岸田首相「ご遺志継ぐ」殉職自衛隊員追悼式 2022/11/5 産経ニュース
岸田文雄首相、殉職自衛隊員の追悼式参列 2022年11月5日 日経新聞
岸田首相の一日(5日) 2022/11/06 朝日新聞 有料記事首相
動静 5日 2022年11月6日 読売新聞
首相、自衛隊殉職隊員追悼式に出席 毎日新聞 2022/11/6 東京朝刊 有料記事
首相、殉職自衛隊員を追悼 「犠牲無にせず遺志継承」2022年11月5日 東京新聞
殉職した自衛隊員の追悼式 首相「国民の命と暮らし守り抜く」 2022年11月5日 NHK
自衛隊殉職隊員の追悼式に岸田総理出席 TBSテレビ 2022年11月5日(土)
岸田文雄首相は5日、防衛省で自衛隊殉職隊員追悼式に参列し、「尊い犠牲を無にすることなく、ご遺志を受け継ぐ」と追悼の意を示した。
追悼の対象となった35人は昨年9月から今年8月末までに公務災害による死亡と認定された隊員で、内訳は陸上自衛隊16人、海上自衛隊15人、空自4人。自衛隊の前身となる警察予備隊の発足以降、殉職者数は計2054人となった。(産経ニュース)

毎年、この時期になると自衛隊殉職隊員追悼式が行われます。場所は防衛省内の殉職隊員慰霊碑広場になります。
岸田総理の「尊い犠牲を無にすることなく、ご遺志を受け継ぐ」という言葉が、空々しく聞こえます、酒楽には。自衛官は、任官するにあたり、宣誓しているので、身をもって責務の完遂に努めた結果にしかすぎません。
ご遺志を受け継ぐという言葉にどれだけの真実が含まれているのか疑います。字義通り解釈するならば、我が国を守るため、総理大臣としてやるべきことをやるのが、総理大臣の責務かと思います。それは取りも直さず、防衛力を適正な水準に維持し、我が国の独立と平和を守ることに他ならないでしょう。
では、現在の政府自民党の防衛に対する考え方はそれに見合うものでしょうか?まったくだめでしょう。財務大臣が防衛省に対し、自己改革と合理化を求めるようなことが許されているわけですから。財務大臣のこの発言に対し、総理が𠮟責したと聞こえてこないからです。つまり総理大臣は、財務大臣の発言を暗黙のうちに認めているのでしょう。
総理、あなたも自衛隊に対し、自己改革と合理化を求めるのですか?それでは、国家のために殉職した自衛官に対する言葉と矛盾するではありませんか。いやしくも自衛官は、命を懸けて日夜任務にまい進しているのです。その自衛官に対し、自己改革も合理化も不十分だと言っているのです、総理大臣が。
整備に必要な予算も充当せず、戦うために必要な装備品も不十分で、弾薬も買えないのが現在の自衛隊です。ご遺志を継ぐというなら、速やかにこれらの予算を充当するのが総理としての最低限の責任と思料します。
国の為重きつとめを果し得で 矢弾尽き果て散るぞ悲しき
これは硫黄島守備隊司令官栗林忠道中将の辞世です。有名な歌ですので、ご存知の方が多いと思います。酒楽は、現役時代に硫黄島の戦史を勉強し、教育の一環で硫黄島の研修にも行きました。硫黄島の地下壕は、地下からの熱と硫黄の匂いで充満していました。これだけの地下陣地を構築し、数か月にわたって米軍の攻撃に耐え、しかも米軍の方が大きな犠牲を払ったのです。その類稀なる指揮統率は、永く語り伝えられることでしょう。
しかし、栗林中将の辞世で、最も重要なことは、「矢弾尽き果て散るぞ悲しき」の部分です。現在の自衛隊を象徴する部分です。大東亜戦争の激戦地硫黄島の戦いと現在の自衛隊の現状は何も変わっていないのです。ご遺志を継ぐというなら、弾を買って与えてくれ!これが全自衛官の心の叫びだ。聞いているか、総理大臣閣下!
