垂直離着陸機アウグスタウェストランド609
レオナルド、旅客・輸送用途のAW609ティルトローター機 契約獲得 2022/03/23 Fly Team
レオナルドは2022年3月、ヨーロッパを拠点とする企業と旅客・多用途輸送用にAW609ティルトローター機を4機、契約したと発表しました。契約した企業は、ヨーロッパで事業を展開する老舗企業ですが、企業名は非公表です。このAW609は、VIP、企業・旅客輸送、輸送用などさまざまな機内仕様に変更できます。
AW609 Wikipedia
AW609ティルトローター機は、V-22オスプレイのように機体の左右に大きなプロペラを装備しています。離着陸時には上に向けて運用され、飛行時には90度変えて前に向けてプロペラ機と同じように飛行します。ティルトローター機は、プロペラの角度変更が大きな特徴で、その変更時間は90秒です。ヘリコプターのように様々な場所で離着陸でき、ターボプロップ機のような航続距離や速度を備えている特徴を備えています。性能は、時速500キロメートル(km)超、航続距離は約1,400kmで、補助タンクを使用すると2,000km以上になります。
AW609の客室内は加圧され、乗客最大9名を含め、個人旅行や出張などのニーズに対応できます。さらに、救急医療サービス(EMS)、捜索救助(SAR)、オフショア運用、監視活動など、民間から政府機関まで多用途に対応できる機種です。
長々と記事を引用しました。でも酒楽が長広舌を垂れるよりいいと思ったので、そのまま記事を引用して皆様に紹介いたしました。
ご存知のようにこの飛行機は、V22オスプレイの民間バージョンです。もちろん仕様は全く異なるので、部品等の共通性はありません。
この飛行機のいいところは、ヘリコプターとプロペラ機の両方の機能を持つことです。しかも与圧されているので大きな高度で飛行することが可能です。それにしてもここまで来るのに長かったですね。1996年から開発が開始されているので、26年経過しています。間もなく型式証明が取得できるとWikiには説明されています。
小笠原諸島への定期便に使用できるのではないかと、国内でも関心が高くなっています。今脚光を浴びているドローン型の飛行機も開発されていますが、ドローン型の弱点は航続距離が短いことです。その点AW609は1,400Km、補助タンク使用で2,000Km以上となっているので、十分に実用的です。
AW609はヘリと同じ機能があるので、ビル屋上のヘリポートからでも離発着可能です。これが画期的だと思います。現在でもビル屋上のヘリポートから離発着するヘリコプターを時折見かけますが、ヘリコプターには弱点がありますね。
一つは、速度が遅いこと、二つ目は航続距離が短いこと。AW609はその欠点を克服しています。速度500Kmですから通常のヘリコプターの倍以上の速度で飛行できます。まあ、個人で所有するのは難しいでしょうが、将来乗る機会があるなら、一度乗ってみたい飛行機ですね♪
ホンダジェット
ホンダ新型ジェット、自動で「緊急着陸」できる装置導入…航続距離は1割増 2022/10/19 読売新聞オンライン
ホンダジェット Wikipedia
こちらはホンダジェットです。ホンダジェットはエンジンを主翼の上部に設置する独特の設計で世界を驚かせました。その独特の形状をとくとご覧あれ。
かっこいいですねー。そのホンダジェットですが、マイナーチェンジで航続距離が1割増したと報道されています。ホンダジェットのスペックで唯一不満なのがこの航続距離なのですね。
乗員・乗客の定員は計8人。4人が搭乗する場合の航続距離は2865キロ・メートルとなる。燃料タンクを拡張し、現行機「エリートS」より204キロ・メートル伸ばした。
記事にはこのように書かれています。アメリカでの販売を想定して事業化したので、航続距離は当初からの問題点だったようです。国土の広いアメリカは、北緯44度(サンフランシスコ~ニューヨーク)でアメリカの東西の長さをはかると約4500kmあります。
これですね。今回航続距離が伸びたと言っても1割増し。4人搭乗で約2,800キロです。かなり足りませんね。この辺がホンダジェットの弱点です。しかし、日の丸飛行機が世界の空を飛んでいるのは、日本人にとっては大変うれしいことです。更に航続距離を伸ばし、アメリカの空をホンダジェットが支配できる日を待っています♪
たまの日曜日の夢物語でした。
