ツイッター買収 SNSを運営する責任は重い 2022/11/22 読売新聞オンライン
主張 マスク氏とSNS 言論の自由はき違えるな 2022/11/9 産経ニュース
読売新聞も産経新聞も日本を代表する新聞だと酒楽は思っています。しかし、イーロン・マスクに対する両社の主張を読むと、説得力に欠けると思いました。
言論の自由は、どんな内容の投稿でも許されることを意味するものではない。(読売)
言論の自由とは、何を言っても構わないと無制限に野放しを認めたものではない。その権利行使には、相応の責任を伴う。(産経)
その理由を両紙は縷々述べているのですが、そうなのか?と思います。
よくわからないのは、SNSのプラットフォームであるツイッター社を批判しているのか、ツイッターに不適切な投稿をしている投稿者を批判しているのかよくわからないのです。
単純な理解だとツイッター社というかイーロン・マスクに忠告しているのでしょうか。
わかりにくいのは、対象はおそらくトランプ前大統領のことだと思うのですが、両紙ともそこには直接言及していないのです。これっておかしくないか?と思う訳です。
プラットフォームの言論の自由に意見するなら、ツイッター社だけではなく、メタも対象にならなければ不公平でしょう。そして、トランプ前大統領の投稿を問題にするなら、そもそもフェイスブックもツイッターも何故トランプ前大統領のアカウントを停止したのか、という根本的な問題に突っ込んで行かなくてはならない、と酒楽は思う訳です。
両紙は、はっきりと書いてはいないが、トランプ氏のアカウントを復活させたのが気に入らないのでしょう。
しかし、奥歯に物が挟まったような主張には説得力がありません。何故はっきりとトランプ氏のアカウント復活は、言論の自由に反すると主張しないのだ。それが言えなければ、何を主張しているのか理解できないと思います。
トランプ氏のツイートが暴力を扇動したと言うなら、はっきりそうと主張すべきでしょう。しかしそれを指摘せず、ツイッターと言うプラットフォームに言論の自由を脅かすなと説教を垂れても、何が言いたいのだ?と読者は思うでしょう。
トランプ前大統領のツイートが暴力を扇動したか否かは、判断は難しいと思います。なので、本稿ではそれについてこれ以上言及しようとは思いません。それよりも、両紙の主張を読んでいて思うのは、新聞と言う媒体の尊大さ、でしょうか。
両紙が紙面で主張している欄は「社説」です。社説に記者名は記載されていません。それは社全体の責任において主張していると解釈すべきなのでしょう。しかし、社を代表するのならば、代表取締役の名前で記事を書くべきだと酒楽は思います。
代表取締役社長がどなたか知りませんが、代表取締役の名前で社説や主張を公表するとなったら、社長は、毎日社説を厳しく見ていくことになるでしょう。名前がないというのは、そういうことなのだ。おそらく社説の記事を決裁しているのは、代表取締役ではないと思います。知りませんがww
ツイッターは個人の名前で、個人の責任でツイートしているのです。社説と雖も、名前の無い記事に責任はありません。酒楽はそう思います。プラットフォームであるツイッター社やイーロン・マスク氏を批判するなら、新聞はこうなっている、プラットフォームとは違うのだと、高らかに宣言し、模範を見せてもらいたいものです。個人の名前で。
この件に関する朝日新聞の主張はわかりません。全て有料記事です。つまり、朝日新聞は、この件について意見を公開したくないということでしょう。社説でさえ扱っていません。逃げているということでしょう。少なくとも公開している社説で、言論の自由に関する朝日新聞のご高説を賜りたいと思っていましたが、願いはかないませんでした。
言論の自由というテーマは、本来朝日新聞の最も得意とする分野ではなかったのか?それを全て有料記事にしてしまえば、一般読者からは「逃げた」と疑われますよ。少なくとも一つくらいは公開して、社としてのスタンスを示すべきでしょう。それとも社としての姿勢を公開したくない理由でもあるのか、朝日は?
イーロン・マスク Wikipediaから引用
「分断」消えたツイッター、SNSさまよう左翼論者はイライラ 「マストドン」へ殺到も…お得意の「反対意見の粛清」は通じず 2022.11/29 ZAKZAK
こちらはZAKZAKの記事です。
左翼お得意の「反対意見の粛清」は通じない。旧来のツイッターの左翼に偏向した運営を、より公平にしてほしいというユーザーの申し出を、マスク氏は自分のアカウントで「わかりました」と日本語で答えている。
ZAKZAKはこう主張していますが、読売、産経、朝日はこれにどう答えるのだ?左翼に偏向したツイッターを支持するのか?それとも左翼を追放して、反対意見の粛清がなくなったイーロン・マスクのツイッターを支持するのか?社説を読めば、左翼を支持しているとしか思えないが、どうなのだ?答えないメディアは尊大だ。君たちはいつからそれほど偉くなったのだ?