蛇 足
冒頭に各メディアの本件に関する報道内容をわかる範囲で掲載しました。何をどのように感じ、考えるかは、主権者である皆様です。よろしくお願いいたします。
酒楽
岸田文雄首相、殉職自衛隊員の追悼式参列 2022年11月5日 日経新聞
岸田首相の一日(5日) 2022/11/06 朝日新聞 有料記事首相
動静 5日 2022年11月6日 読売新聞
首相、自衛隊殉職隊員追悼式に出席 毎日新聞 2022/11/6 東京朝刊 有料記事
首相、殉職自衛隊員を追悼 「犠牲無にせず遺志継承」2022年11月5日 東京新聞
殉職した自衛隊員の追悼式 首相「国民の命と暮らし守り抜く」 2022年11月5日 NHK
自衛隊殉職隊員の追悼式に岸田総理出席 TBSテレビ 2022年11月5日(土)
岸田文雄首相は5日、防衛省で自衛隊殉職隊員追悼式に参列し、「尊い犠牲を無にすることなく、ご遺志を受け継ぐ」と追悼の意を示した。
追悼の対象となった35人は昨年9月から今年8月末までに公務災害による死亡と認定された隊員で、内訳は陸上自衛隊16人、海上自衛隊15人、空自4人。自衛隊の前身となる警察予備隊の発足以降、殉職者数は計2054人となった。(産経ニュース)

毎年、この時期になると自衛隊殉職隊員追悼式が行われます。場所は防衛省内の殉職隊員慰霊碑広場になります。
岸田総理の「尊い犠牲を無にすることなく、ご遺志を受け継ぐ」という言葉が、空々しく聞こえます、酒楽には。自衛官は、任官するにあたり、宣誓しているので、身をもって責務の完遂に努めた結果にしかすぎません。
ご遺志を受け継ぐという言葉にどれだけの真実が含まれているのか疑います。字義通り解釈するならば、我が国を守るため、総理大臣としてやるべきことをやるのが、総理大臣の責務かと思います。それは取りも直さず、防衛力を適正な水準に維持し、我が国の独立と平和を守ることに他ならないでしょう。
では、現在の政府自民党の防衛に対する考え方はそれに見合うものでしょうか?まったくだめでしょう。財務大臣が防衛省に対し、自己改革と合理化を求めるようなことが許されているわけですから。財務大臣のこの発言に対し、総理が𠮟責したと聞こえてこないからです。つまり総理大臣は、財務大臣の発言を暗黙のうちに認めているのでしょう。
総理、あなたも自衛隊に対し、自己改革と合理化を求めるのですか?それでは、国家のために殉職した自衛官に対する言葉と矛盾するではありませんか。いやしくも自衛官は、命を懸けて日夜任務にまい進しているのです。その自衛官に対し、自己改革も合理化も不十分だと言っているのです、総理大臣が。
整備に必要な予算も充当せず、戦うために必要な装備品も不十分で、弾薬も買えないのが現在の自衛隊です。ご遺志を継ぐというなら、速やかにこれらの予算を充当するのが総理としての最低限の責任と思料します。
国の為重きつとめを果し得で 矢弾尽き果て散るぞ悲しき
これは硫黄島守備隊司令官栗林忠道中将の辞世です。有名な歌ですので、ご存知の方が多いと思います。酒楽は、現役時代に硫黄島の戦史を勉強し、教育の一環で硫黄島の研修にも行きました。硫黄島の地下壕は、地下からの熱と硫黄の匂いで充満していました。これだけの地下陣地を構築し、数か月にわたって米軍の攻撃に耐え、しかも米軍の方が大きな犠牲を払ったのです。その類稀なる指揮統率は、永く語り伝えられることでしょう。
しかし、栗林中将の辞世で、最も重要なことは、「矢弾尽き果て散るぞ悲しき」の部分です。現在の自衛隊を象徴する部分です。大東亜戦争の激戦地硫黄島の戦いと現在の自衛隊の現状は何も変わっていないのです。ご遺志を継ぐというなら、弾を買って与えてくれ!これが全自衛官の心の叫びだ。聞いているか、総理大臣閣下!
蛇 足
冒頭に各メディアの本件に関する報道内容をわかる範囲で掲載しました。何をどのように感じ、考えるかは、主権者である皆様です。よろしくお願いいたします。
酒楽
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