Amazon創業者のジェフ・ベゾス氏が17兆円超の資産の大半を寄付すると表明、曖昧な宣言に対して批判の声も 2022年11月15日 ライブドアニュース
ジェフ・ベゾス氏が自身の資産の大半を生前に寄付すると表明しました。アメリカ発のニュースで日米で注目されています。
ベゾス氏はAmazon創業者で世界有数の資産家です。注目度は高いですww金持ちは金持ちの悩みがあると言うのが引用した記事によく表れていますね。
「中国が急上昇し、日本が最下位に」年末に公表された"残念な世界ランキング"の中身 寄付も人助けもしない国 PRESIDENT Online 2022/01/04 大門小百合
プレジデントオンラインの記事では、イーロン・マスク氏が攻撃されています。そして、この記事の中に酒楽が主張したい事実が書かれているので、紹介したいと思います。
2021年10月、国連の世界食糧機構(World Food Program)の責任者であるデビット・ビーズリー氏が、何百万人もの人々を飢餓から救うため、マスクやベゾスのような億万長者に対して60億ドルを寄付するよう呼びかけるツイートをし、ちょっとした話題になった。
「世界一の富豪としてジェフ・ベゾス氏を超えたイーロン・マスクさん、おめでとう! お祝いに、一生に一度のチャンスを差し上げましょう。4200万人の飢餓に苦しむ人々を、たった66億ドルで救えるんですよ。チャンスの締め切りはもうすぐです。人々の命と同じように」
そのツイートを受け、マスク氏はWFPに対し、60億ドルで世界の飢餓を解決する方法を説明するよう求めた。彼は、国連が飢餓救済のためにお金をどのように使うのかを正確に示すことができるのであれば、「今すぐテスラ株を売って寄付する」とツイッター上で返信したのだ。
すると、今度はWFPが、「A one-time appeal to billionaires(億万長者への一度限りの訴え)」という提案を発表。ビーズリー氏が、「この飢餓危機は緊急で前例のないものだが、回避可能だ。イーロン・マスクさん、あなたは明確な計画を求めた。ここにある! 命を救うことを真剣に考えているあなたや他の誰とでも話す用意がある。2022年の飢饉を回避するためにお願いしたいのは、66億ドルだ」というツイートをした。この提案には、世界で最も裕福な人々から寄付された数十億ドルについて、食料とその輸送に35億ドル、現金と食料バウチャーに20億ドルを費やすと書かれている。
結局その後、マスク氏がWFPに寄付したかどうかは発表されていないが、「これほど世界中で飢餓に苦しむ人がいるのだから、億万長者にはもっと寄付してほしい」とWFPが言う気持ちはわかる。
最後の部分は、この記事を執筆した大門小百合氏の意見が表明されています。しかし、焦点は、記事にもあるようにマスク氏がWFPに寄付したかどうか発表されていない、という事実です。
約1年前のことですから、マスク氏が寄付したとは思えません。していれば世界的なニュースになったでしょうから。66億ドル、現在のレートで約9000億円です。酒楽の予想は、WFP側がマスク氏の質問に的確に答えられなかったことが原因だと思います。誰が考えても質問に無理があるからです。
まず4200万人の飢餓に苦しむ人はどうなったのでしょうか?2022年だとWFPは言っているのですから、何もしなければ、飢餓に苦しむ人々の大半は、餓死していることでしょう。しかしそのようなニュースは聞こえてきません。つまり、4200万人の飢餓に苦しむ人々は、今も苦しんでいるかもしれませんが、大量に餓死しているとは考えられないのです。
次に、4200万人の飢餓に苦しむ人々が仮にいたとして、今年飢餓を免れても、来年も同じような境遇にいることは容易に予想できます。今年、9000億円の寄付で、飢餓を免れても、来年はどうするのでしょうか?将来は?そういう疑問にどう答えると言うのでしょう?マスク氏がいくら大金持ちだとしても、永遠に4200万人の飢餓に苦しむ人々を救い続けることはできないでしょう。
飢餓に苦しむには、苦しむ原因がある筈です。戦争かもしれないし、政治的迫害かもしれないし、穀物の不作かもしれません。しかし穀物の不作で4200万人が飢餓に苦しんでいるとは思えませんね。そのような話は聞こえてきません。自然災害でない飢餓は殆どが人為的なものでしょう。それを解決するのは、個人ではなく、国家でしょう。それが自然な考えです。
大金持ちなのだから、多額の寄付をすることは当然だ、という風潮があるのだと思います。アメリカには。アメリカにも同調圧力があるのですね。ベゾス氏が今回寄付を表明したのは、それ以前に批判されていたからです。慈善事業に寄付する額が少ないと。
そして、WFPの件にあるように、慈善事業や寄付と言う行為には、常にいかがわしさが付きまとっていると酒楽は思います。それを唱えている人々の中には、真の慈善事業家がいるのは知っています。しかし、そんなことにかかわりのない人々が、何故ベゾス氏を批判するのでしょうか?
