阿比留瑠比の極言御免 やはり「防衛国債」でいい 2022/11/17 産経ニュース
有料記事なので重要な部分を抜粋します。
そして安倍氏は実際、翌(4月)14日の会合でこう訴えた。
「防衛予算はよく消耗費と言われるが、それは間違っている。防衛予算は次の世代に祖国を残していく予算だ。私たちが今、求められているのは予算で国家意志を示していくことだ」
保守団結の会高鳥修一代表世話人は、16日萩生田政調会長に決議文を手渡したのち、記者団に語った。
コロナ禍であり、諸物価高騰対策を政府として打っている。その状況での増税論は極めておかしい。アクセルを踏みながら同時にブレーキを踏むような政策をするから、なかなか景気も上向かない。当面は財源は国債を活用し、増税しないで行うべきだと伝えた。」萩生田氏も理解を示したとのことだがごく常識的な現状認識ではないか。首相にも正面から受け止めてほしい。(論説委員兼政治部編集委員)
以上です。
財務省は、経済対策には何のかんのと言いながら結構大盤振る舞いです。しかし、防衛予算と言うと途端に「安定財源」を言い出します。先日も言いましたが、バブル崩壊以来、政府自民党は何度となく経済対策を打ち出しています。しかし、財務省が安定財源を主張した記憶がありません。
でもこれらの経済対策の積み重ねが赤字国債の発行につながり、財政赤字を拡大させてきたのではないのでしょうか。その額は何百兆円にも上るはずです。その一部でも防衛費に回していれば、これほど悲惨な状況にはなっていないでしょう。
経済対策で赤字を垂れ流しながら防衛費を増税の犠牲にしている、のが現状でしょう。野放図に防衛費を要求しているわけでもないでしょう。財務は歴史の教訓をよく持ち出しますが、帝国陸海軍と自衛隊を一緒にしてもらっては困ります。自衛隊は戦後のシビリアンコントロール下で生まれた組織です。政治に介入することなど考えられません。もしそれを言うなら、それは自衛隊に対する不信、侮辱に他ならないでしょう。
安定財源がないから必要な防衛予算を捻出できない、結果として国を失った、こういう未来を想像したくはありませんが、財務省が言っていることはそういうことなのです。
財務省は、国家が亡くなっても財政規律を保つのか?ちゃんちゃらおかしいぞ。東大出の秀才ってのは、そんな簡単なことも理解できないのか?おーいけません、またやってしまいました。ご容赦ください。
簡単に言うと官僚の無責任のなせる業なのでしょう。経済対策は、政府自民党の責任だ。防衛費は財務省の責任だ。財政をひっ迫させるのは財務省ではない、財務省に責任はない、これが唯一にして最大の理由でしょう。
官僚は国家公務員なのですから、国家の将来について、議員先生よりもよく理解できている筈です。責任感ももちろんあるでしょう。しかしここ数十年の財務省の主張は、プライマリーバランス至上主義であり、何十年も国民を騙し続けてきました。
何度となく挑戦した消費税は、竹下首相の下で成立しました。つまりそれ以前から大蔵省財務省は財政危機を訴えてきたのです。大平正芳総理も同じでした。40年以上は財政危機を訴えてきたことでしょう。
このままでは国家財政は破綻する、と。ですが未だに財政は破綻していません。財務省はこれをどう説明するのでしょう。財政赤字が一千兆円をこえているにもかかわらず国家は破綻していません。いずれは危機は訪れるのでしょうが、オオカミ少年財務省の主張は、これっぽっちも説得力がないではないか。
特に防衛費の増大を嫌う財務省は、間違った歴史観を引きずっているとしか思えません。それは「軍隊は悪」というものです。それは軍隊の存在であり、国家財政を破綻させる直接的な原因であり、軍隊が国家を弄する存在だからであるという観念です。
酒楽は疑っています。戦前国家の中の国家と言われた帝国陸海軍が、戦後、財務省と言う名前に形を変えて、我々国民の前に立ち塞がっているのではないかと言う疑いです。
帝国陸海軍は国家を簒奪し、破滅させたかもしれません。しかし、彼らとて国家を守るために戦ったのです。では、財務省は何のために戦っているのでしょう?プライマリーバランスを維持するためですか?
