プロフィール

酒楽

Author:酒楽
 自衛隊を応援するとともに真正保守政治を確立し、日本人の誇りを取り戻すブログ。

最新記事

プライバシーポリシー

当サイトに掲載されている広告について 当サイトでは、第三者配信の広告サービス(Googleアドセンス、A8.net、Amazonアソシエイト、バリューコマース、iTunes アフィリエイトプログラム)を利用しています。 このような広告配信事業者は、ユーザーの興味に応じた商品やサービスの広告を表示するため、当サイトや他サイトへのアクセスに関する情報 『Cookie』(氏名、住所、メール アドレス、電話番号は含まれません) を使用することがあります。 またGoogleアドセンスに関して、このプロセスの詳細やこのような情報が広告配信事業者に使用されないようにする方法については、こちらをクリックしてください。 当サイトが使用しているアクセス解析ツールについて 当サイトでは、Googleによるアクセス解析ツール「Googleアナリティクス」を利用しています。 このGoogleアナリティクスはトラフィックデータの収集のためにCookieを使用しています。 このトラフィックデータは匿名で収集されており、個人を特定するものではありません。 この機能はCookieを無効にすることで収集を拒否することが出来ますので、お使いのブラウザの設定をご確認ください。 この規約に関して、詳しくはこちら、またはこちらをクリックしてください。 当サイトへのコメントについて 当サイトでは、スパム・荒らしへの対応として、コメントの際に使用されたIPアドレスを記録しています。 これはブログの標準機能としてサポートされている機能で、スパム・荒らしへの対応以外にこのIPアドレスを使用することはありません。 また、メールアドレスとURLの入力に関しては、任意となっております。 全てのコメントは管理人であるハルトが事前にその内容を確認し、承認した上での掲載となりますことをあらかじめご了承下さい。 加えて、次の各号に掲げる内容を含むコメントは管理人の裁量によって承認せず、削除する事があります。 •特定の自然人または法人を誹謗し、中傷するもの。 •極度にわいせつな内容を含むもの。 •禁制品の取引に関するものや、他者を害する行為の依頼など、法律によって禁止されている物品、行為の依頼や斡旋などに関するもの。 •その他、公序良俗に反し、または管理人によって承認すべきでないと認められるもの。
0 コメント

日曜独語 お前のような若造に何がわかる!

朝晴れエッセー わかぞう 10月22日 産経新聞

 「お前のような若造に何がわかる!」

 もうすぐ70歳になる夫が「わかぞう」と言われた。言ったのは80代半ばの男性だ。

 産経新聞、10月22日付、朝晴れエッセーの冒頭部分です。いやー、いいですねー。こういう言葉、久しく聞いたことがありません。

 お前のような若造に何がわかる!これと同じようなことを酒楽も言われたことがあります。それはですね、酒楽が初級幹部だった頃のことです。

 最初の部隊に配置されたのは、幹部候補生学校を卒業した直後、北海道の部隊でした。酒楽は23歳。10月から次の年の1月初めまでの3か月間は、隊付きといって部隊に配置にはなりますが、特に仕事はありません。見習士官です。

 そして、年明けから9月末までは、幹部初級課程に入校し、職種の小隊長として必要な知識、技能を習得します。それが終了して、10月に部隊に復帰し、ようやく小隊長となります。齢24歳。酒楽も小隊長に任命されました。編制定員は約30名。実際の充足は20名ほど。それでも北海道の部隊は充足が高い方でした。本州以南の部隊では、充足率はもっと低かったでしょう。

 小隊長の下には班があります。3コ班。班長ですね。そして、小隊陸曹が小隊長を補佐します。酒楽の最初の小隊陸曹は、酒楽の父親とほぼ同年齢でした。小隊陸曹から見れば、酒楽など鼻たれ小僧です。小隊陸曹は、1等陸曹。ベテランです。

 小隊陸曹から見れば、酒楽は「わかぞう」です。文字通り。朝晴れエッセーでは86歳から見た70歳。まあ、わかぞうですかね。ただし、間もなく70歳ですから、世間的には決して若造ではなく、立派な年配者です。その年配者に向かって「お前のようなわかぞう」といった86歳の男性の気持ちもわかりますがww

