「多くは貯金に回り、景気浮揚効果は限定的だったとの認識を示した」。
景気浮揚策だったのか?小生は、貯蓄奨励金だと思っていた。いやー、貯蓄奨励金だったら、史上最強の政策だったのに。残念だったね、麻生大臣閣下。
どうも、日本人の特性をよく理解していないようだ。
2020年6月末家計金融資産
現金・預金 1,031兆円
現預金以外の金融資産 852兆円
合 計 1,883兆円
家計金融資産は、1,883兆円、そのうち現金・預金は、1,031兆円だ。家計金融資産に占める現金・預金の割合は、54.8%だ。世界的に見て現金・預金資産の比率は他国に比べて高い。
さて、景気浮揚策だったという、麻生大臣の発言には驚いた。リーマンショック時の定額給付金も景気浮揚策としては失敗だったと、自ら言っているではないか。失敗だとわかっている政策を実施したのか?
政府の財政出動と減税、加えて金融緩和、これが経済政策の王道だと、6月だか、7月に発言していたよね。わかっているのに、真逆の政策を実施するのはなぜだ?それともわかっていなかったのか?
日本人は、先を読むのだ。先行きに不安がある時、日本人は貯金するのだ。先行きの不安とは何か?いつまでたっても不況から抜け出せないという予想だ。政府の経済政策を信用していないのだ。増税と、プライマリーバランスのみ強調する財務省省の政策では景気は良くならない、と国民は思っているのだ。だから、先行き不安で貯蓄に走るのだ。
今回の現金給付策は、国民にとって、渡りに船だった。これで、また貯金が増える。麻生さん、ありがとうございます。こういうことなのだ。そうなることは誰でもわかる。小生もそう思っていた。みんなが貯金するだろうなと。パーッと使うような能天気な国民はいないのだ。

景気浮揚を目指すなら、減税が一番わかりやすく、効果が高い。だが、相変わらず増税路線だ。馬鹿じゃないの?こういうのをアクセルとブレーキを同時に踏む、と言うのだ。
思い切って、消費税を期限付きで廃止、大幅な財出動を実施して、2%インフレを実現すべし。好況が訪れ、企業の経済指標は上昇し、空前の好景気が訪れよう。企業の決算は上向き、設備投資が増え、給与は増えるだろう。結果、法人税収も所得税収も増え、政府債務は削減される。これが王道の経済政策だ。
日本人は、馬鹿ではないのだ。かつて、狂乱物価の時代、人々は争って物を買い、家を買い、日本中が好景気だった。物価も地価も上昇するという前提で、経済が回っていたのだ。無理して、土地や家を買っても、インフレと給与増によって、借金の負担は小さかった。だから、当時、個人も企業も借金してでも家を買い、物を買い、投資したのだ。
先行きが明るければ、日本人だってお金を使うのだ。だが、政府の真逆の政策を見て、将来を悲観する日本人は、貯蓄するしかないのだ。無能な政府の責任だ。
現金給付に景気浮揚の効果が見込めないのを知りながら、政策を実施した麻生財務大臣、あなたは、それでも財務大臣か。責任を感じないのか?
麻生氏「10万円は貯金に」 コロナ対策の一律給付で
新型コロナ 政治 2020/10/24 22:48 日経新聞
麻生太郎副総理兼財務相は24日、新型コロナウイルス対策で配られた一律10万円の「特別定額給付金」の多くは貯金に回り、景気浮揚効果は限定的だったとの認識を示した。福岡市で開いた自身の政治資金パーティーで「(個人の)現金がなくなって大変だということで実施した。当然、貯金は減ると思ったらとんでもない。その分だけ貯金は増えた」と述べた。
同時に「お金に困っている方の数は少ない。ゼロではないですよ。困っておられる方もいらっしゃる。だが、現実問題として、預金、貯金は増えた」と語った。
麻生氏は、リーマン・ショック後の2009年、自身の首相在任時に実施した1人当たり1万2千円の「定額給付金」は失敗だったとして、当初、新型コロナ対策での現金給付は対象を限るべきだとの見解を示していた。
日経新聞から引用した。
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景気浮揚策だったのか?小生は、貯蓄奨励金だと思っていた。いやー、貯蓄奨励金だったら、史上最強の政策だったのに。残念だったね、麻生大臣閣下。
どうも、日本人の特性をよく理解していないようだ。
2020年6月末家計金融資産
現金・預金 1,031兆円
現預金以外の金融資産 852兆円
合 計 1,883兆円
家計金融資産は、1,883兆円、そのうち現金・預金は、1,031兆円だ。家計金融資産に占める現金・預金の割合は、54.8%だ。世界的に見て現金・預金資産の比率は他国に比べて高い。
さて、景気浮揚策だったという、麻生大臣の発言には驚いた。リーマンショック時の定額給付金も景気浮揚策としては失敗だったと、自ら言っているではないか。失敗だとわかっている政策を実施したのか?
