主張 れいわの参院構想 議員の職責を愚弄するな2023/1/18 産経ニュース
① ローテーション制が違法ではないとしても、憲法や常識が想定しなかった事態であり、国会や選挙の軽視は明らかである。
② 国会議員の辞職には、議院の許可、閉会中であれば議長の許可が必要である。理由が不明確な議員辞職を認めるべきではない。
れいわが議員のローテーション制を導入する構想についての産経新聞の「主張」です。上記2点以外にも論点はありますが、本稿の主題ではないので割愛させていただきます。
産経は「違法ではない」とはっきり言っていますが、主張全体を読むと、参院議員の職責を、あまりに愚弄している、ローテーション制は、こうした個人名への投票行動の期待もおろそかにすることになる、憲法や常識が想定しなかった事態であり、国会や選挙の軽視は明らかであると述べています。
論理的ではないですね、産経の主張は。違法ではないと言いつつ、愚弄しているとか、疎かにするとか、国会や選挙の軽視だとかいっているわけです。
違法ではないのでこういう批判になるのでしょう。れいわ代表山本氏の構想に対して、違法でないなら批判の根拠なんて何もないではないか?いったい何が問題なのだ。産経が言うように違法ではないのだろ?違法でない行為を批判する根拠を産経は明らかかにすべきでしょう。とても産経とは思えない軽薄な批判だと酒楽は思います。
批判すべきは、公職選挙法ではないのか?水道橋博士は健康上の理由で辞職するのでしょうから、それ自体は問題ないでしょう。そして、次点の候補者が議員に選出されるのも問題はないでしょう。だが、ローテーション制の問題は、意図的に辞職を繰り返すことにあるのだと産経は主張します。だから不明確な議員辞職を認めるべきではないと主張しているのですね。
しかし、不明確な辞職を定義できるのか?という根本的な問題が残ります。これについて産経は全く触れていません。問題の本質はこれでしょう。では、定義できるかと言えば無理だと思います。たとえば、次点の方が繰り上げ当選し、1年後に健康を理由に辞職する場合、阻止することができるのか、ということです。たとえば心身の不調を理由にした場合、これが不明確な理由だと断定できる根拠なんてないでしょう。たとえ医師でも。
だからやらせればいいではないか。ローテーション制を。不明確な理由を定義するバカみたいな仕事をするよりも、れいわにローテーション制をやらせればいいのです。それで有権者がどう判断するかどうかだけの問題ではないですか。
産経の主張は、こういう有権者の判断を鼻から愚弄するものだと思います。それでれいわが引き続き議席を維持したとしても、それが日本の民主主義の健全性を表していると酒楽は思います。民度の問題かもしれないしww
議員として相応しい人物を定義できないことに考えが及べば、産経の主張の滑稽さが理解できようというものです。
議員の質は、国民の質に比例するのです。れいわが国会に議席を有しているのは、日本の民主主義が健全であることの証拠です。不明確な理由も相応しい理由も必要ありません。それは有権者が判断することなのですから。有権者が議員を選ぶことによって、議員に国政を委ねることが民主主義の本質です。その結果我が国がどうなろうといいではないですか。それが民主主義なのですから。産経は民主主義の本質を理解していないのでしょう。酒楽はそう思います。
れいわの議席を見て、酒楽は日本人の健全性を感じ、安心しています。100%の健全性は、危険ですから。
① ローテーション制が違法ではないとしても、憲法や常識が想定しなかった事態であり、国会や選挙の軽視は明らかである。
② 国会議員の辞職には、議院の許可、閉会中であれば議長の許可が必要である。理由が不明確な議員辞職を認めるべきではない。
れいわが議員のローテーション制を導入する構想についての産経新聞の「主張」です。上記2点以外にも論点はありますが、本稿の主題ではないので割愛させていただきます。
産経は「違法ではない」とはっきり言っていますが、主張全体を読むと、参院議員の職責を、あまりに愚弄している、ローテーション制は、こうした個人名への投票行動の期待もおろそかにすることになる、憲法や常識が想定しなかった事態であり、国会や選挙の軽視は明らかであると述べています。
論理的ではないですね、産経の主張は。違法ではないと言いつつ、愚弄しているとか、疎かにするとか、国会や選挙の軽視だとかいっているわけです。
違法ではないのでこういう批判になるのでしょう。れいわ代表山本氏の構想に対して、違法でないなら批判の根拠なんて何もないではないか?いったい何が問題なのだ。産経が言うように違法ではないのだろ?違法でない行為を批判する根拠を産経は明らかかにすべきでしょう。とても産経とは思えない軽薄な批判だと酒楽は思います。
批判すべきは、公職選挙法ではないのか?水道橋博士は健康上の理由で辞職するのでしょうから、それ自体は問題ないでしょう。そして、次点の候補者が議員に選出されるのも問題はないでしょう。だが、ローテーション制の問題は、意図的に辞職を繰り返すことにあるのだと産経は主張します。だから不明確な議員辞職を認めるべきではないと主張しているのですね。
しかし、不明確な辞職を定義できるのか?という根本的な問題が残ります。これについて産経は全く触れていません。問題の本質はこれでしょう。では、定義できるかと言えば無理だと思います。たとえば、次点の方が繰り上げ当選し、1年後に健康を理由に辞職する場合、阻止することができるのか、ということです。たとえば心身の不調を理由にした場合、これが不明確な理由だと断定できる根拠なんてないでしょう。たとえ医師でも。
だからやらせればいいではないか。ローテーション制を。不明確な理由を定義するバカみたいな仕事をするよりも、れいわにローテーション制をやらせればいいのです。それで有権者がどう判断するかどうかだけの問題ではないですか。
産経の主張は、こういう有権者の判断を鼻から愚弄するものだと思います。それでれいわが引き続き議席を維持したとしても、それが日本の民主主義の健全性を表していると酒楽は思います。民度の問題かもしれないしww
議員として相応しい人物を定義できないことに考えが及べば、産経の主張の滑稽さが理解できようというものです。
議員の質は、国民の質に比例するのです。れいわが国会に議席を有しているのは、日本の民主主義が健全であることの証拠です。不明確な理由も相応しい理由も必要ありません。それは有権者が判断することなのですから。有権者が議員を選ぶことによって、議員に国政を委ねることが民主主義の本質です。その結果我が国がどうなろうといいではないですか。それが民主主義なのですから。産経は民主主義の本質を理解していないのでしょう。酒楽はそう思います。
れいわの議席を見て、酒楽は日本人の健全性を感じ、安心しています。100%の健全性は、危険ですから。
ご清聴ありがとうございました。ぽちっとしていただけると励みになります。フォローバナーもよろしくお願いします。

政治ランキング

にほんブログ村
- 関連記事
-
-
台湾を文明化した責任 2023/01/31
-
ホワイト国復帰・政府は理由を明らかにせよ 2023/01/30
-
魂を売った維新 2023/01/25
-
メディアは世論調査の質問を開示すべきだ 2023/01/19
-
民主主義の本質を理解しない産経新聞 2023/01/19
-
リニアは中止すべきだ 2023/01/17
-
深化する日米同盟 2023/01/16
-
中国人へのビザを停止すべき 2023/01/12
-
中国の軍門に降ったドイツ 2023/01/10
-
スポンサーサイト