が核を発射しないように、十分に米国と連携を図り、核による威嚇を継続することが重要です。
これらの作戦を実行することにより、金正恩は、命の危険を感じるでしょう。うまくいけば、斬首作戦で金正恩を葬ることも可能かもしれません。北朝鮮にとって、核開発と日本人拉致が北朝鮮の崩壊と金正恩の暗殺につながることを作戦を通じて理解させることが重要なのです。
こうして初めて北朝鮮は、拉致被害者解放に向けてのテーブルに着かざるを得ないと思います。
これが酒楽の案です。過激ですねwwでも荒唐無稽だとは思いません。最も現実的な案だと思います。レーガンは偉大な大統領だったと思います。冷戦を終結に導いたのもレーガンです。最終的にカダフィを死に追いやったもレーガンです。
日本は、米国の同盟国です。リビア爆撃には、英国も協力しています。拉致被害者救出と言う大義名分は、斬首作戦の強力な後ろ盾となるでしょう。バイデンやキシダでは無理かもしれませんが、トランプが復権すれば可能でしょう。問題は、我が国の覚悟です。国民の覚悟と言ってもいいでしょう。場合によっては、核による報復攻撃さえ覚悟しなければならないのですから。しかし、それくらいの覚悟がなければ、拉致被害者を救出することはできません。
国民を救出できない政府は不要です。しかし、救出するためには、日本人の戦う意志が必要です。言葉だけで救出はできません。戦闘民族ヤマトの恐ろしさを金正恩に知らしめればいいのです。
産経新聞のように、政府を批判するだけでは拉致被害者を救出することはできないのです。酒楽の案は、過激かもしれませんが、やろうと思えばできるでしょう。
本日の酒楽の主張でした。
PS
ウクライナ戦争が核戦争を経て、ロシアの滅亡に終われば、金正恩は考え直すでしょう。ロシアの核使用に対して、米国・NATOが核による反撃をしなければ、NPT体制は有名無実になり、世界各国は、核兵器開発競争に突き進むことになります。我が国も例外ではありません。
米国はそれを許すでしょうか?バイデンであろうと、ロシアの核使用に対しては、核兵器の使用をためらわないでしょう。何故なら、核の使用をためらい、使用しなかったら、アメリカの拡大抑止(核の傘)の信頼が失われるからです。そして、アメリカは覇権を維持することができなくなる可能性が高いでしょう。そうなれば、日本も自主国防に舵を切らなければ、生き残ることは難しくなります。
覇権を維持するため、アメリカは核の使用をためらわないのです。
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