韓国の旅行客はなぜ、済州(国内)ではなく日本を選択するのか 2022/10/17 wowkorea
「コロナのせいで、ホゲン(騙されやすい客)になると分かっていながら済州島に行った」
「レンタカーや宿泊費、刺身代までぼったくられて、うんざりした」
「日本や東南アジアに行ければ、済州島に行く用事はない」
高級ホテルでなくても天地知らずの宿泊料、1日20万ウォン(約2万円)がつけられたレンタカー費用、旅行の醍醐味でもある“食べ歩き”が負担になるほど上昇する食事代、景色のいい場所にあるカフェの各種パワハラなど、「あなたじゃなくても来る人は多い」というような、いわゆる“殿様商売”は旅行地での不快感を長く記憶することになる。
Wowkoreaから記事を引用しました。主要な部分を抜粋しましたのでご覧いただければと思います。
今日もお笑い韓国、ではありません。同じことが日本国内にも蔓延っているということです。いずれ自然淘汰されるでしょうから、ほーっておいてもいいのですが、日本人としては、言いたいこともあって取り上げました。
10月中旬、実は北海道に行っておりました。所用があって。そしてとある温泉地を通りがかった時のことです。車で1~2分の間に通り過ぎてしまったのですが、国道の信号は、温泉地の間に5~6個ありました。どれも押しボタン式の信号です。そして、一度も赤にならず、1分もかからずに通り過ぎたのでした。
数日後、とある記事をネットで見たので読んでみると、その温泉地にも結構お客はいるようで、そこは老舗の温泉ホテルだったのです。しかし、実際に見た限り、そのホテル以外は閑古鳥でした。観光客は見当たりません。その周辺には、「キタキツネ牧場」とか似たような観光施設の「廃墟」が何件かあったのです。
酒楽が現役時代だった頃には、結構有名は温泉街でしたが、そこを含めて、周辺の観光地や温泉街は、廃墟になったホテルや旅館、観光施設がいっぱいあるのです。
札幌に滞在した期間には、北海道の食材としては有名な魚介類をとあるお店で調達しました。そこは札幌ではありません。恵庭市の「魚はん」というスーパーです。スーパーとしては一般的なのですが、名前が示すとおり、魚介類の品ぞろえがいいのです。対象となるお客さんは地元の方が多いのですが、中には観光客と思われる方もいらっしゃいます。
魚はんのいいところは、ぼったくりではないところです。地元のお客さん相手の商売なので、ぼったくりをしたらお客は足を運ばないでしょう。直ぐにつぶれることは間違いないでしょう。
札幌には、二条市場という観光客相手の有名な市場がありますが、いまや廃墟に近いような様相で、観光客もまばらです。これまでの説明で、何故衰退しているのかの説明はしなくてもお分かりになっていただけると思います。
これと同じようなことが函館でも起きていて、観光客相手の市場は、逐年売り上げが落ちているようです。観光客相手の値段で売るからです。そのような市場は、全国津々浦々にあるでしょう。人口減の影響は、そういう施設を直撃しています。
酒楽の生まれ育った町には、結構有名な温泉ホテルがあって、いまでも繁盛しています。宿泊料金は高いです。はっきり言って。それでも全国からお客が集まります。町に特別な観光名所があるわけではありません。それでもお客が集まるのは、価格に見合う価値があるからでしょう。それは、サービスです。泉質がいいとか、素晴らしい庭園があるとか、おいしい料理が提供されるとか、も理由の一つでしょうが、ホテル側の接客態度が一番大きいのだろうと思います。
その温泉地は、かつて、昭和の古い温泉宿が林立していました。しかし生き残っているのは。その有名な温泉ホテルと、朽ち果てそうな数件の温泉宿だけです。件の温泉ホテルが競争に勝ち残り、全国区で有名な高級ホテルになったのは、経営者の経営努力以外にありません。その経営者は、県内のとある温泉宿の再建に手を貸すことになり、そちらもいまや全国区で有名なホテルとなり、今では宿泊予約も困難だと聞いています。
お客様は、対価に見合う価値があると思えばどこへでも行くのです。韓国人が済州ではなく日本を選択する理由はそこにあります。しかし、その日本国内にも努力しない観光企業は数多あり、自然淘汰される未来しか見えません。今日の韓国は明日の日本になるかもしれないのです。インバウンドだけに期待している観光地とホテルは、いずれ日本人に見放されると思います。対価に見合う企業努力をしていただきたいと思うのは、酒楽だけではないでしょう。