酒楽は、イーロン・マスクのツイッターを支持します。しかし、トランプ氏のアカウント復活を投票で決めたのには同意できません。プラットフォームとして考え方を明らかにしなければ、ユーザーは安心して投稿できないと思います。それこそ、言論の自由を守るため、しっかりとした考え方を策定し、公にするべきだと酒楽は思います。
トランプは、ツイッターには戻らない、と発言しているようですね。トランプも結構意固地ですね―ww素直に復帰すればいいのに。そうすれば、支持率はもう少し高くなると思うんだけどなー♪
主張 マスク氏とSNS 言論の自由はき違えるな 2022/11/9 産経ニュース
読売新聞も産経新聞も日本を代表する新聞だと酒楽は思っています。しかし、イーロン・マスクに対する両社の主張を読むと、説得力に欠けると思いました。
言論の自由は、どんな内容の投稿でも許されることを意味するものではない。(読売)
言論の自由とは、何を言っても構わないと無制限に野放しを認めたものではない。その権利行使には、相応の責任を伴う。(産経)
その理由を両紙は縷々述べているのですが、そうなのか?と思います。
よくわからないのは、SNSのプラットフォームであるツイッター社を批判しているのか、ツイッターに不適切な投稿をしている投稿者を批判しているのかよくわからないのです。
単純な理解だとツイッター社というかイーロン・マスクに忠告しているのでしょうか。
わかりにくいのは、対象はおそらくトランプ前大統領のことだと思うのですが、両紙ともそこには直接言及していないのです。これっておかしくないか?と思う訳です。
プラットフォームの言論の自由に意見するなら、ツイッター社だけではなく、メタも対象にならなければ不公平でしょう。そして、トランプ前大統領の投稿を問題にするなら、そもそもフェイスブックもツイッターも何故トランプ前大統領のアカウントを停止したのか、という根本的な問題に突っ込んで行かなくてはならない、と酒楽は思う訳です。
両紙は、はっきりと書いてはいないが、トランプ氏のアカウントを復活させたのが気に入らないのでしょう。
しかし、奥歯に物が挟まったような主張には説得力がありません。何故はっきりとトランプ氏のアカウント復活は、言論の自由に反すると主張しないのだ。それが言えなければ、何を主張しているのか理解できないと思います。
トランプ氏のツイートが暴力を扇動したと言うなら、はっきりそうと主張すべきでしょう。しかしそれを指摘せず、ツイッターと言うプラットフォームに言論の自由を脅かすなと説教を垂れても、何が言いたいのだ?と読者は思うでしょう。
トランプ前大統領のツイートが暴力を扇動したか否かは、判断は難しいと思います。なので、本稿ではそれについてこれ以上言及しようとは思いません。それよりも、両紙の主張を読んでいて思うのは、新聞と言う媒体の尊大さ、でしょうか。
両紙が紙面で主張している欄は「社説」です。社説に記者名は記載されていません。それは社全体の責任において主張していると解釈すべきなのでしょう。しかし、社を代表するのならば、代表取締役の名前で記事を書くべきだと酒楽は思います。
代表取締役社長がどなたか知りませんが、代表取締役の名前で社説や主張を公表するとなったら、社長は、毎日社説を厳しく見ていくことになるでしょう。名前がないというのは、そういうことなのだ。おそらく社説の記事を決裁しているのは、代表取締役ではないと思います。知りませんがww
ツイッターは個人の名前で、個人の責任でツイートしているのです。社説と雖も、名前の無い記事に責任はありません。酒楽はそう思います。プラットフォームであるツイッター社やイーロン・マスク氏を批判するなら、新聞はこうなっている、プラットフォームとは違うのだと、高らかに宣言し、模範を見せてもらいたいものです。個人の名前で。
この件に関する朝日新聞の主張はわかりません。全て有料記事です。つまり、朝日新聞は、この件について意見を公開したくないということでしょう。社説でさえ扱っていません。逃げているということでしょう。少なくとも公開している社説で、言論の自由に関する朝日新聞のご高説を賜りたいと思っていましたが、願いはかないませんでした。
言論の自由というテーマは、本来朝日新聞の最も得意とする分野ではなかったのか?それを全て有料記事にしてしまえば、一般読者からは「逃げた」と疑われますよ。少なくとも一つくらいは公開して、社としてのスタンスを示すべきでしょう。それとも社としての姿勢を公開したくない理由でもあるのか、朝日は?
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「分断」消えたツイッター、SNSさまよう左翼論者はイライラ 「マストドン」へ殺到も…お得意の「反対意見の粛清」は通じず 2022.11/29 ZAKZAK
こちらはZAKZAKの記事です。
左翼お得意の「反対意見の粛清」は通じない。旧来のツイッターの左翼に偏向した運営を、より公平にしてほしいというユーザーの申し出を、マスク氏は自分のアカウントで「わかりました」と日本語で答えている。
ZAKZAKはこう主張していますが、読売、産経、朝日はこれにどう答えるのだ?左翼に偏向したツイッターを支持するのか?それとも左翼を追放して、反対意見の粛清がなくなったイーロン・マスクのツイッターを支持するのか?社説を読めば、左翼を支持しているとしか思えないが、どうなのだ?答えないメディアは尊大だ。君たちはいつからそれほど偉くなったのだ?
酒楽は、イーロン・マスクのツイッターを支持します。しかし、トランプ氏のアカウント復活を投票で決めたのには同意できません。プラットフォームとして考え方を明らかにしなければ、ユーザーは安心して投稿できないと思います。それこそ、言論の自由を守るため、しっかりとした考え方を策定し、公にするべきだと酒楽は思います。
トランプは、ツイッターには戻らない、と発言しているようですね。トランプも結構意固地ですね―ww素直に復帰すればいいのに。そうすれば、支持率はもう少し高くなると思うんだけどなー♪
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