レオナルド、旅客・輸送用途のAW609ティルトローター機 契約獲得 2022/03/23 Fly Team
レオナルドは2022年3月、ヨーロッパを拠点とする企業と旅客・多用途輸送用にAW609ティルトローター機を4機、契約したと発表しました。契約した企業は、ヨーロッパで事業を展開する老舗企業ですが、企業名は非公表です。このAW609は、VIP、企業・旅客輸送、輸送用などさまざまな機内仕様に変更できます。

AW609ティルトローター機は、V-22オスプレイのように機体の左右に大きなプロペラを装備しています。離着陸時には上に向けて運用され、飛行時には90度変えて前に向けてプロペラ機と同じように飛行します。ティルトローター機は、プロペラの角度変更が大きな特徴で、その変更時間は90秒です。ヘリコプターのように様々な場所で離着陸でき、ターボプロップ機のような航続距離や速度を備えている特徴を備えています。性能は、時速500キロメートル(km)超、航続距離は約1,400kmで、補助タンクを使用すると2,000km以上になります。
AW609の客室内は加圧され、乗客最大9名を含め、個人旅行や出張などのニーズに対応できます。さらに、救急医療サービス(EMS)、捜索救助(SAR)、オフショア運用、監視活動など、民間から政府機関まで多用途に対応できる機種です。
長々と記事を引用しました。でも酒楽が長広舌を垂れるよりいいと思ったので、そのまま記事を引用して皆様に紹介いたしました。
ご存知のようにこの飛行機は、V22オスプレイの民間バージョンです。もちろん仕様は全く異なるので、部品等の共通性はありません。
この飛行機のいいところは、ヘリコプターとプロペラ機の両方の機能を持つことです。しかも与圧されているので大きな高度で飛行することが可能です。それにしてもここまで来るのに長かったですね。1996年から開発が開始されているので、26年経過しています。間もなく型式証明が取得できるとWikiには説明されています。
小笠原諸島への定期便に使用できるのではないかと、国内でも関心が高くなっています。今脚光を浴びているドローン型の飛行機も開発されていますが、ドローン型の弱点は航続距離が短いことです。その点AW609は1,400Km、補助タンク使用で2,000Km以上となっているので、十分に実用的です。
AW609はヘリと同じ機能があるので、ビル屋上のヘリポートからでも離発着可能です。これが画期的だと思います。現在でもビル屋上のヘリポートから離発着するヘリコプターを時折見かけますが、ヘリコプターには弱点がありますね。
一つは、速度が遅いこと、二つ目は航続距離が短いこと。AW609はその欠点を克服しています。速度500Kmですから通常のヘリコプターの倍以上の速度で飛行できます。まあ、個人で所有するのは難しいでしょうが、将来乗る機会があるなら、一度乗ってみたい飛行機ですね♪
ホンダジェット
ホンダ新型ジェット、自動で「緊急着陸」できる装置導入…航続距離は1割増 2022/10/19 読売新聞オンライン

こちらはホンダジェットです。ホンダジェットはエンジンを主翼の上部に設置する独特の設計で世界を驚かせました。その独特の形状をとくとご覧あれ。
かっこいいですねー。そのホンダジェットですが、マイナーチェンジで航続距離が1割増したと報道されています。ホンダジェットのスペックで唯一不満なのがこの航続距離なのですね。
乗員・乗客の定員は計8人。4人が搭乗する場合の航続距離は2865キロ・メートルとなる。燃料タンクを拡張し、現行機「エリートS」より204キロ・メートル伸ばした。
記事にはこのように書かれています。アメリカでの販売を想定して事業化したので、航続距離は当初からの問題点だったようです。国土の広いアメリカは、北緯44度(サンフランシスコ~ニューヨーク)でアメリカの東西の長さをはかると約4500kmあります。
これですね。今回航続距離が伸びたと言っても1割増し。4人搭乗で約2,800キロです。かなり足りませんね。この辺がホンダジェットの弱点です。しかし、日の丸飛行機が世界の空を飛んでいるのは、日本人にとっては大変うれしいことです。更に航続距離を伸ばし、アメリカの空をホンダジェットが支配できる日を待っています♪
たまの日曜日の夢物語でした。
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