有料記事なので重要な部分を抜粋します。
そして安倍氏は実際、翌(4月)14日の会合でこう訴えた。
「防衛予算はよく消耗費と言われるが、それは間違っている。防衛予算は次の世代に祖国を残していく予算だ。私たちが今、求められているのは予算で国家意志を示していくことだ」
保守団結の会高鳥修一代表世話人は、16日萩生田政調会長に決議文を手渡したのち、記者団に語った。
コロナ禍であり、諸物価高騰対策を政府として打っている。その状況での増税論は極めておかしい。アクセルを踏みながら同時にブレーキを踏むような政策をするから、なかなか景気も上向かない。当面は財源は国債を活用し、増税しないで行うべきだと伝えた。」萩生田氏も理解を示したとのことだがごく常識的な現状認識ではないか。首相にも正面から受け止めてほしい。(論説委員兼政治部編集委員)
以上です。
財務省は、経済対策には何のかんのと言いながら結構大盤振る舞いです。しかし、防衛予算と言うと途端に「安定財源」を言い出します。先日も言いましたが、バブル崩壊以来、政府自民党は何度となく経済対策を打ち出しています。しかし、財務省が安定財源を主張した記憶がありません。
でもこれらの経済対策の積み重ねが赤字国債の発行につながり、財政赤字を拡大させてきたのではないのでしょうか。その額は何百兆円にも上るはずです。その一部でも防衛費に回していれば、これほど悲惨な状況にはなっていないでしょう。
経済対策で赤字を垂れ流しながら防衛費を増税の犠牲にしている、のが現状でしょう。野放図に防衛費を要求しているわけでもないでしょう。財務は歴史の教訓をよく持ち出しますが、帝国陸海軍と自衛隊を一緒にしてもらっては困ります。自衛隊は戦後のシビリアンコントロール下で生まれた組織です。政治に介入することなど考えられません。もしそれを言うなら、それは自衛隊に対する不信、侮辱に他ならないでしょう。
安定財源がないから必要な防衛予算を捻出できない、結果として国を失った、こういう未来を想像したくはありませんが、財務省が言っていることはそういうことなのです。
財務省は、国家が亡くなっても財政規律を保つのか?ちゃんちゃらおかしいぞ。東大出の秀才ってのは、そんな簡単なことも理解できないのか?おーいけません、またやってしまいました。ご容赦ください。
簡単に言うと官僚の無責任のなせる業なのでしょう。経済対策は、政府自民党の責任だ。防衛費は財務省の責任だ。財政をひっ迫させるのは財務省ではない、財務省に責任はない、これが唯一にして最大の理由でしょう。
官僚は国家公務員なのですから、国家の将来について、議員先生よりもよく理解できている筈です。責任感ももちろんあるでしょう。しかしここ数十年の財務省の主張は、プライマリーバランス至上主義であり、何十年も国民を騙し続けてきました。
何度となく挑戦した消費税は、竹下首相の下で成立しました。つまりそれ以前から大蔵省財務省は財政危機を訴えてきたのです。大平正芳総理も同じでした。40年以上は財政危機を訴えてきたことでしょう。
このままでは国家財政は破綻する、と。ですが未だに財政は破綻していません。財務省はこれをどう説明するのでしょう。財政赤字が一千兆円をこえているにもかかわらず国家は破綻していません。いずれは危機は訪れるのでしょうが、オオカミ少年財務省の主張は、これっぽっちも説得力がないではないか。
特に防衛費の増大を嫌う財務省は、間違った歴史観を引きずっているとしか思えません。それは「軍隊は悪」というものです。それは軍隊の存在であり、国家財政を破綻させる直接的な原因であり、軍隊が国家を弄する存在だからであるという観念です。
酒楽は疑っています。戦前国家の中の国家と言われた帝国陸海軍が、戦後、財務省と言う名前に形を変えて、我々国民の前に立ち塞がっているのではないかと言う疑いです。
帝国陸海軍は国家を簒奪し、破滅させたかもしれません。しかし、彼らとて国家を守るために戦ったのです。では、財務省は何のために戦っているのでしょう?プライマリーバランスを維持するためですか?
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