慈善事業や寄付と言うのは、純粋に個人の発意によらなければいけない、と酒楽は思うものです。仮にお願いするとしても、決して強制してはならないし、寄付しないからと言って批判するような問題ではないでしょう。
それを批判するアメリカは、異常な世界だと思います。それを普通は偽善と言うのです。大門氏は、『「これほど世界中で飢餓に苦しむ人がいるのだから、億万長者にはもっと寄付してほしい」とWFPが言う気持ちはわかる。』と言っています。ほんとにそうか?億万長者は、寄付しなければならないのか?それは億万長者に対する差別ではないのか?お金持ちになることはそんなに悪いことなのか?
それは資本主義の否定につながる考え方でしょう。それがいやなら共産主義の国に行けばいい。お隣は「共同富裕」と言っているではないか。酒楽は御免です。お金持ちが自身の才覚と努力で得たお金をどのように使おうがその人の勝手でしょう。それが自由主義経済を是とする国の存在意義だと思います。
お金持ちになりたい、その夢は実現できる、これが資本主義であり、自由主義国です。しかし、その結果、寄付を強制される?しなければ批判される?これっておかしいでしょう。そういう社会で、誰が望んでお金持ちになると言うのだ。息苦しい社会そのものではないか。
慈善事業にいそしんだり寄付をする人を称賛することはあっても、額が少ないと批判する人は少ないと思います。少なくともわが日本では。つまり日本はまだ健全なのでしょう。アメリカは行き過ぎているのです。そして道徳的優位に立って批判する市民や市民グループほどいかがわしい存在はありません。偽善と同調圧力の国アメリカですな。
ジェフ・ベゾス氏が自身の資産の大半を生前に寄付すると表明しました。アメリカ発のニュースで日米で注目されています。
ベゾス氏はAmazon創業者で世界有数の資産家です。注目度は高いですww金持ちは金持ちの悩みがあると言うのが引用した記事によく表れていますね。
「中国が急上昇し、日本が最下位に」年末に公表された"残念な世界ランキング"の中身 寄付も人助けもしない国 PRESIDENT Online 2022/01/04 大門小百合
プレジデントオンラインの記事では、イーロン・マスク氏が攻撃されています。そして、この記事の中に酒楽が主張したい事実が書かれているので、紹介したいと思います。
2021年10月、国連の世界食糧機構(World Food Program)の責任者であるデビット・ビーズリー氏が、何百万人もの人々を飢餓から救うため、マスクやベゾスのような億万長者に対して60億ドルを寄付するよう呼びかけるツイートをし、ちょっとした話題になった。
「世界一の富豪としてジェフ・ベゾス氏を超えたイーロン・マスクさん、おめでとう! お祝いに、一生に一度のチャンスを差し上げましょう。4200万人の飢餓に苦しむ人々を、たった66億ドルで救えるんですよ。チャンスの締め切りはもうすぐです。人々の命と同じように」
そのツイートを受け、マスク氏はWFPに対し、60億ドルで世界の飢餓を解決する方法を説明するよう求めた。彼は、国連が飢餓救済のためにお金をどのように使うのかを正確に示すことができるのであれば、「今すぐテスラ株を売って寄付する」とツイッター上で返信したのだ。
すると、今度はWFPが、「A one-time appeal to billionaires(億万長者への一度限りの訴え)」という提案を発表。ビーズリー氏が、「この飢餓危機は緊急で前例のないものだが、回避可能だ。イーロン・マスクさん、あなたは明確な計画を求めた。ここにある! 命を救うことを真剣に考えているあなたや他の誰とでも話す用意がある。2022年の飢饉を回避するためにお願いしたいのは、66億ドルだ」というツイートをした。この提案には、世界で最も裕福な人々から寄付された数十億ドルについて、食料とその輸送に35億ドル、現金と食料バウチャーに20億ドルを費やすと書かれている。
結局その後、マスク氏がWFPに寄付したかどうかは発表されていないが、「これほど世界中で飢餓に苦しむ人がいるのだから、億万長者にはもっと寄付してほしい」とWFPが言う気持ちはわかる。