政府の財政出動と減税、加えて金融緩和、これが経済政策の王道だと、6月だか、7月に発言していたよね。わかっているのに、真逆の政策を実施するのはなぜだ?それともわかっていなかったのか?
日本人は、先を読むのだ。先行きに不安がある時、日本人は貯金するのだ。先行きの不安とは何か?いつまでたっても不況から抜け出せないという予想だ。政府の経済政策を信用していないのだ。増税と、プライマリーバランスのみ強調する財務省省の政策では景気は良くならない、と国民は思っているのだ。だから、先行き不安で貯蓄に走るのだ。
今回の現金給付策は、国民にとって、渡りに船だった。これで、また貯金が増える。麻生さん、ありがとうございます。こういうことなのだ。そうなることは誰でもわかる。小生もそう思っていた。みんなが貯金するだろうなと。パーッと使うような能天気な国民はいないのだ。

景気浮揚を目指すなら、減税が一番わかりやすく、効果が高い。だが、相変わらず増税路線だ。馬鹿じゃないの?こういうのをアクセルとブレーキを同時に踏む、と言うのだ。
思い切って、消費税を期限付きで廃止、大幅な財出動を実施して、2%インフレを実現すべし。好況が訪れ、企業の経済指標は上昇し、空前の好景気が訪れよう。企業の決算は上向き、設備投資が増え、給与は増えるだろう。結果、法人税収も所得税収も増え、政府債務は削減される。これが王道の経済政策だ。
日本人は、馬鹿ではないのだ。かつて、狂乱物価の時代、人々は争って物を買い、家を買い、日本中が好景気だった。物価も地価も上昇するという前提で、経済が回っていたのだ。無理して、土地や家を買っても、インフレと給与増によって、借金の負担は小さかった。だから、当時、個人も企業も借金してでも家を買い、物を買い、投資したのだ。
先行きが明るければ、日本人だってお金を使うのだ。だが、政府の真逆の政策を見て、将来を悲観する日本人は、貯蓄するしかないのだ。無能な政府の責任だ。
現金給付に景気浮揚の効果が見込めないのを知りながら、政策を実施した麻生財務大臣、あなたは、それでも財務大臣か。責任を感じないのか?
麻生氏「10万円は貯金に」 コロナ対策の一律給付で
新型コロナ 政治 2020/10/24 22:48 日経新聞
麻生太郎副総理兼財務相は24日、新型コロナウイルス対策で配られた一律10万円の「特別定額給付金」の多くは貯金に回り、景気浮揚効果は限定的だったとの認識を示した。福岡市で開いた自身の政治資金パーティーで「(個人の)現金がなくなって大変だということで実施した。当然、貯金は減ると思ったらとんでもない。その分だけ貯金は増えた」と述べた。
同時に「お金に困っている方の数は少ない。ゼロではないですよ。困っておられる方もいらっしゃる。だが、現実問題として、預金、貯金は増えた」と語った。
麻生氏は、リーマン・ショック後の2009年、自身の首相在任時に実施した1人当たり1万2千円の「定額給付金」は失敗だったとして、当初、新型コロナ対策での現金給付は対象を限るべきだとの見解を示していた。
日経新聞から引用した。
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