 しかし、酒楽の小隊長時代は、文字通り若造が幹部であり、小隊を指揮するのです。これはですね、なかなか厳しい現実です。小隊陸曹以下は、陸曹・陸士ですので、階級的には酒楽よりも下ですが、陸曹さんは、部隊経験豊富でとても酒楽が小隊長として指揮できるものではありません。実際問題として。しかし、これを指揮するのが自衛隊なのですね。そして、こういうやり方は、世界共通です。

shinsyakaijin_man2.png

 どの国の小隊長も最初は四苦八苦するのです。若造として。これを乗り越えなければ中隊長や連隊長などできないのです。若造ですが、辿ってきた道は、幹部を養成する道です。現場ではなかなか役に立たないのですが(;^_^A

 酒楽から見ると連隊長や師団長などははるか上の人だし、年齢も一回り以上上なのです。ですから、年齢的にも実力的にも連隊長、師団長として相応しいわけです。しかし、親と同じ年齢の小隊陸曹を筆頭に、経験豊富な部下隊員を率いて、小隊を指揮する小隊長は、自衛隊で最も困難な職務だ、と酒楽は思います。

 同じ時期に同じ師団に配属された同期と話す話題は、これです。どうやったら部下隊員を指揮・指導できるのか。それまでさんざん教育を受けてきましたが、受けた教育と実践は全く違うのです。相手は生身の人間ですから。

 この小隊長時代、若造酒楽は何度も涙を流しました。心の中で。しかし、これは避けては通れないのです。今では懐かしい思い出ですが、当時は、毎日が悩みの連続なのでした。

 でもあれですね。70歳を目前にして、「お前のようなわかぞうに何がわかる!」と言われるのも、やるせないですね。もう十分に人生経験を積んで、ひとかどの人格者になっていてもおかしくない年齢ですから。いくつになっても、厳しい局面があるのだなと思った次第です。

 酒楽もまだまだ若造です。

 ずいぶん前のことですが、「プラトーン」という映画がありました。文字通り「小隊」です。ウェストポイント(陸軍士官学校)を出たての小隊長が、小隊長として成長する物語です。これを見たのは既に小隊長を卒業した後でしたが、思わず涙が出そうになりましたね。自分の経験を思い出して。すみません、昔話ばかりで。

 
 ご清聴ありがとうございました。ぽちっとしていただけると励みになります。フォローバナーもよろしくお願いします。

政治ランキング
にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ
にほんブログ村

酒楽独語 - にほんブログ村
関連記事
スポンサーサイト



コメント

非公開コメント

検索フォーム

QRコード

QR

最新記事

大東亜戦争と呼んで何が悪いのだ
自助努力こそ自由主義社会の神髄だ
「陸自システム通信・サイバー学校」の改編を祝す
日本もウクライナに軍事支援するべきだ
朝日新聞の悪意「養子への皇位継承資格は持たせず」
女性自衛官の処遇をよく考えてもらいたい
国交大臣は自民党に戻すべきだ
惨事防ぐ人質解放を急げ 朝日に騙されるな
現実に向き合いたくないヨーロッパは、もしトラを恐れる
地上波テレビの終焉は近い
政治に清廉を求める愚
外務省は何故抗議しないのか
嘘つきと合意する間抜けな日本政府
脅迫に口を閉ざすマスコミ
脅迫に屈しない産経は素晴らしい
川勝知事の辞任は日本の為によいことだ
世界に向けて韓国の非を打ち鳴らすべきだ
自民・維新は本当の保守なのか
池上彰に反論する
再び日本に帰らないんじゃないの?
韓国にはなぜ売国奴がこんなに多いのか
維新は躍進し国民民主は埋没する
決心 攻撃 矢は左
政府は自縄自縛の悪夢から目を覚ませ
自滅へ向かう中国経済
嘘つき日テレから免許を剥奪せよ
逃げる太郎に大臣の資質は無い
自然エネルギー財団とは何者なのだ?
無能な経産省
沖縄の声を聴いてみたい
産経だけが真っ当なメディアである証拠
沖縄はどうやって生きていくつもりなのか
全個体電池潜水艦を開発するべきだ
NYの悲惨な現実は日本の未来だ
世論を悪用する朝日
天皇陛下がおわす幸せ
宗教団体の政治的活動を禁止すればいい
何故無礼な韓国と友好関係を結ぶのだ
自前の核を持たないドイツの苦悩=日本も同じだ
マクロンは為政者の鑑だ
夫婦自衛官の根本的問題
ヤマトの気概を示せ
韓国との外交関係を白紙的に見直すべきだ
滑稽な未婚狩り
死にたいくらい憧れた「東京」
謀殺されまいとする中国の悲鳴
欺瞞国家に未来はない
北朝鮮には押す一手しかない
漫画の魅力 追悼 鳥山明さん
国益と自国優先こそ国際政治の真実だ