最後の部分は、この記事を執筆した大門小百合氏の意見が表明されています。しかし、焦点は、記事にもあるようにマスク氏がWFPに寄付したかどうか発表されていない、という事実です。
約1年前のことですから、マスク氏が寄付したとは思えません。していれば世界的なニュースになったでしょうから。66億ドル、現在のレートで約9000億円です。酒楽の予想は、WFP側がマスク氏の質問に的確に答えられなかったことが原因だと思います。誰が考えても質問に無理があるからです。
まず4200万人の飢餓に苦しむ人はどうなったのでしょうか?2022年だとWFPは言っているのですから、何もしなければ、飢餓に苦しむ人々の大半は、餓死していることでしょう。しかしそのようなニュースは聞こえてきません。つまり、4200万人の飢餓に苦しむ人々は、今も苦しんでいるかもしれませんが、大量に餓死しているとは考えられないのです。
次に、4200万人の飢餓に苦しむ人々が仮にいたとして、今年飢餓を免れても、来年も同じような境遇にいることは容易に予想できます。今年、9000億円の寄付で、飢餓を免れても、来年はどうするのでしょうか?将来は?そういう疑問にどう答えると言うのでしょう?マスク氏がいくら大金持ちだとしても、永遠に4200万人の飢餓に苦しむ人々を救い続けることはできないでしょう。
飢餓に苦しむには、苦しむ原因がある筈です。戦争かもしれないし、政治的迫害かもしれないし、穀物の不作かもしれません。しかし穀物の不作で4200万人が飢餓に苦しんでいるとは思えませんね。そのような話は聞こえてきません。自然災害でない飢餓は殆どが人為的なものでしょう。それを解決するのは、個人ではなく、国家でしょう。それが自然な考えです。
大金持ちなのだから、多額の寄付をすることは当然だ、という風潮があるのだと思います。アメリカには。アメリカにも同調圧力があるのですね。ベゾス氏が今回寄付を表明したのは、それ以前に批判されていたからです。慈善事業に寄付する額が少ないと。
そして、WFPの件にあるように、慈善事業や寄付と言う行為には、常にいかがわしさが付きまとっていると酒楽は思います。それを唱えている人々の中には、真の慈善事業家がいるのは知っています。しかし、そんなことにかかわりのない人々が、何故ベゾス氏を批判するのでしょうか?
慈善事業や寄付と言うのは、純粋に個人の発意によらなければいけない、と酒楽は思うものです。仮にお願いするとしても、決して強制してはならないし、寄付しないからと言って批判するような問題ではないでしょう。
それを批判するアメリカは、異常な世界だと思います。それを普通は偽善と言うのです。大門氏は、『「これほど世界中で飢餓に苦しむ人がいるのだから、億万長者にはもっと寄付してほしい」とWFPが言う気持ちはわかる。』と言っています。ほんとにそうか?億万長者は、寄付しなければならないのか?それは億万長者に対する差別ではないのか?お金持ちになることはそんなに悪いことなのか?
それは資本主義の否定につながる考え方でしょう。それがいやなら共産主義の国に行けばいい。お隣は「共同富裕」と言っているではないか。酒楽は御免です。お金持ちが自身の才覚と努力で得たお金をどのように使おうがその人の勝手でしょう。それが自由主義経済を是とする国の存在意義だと思います。
お金持ちになりたい、その夢は実現できる、これが資本主義であり、自由主義国です。しかし、その結果、寄付を強制される?しなければ批判される?これっておかしいでしょう。そういう社会で、誰が望んでお金持ちになると言うのだ。息苦しい社会そのものではないか。
慈善事業にいそしんだり寄付をする人を称賛することはあっても、額が少ないと批判する人は少ないと思います。少なくともわが日本では。つまり日本はまだ健全なのでしょう。アメリカは行き過ぎているのです。そして道徳的優位に立って批判する市民や市民グループほどいかがわしい存在はありません。偽善と同調圧力の国アメリカですな。
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