古巣の陸上幕僚監部に年末の挨拶に行ったついでに、市ヶ谷駐屯地内にある慰霊碑に立ち寄ってまいりました。

防衛省内は、既に年末年始休暇に入っているようで、閑散としていました。そして、一人静かに慰霊碑に参り、同期の霊を慰めました。彼が亡くなったのはもう30年ほど前になります。
酒楽は既に退職していますので、仕事で命の危険にさらされることはありません。しかし、現役の自衛官と話していると、彼らの任務の重さを改めて感じますね。防衛費の増加は喜ばしい限りですが、日本を取り巻く安全保障環境が厳しさを増していることの裏返しなのですから、手放しで喜ぶ訳にも参りません。

こちらは夕焼けです。いつもの散歩道で。夏ならまだ明るいのですが、冬至を過ぎたばかりで、夕方あっという間に暗くなりますね。
先々月、北海道に行った折、同期のエンちゃんに十数年ぶりに会いました。色々話していて、酒楽の記憶違いが明らかになりました。
日曜独語 水泳訓練 東京湾 2022年07月17日 05:00 酒楽独語
エンちゃんは、4キロ組だったと書いていますが、正しくは8キロを完泳したのです。本人に確認しました。何十年も前の話だとこういう記憶違いがあるのですね、申し訳ございません。
で、エンちゃんと話していたら、実は彼は海自を希望していたのだそうです。これには更に驚きました。あんなに泳ぎで苦労していたのに海上自衛隊を希望?
理由はですね、かっこいい、からだったそうです。しかし、あるとき中隊指導官に呼ばれて、「君は海上自衛隊よりも陸上自衛隊があっている、陸上自衛隊に希望を変更してはどうか?」と言われ、あっさりと陸自に決めたそうなのです。うーん、そんなことがあったのか。
陸海空を決める時には、悲喜こもごもあるのです。酒楽は陸自希望だったので何も問題はありませんでしたが、海空を希望した同期の中には、行けなくて泣いていた者もいたのです。 陸はですね、一番人数が多いので、はっきり言えば、希望すれば誰でも行けたのです。海空は逆です。それにしても、エンちゃんが海上希望だったのには驚き、更に指導官の指導によって、あっさりと陸に鞍替えしてたのには更に驚きました。
酒楽が何故陸を希望したのかですが、理由は二つありました。一つは、祖父が帝国陸軍の将校だったから。二つ目は、母の意向です。夏休みに帰省した折に母が呟いたのです。「飛行機は落ちる、船は沈む」と。あー、陸に行けということなのだなと。
まあそのおかげかどうか、無事に現役を退き、現在に至っているわけですから、母には感謝以外の言葉はありません。今も草葉の陰から酒楽を見守っていると思います。

防衛省内は、既に年末年始休暇に入っているようで、閑散としていました。そして、一人静かに慰霊碑に参り、同期の霊を慰めました。彼が亡くなったのはもう30年ほど前になります。
酒楽は既に退職していますので、仕事で命の危険にさらされることはありません。しかし、現役の自衛官と話していると、彼らの任務の重さを改めて感じますね。防衛費の増加は喜ばしい限りですが、日本を取り巻く安全保障環境が厳しさを増していることの裏返しなのですから、手放しで喜ぶ訳にも参りません。

こちらは夕焼けです。いつもの散歩道で。夏ならまだ明るいのですが、冬至を過ぎたばかりで、夕方あっという間に暗くなりますね。
先々月、北海道に行った折、同期のエンちゃんに十数年ぶりに会いました。色々話していて、酒楽の記憶違いが明らかになりました。
日曜独語 水泳訓練 東京湾 2022年07月17日 05:00 酒楽独語
エンちゃんは、4キロ組だったと書いていますが、正しくは8キロを完泳したのです。本人に確認しました。何十年も前の話だとこういう記憶違いがあるのですね、申し訳ございません。
で、エンちゃんと話していたら、実は彼は海自を希望していたのだそうです。これには更に驚きました。あんなに泳ぎで苦労していたのに海上自衛隊を希望?
理由はですね、かっこいい、からだったそうです。しかし、あるとき中隊指導官に呼ばれて、「君は海上自衛隊よりも陸上自衛隊があっている、陸上自衛隊に希望を変更してはどうか?」と言われ、あっさりと陸自に決めたそうなのです。うーん、そんなことがあったのか。
陸海空を決める時には、悲喜こもごもあるのです。酒楽は陸自希望だったので何も問題はありませんでしたが、海空を希望した同期の中には、行けなくて泣いていた者もいたのです。 陸はですね、一番人数が多いので、はっきり言えば、希望すれば誰でも行けたのです。海空は逆です。それにしても、エンちゃんが海上希望だったのには驚き、更に指導官の指導によって、あっさりと陸に鞍替えしてたのには更に驚きました。
酒楽が何故陸を希望したのかですが、理由は二つありました。一つは、祖父が帝国陸軍の将校だったから。二つ目は、母の意向です。夏休みに帰省した折に母が呟いたのです。「飛行機は落ちる、船は沈む」と。あー、陸に行けということなのだなと。
まあそのおかげかどうか、無事に現役を退き、現在に至っているわけですから、母には感謝以外の言葉はありません。今も草葉の陰から酒楽を見守っていると思います。
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