「コロナのせいで、ホゲン(騙されやすい客)になると分かっていながら済州島に行った」
「レンタカーや宿泊費、刺身代までぼったくられて、うんざりした」
「日本や東南アジアに行ければ、済州島に行く用事はない」
高級ホテルでなくても天地知らずの宿泊料、1日20万ウォン(約2万円)がつけられたレンタカー費用、旅行の醍醐味でもある“食べ歩き”が負担になるほど上昇する食事代、景色のいい場所にあるカフェの各種パワハラなど、「あなたじゃなくても来る人は多い」というような、いわゆる“殿様商売”は旅行地での不快感を長く記憶することになる。
Wowkoreaから記事を引用しました。主要な部分を抜粋しましたのでご覧いただければと思います。
今日もお笑い韓国、ではありません。同じことが日本国内にも蔓延っているということです。いずれ自然淘汰されるでしょうから、ほーっておいてもいいのですが、日本人としては、言いたいこともあって取り上げました。
10月中旬、実は北海道に行っておりました。所用があって。そしてとある温泉地を通りがかった時のことです。車で1~2分の間に通り過ぎてしまったのですが、国道の信号は、温泉地の間に5~6個ありました。どれも押しボタン式の信号です。そして、一度も赤にならず、1分もかからずに通り過ぎたのでした。
数日後、とある記事をネットで見たので読んでみると、その温泉地にも結構お客はいるようで、そこは老舗の温泉ホテルだったのです。しかし、実際に見た限り、そのホテル以外は閑古鳥でした。観光客は見当たりません。その周辺には、「キタキツネ牧場」とか似たような観光施設の「廃墟」が何件かあったのです。
酒楽が現役時代だった頃には、結構有名は温泉街でしたが、そこを含めて、周辺の観光地や温泉街は、廃墟になったホテルや旅館、観光施設がいっぱいあるのです。
札幌に滞在した期間には、北海道の食材としては有名な魚介類をとあるお店で調達しました。そこは札幌ではありません。恵庭市の「魚はん」というスーパーです。スーパーとしては一般的なのですが、名前が示すとおり、魚介類の品ぞろえがいいのです。対象となるお客さんは地元の方が多いのですが、中には観光客と思われる方もいらっしゃいます。
魚はんのいいところは、ぼったくりではないところです。地元のお客さん相手の商売なので、ぼったくりをしたらお客は足を運ばないでしょう。直ぐにつぶれることは間違いないでしょう。
札幌には、二条市場という観光客相手の有名な市場がありますが、いまや廃墟に近いような様相で、観光客もまばらです。これまでの説明で、何故衰退しているのかの説明はしなくてもお分かりになっていただけると思います。
これと同じようなことが函館でも起きていて、観光客相手の市場は、逐年売り上げが落ちているようです。観光客相手の値段で売るからです。そのような市場は、全国津々浦々にあるでしょう。人口減の影響は、そういう施設を直撃しています。
酒楽の生まれ育った町には、結構有名な温泉ホテルがあって、いまでも繁盛しています。宿泊料金は高いです。はっきり言って。それでも全国からお客が集まります。町に特別な観光名所があるわけではありません。それでもお客が集まるのは、価格に見合う価値があるからでしょう。それは、サービスです。泉質がいいとか、素晴らしい庭園があるとか、おいしい料理が提供されるとか、も理由の一つでしょうが、ホテル側の接客態度が一番大きいのだろうと思います。
その温泉地は、かつて、昭和の古い温泉宿が林立していました。しかし生き残っているのは。その有名な温泉ホテルと、朽ち果てそうな数件の温泉宿だけです。件の温泉ホテルが競争に勝ち残り、全国区で有名な高級ホテルになったのは、経営者の経営努力以外にありません。その経営者は、県内のとある温泉宿の再建に手を貸すことになり、そちらもいまや全国区で有名なホテルとなり、今では宿泊予約も困難だと聞いています。
お客様は、対価に見合う価値があると思えばどこへでも行くのです。韓国人が済州ではなく日本を選択する理由はそこにあります。しかし、その日本国内にも努力しない観光企業は数多あり、自然淘汰される未来しか見えません。今日の韓国は明日の日本になるかもしれないのです。インバウンドだけに期待している観光地とホテルは、いずれ日本人に見放されると思います。対価に見合う企業努力をしていただきたいと思うのは、酒楽だけではないでしょう。
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