自衛隊が自前で血液製剤、有事に備え製造・備蓄へ…購入頼み改め隊員から採血 2023/03/09 読売新聞オンライン
自衛隊が着々と準備を進めていますね。今まではどうだったのかと言えば、全然準備はできていなかったと思います。
血液製剤を自前で準備するのはいいことだと思います。ところで、血清とか、毒ガスの中和薬を自衛官自身が打てるようになったのでしょうか?
これはですね、マムシとか毒蛇に噛まれたときとかに、血清を自分で打つことはできないのです。医療行為に当たるから。しかし、マムシはともかく、戦場で毒ガスなどにやられたときに速やかに中和薬を打たないと命にかかわるのです。列国では、兵士に携行させて、イザと言うときは、自分で処置するように訓練しているのです。しかし、自衛隊は、法に従順と言うか、厚生省が反対しているのか知りませんが(後者が正しいと思います、推測ですが)、できないようになっているのです。
自衛隊の医官が到着して注射するまで処置できないのです。医師でない者が医療行為をしてはいけないという、医師法違反に問われるからです。では、自分で打てば生き残ることが出来るのに、医者が来るまで待っていて死んでしまったらどうするのか?
どうなっているのでしょうね。この問題は、酒楽が現役の頃から問題になっていたのですけど。もう解決したのか。
まあ、こういう現実に即した準備をしなければならないほど、自衛隊の現場は結構浮世離れしているのです。たとえば、先ごろ批判した女性自衛官です。両親とも自衛官の子弟は、有事の際、誰が面倒を見るのでしょうか?自衛隊の法制は、基本男性自衛官が戦場に行くことを前提に構築されているのです。子供を育てる女性自衛官を戦場に送るようにはなっていないのです。これでどうやって戦うのでしょうか?
もっと根本的な問題です。基本自衛官は自衛官であって、軍人ではありません。いや軍人だろ、と言う声が聞こえてきそうですが、明確に否定できます。理由は単純明快、軍法がないからです。軍法がなければ、自衛官は、一般法で裁かなければなりません。有事の際。これは、軍においてはあってはならないことです。
例えば、敵前逃亡は銃殺です。通常の軍隊では。銃殺ですよ。軍人が如何に厳しい局面に立たされる存在か、これでご理解いただけるでしょうか。軍規厳正、とよく言われますが、この際の「軍規」とは軍法のことを言うのです。
自衛隊は軍隊ではない、というのは現実なのです。つまり我が国には、自衛隊はいても軍隊はいないのです。軍隊のいない国家が存在しているのです、この21世紀に。これを他国が知れば絶対信じないでしょうね。そんな筈はないと。そんな国が我がニッポンなのです。
敵前逃亡しても、銃殺にはなりません、自衛官は。
着々と準備を進めるのと同時に、自衛隊を軍隊にしなければ、国を守るのは困難かと酒楽は思う次第です。これはですね、憲法を改正せよとかいう政治的な側面よりも、目の前の有事に対応できないという切迫した事情なのですよ。軍隊がいなかったから、国を失った、等ということにならないよう、お願いしたいと思う次第です。
産経ニュースから引用
侍ジャパン優勝しましたね♪♪おめでとうございます!大谷はさすがです。ヌートバーを選び、村上を信じて最後まで使った栗山監督もさすがだと思います。いやー、やってくれました侍ジャパン。天晴!
自衛隊が着々と準備を進めていますね。今まではどうだったのかと言えば、全然準備はできていなかったと思います。
血液製剤を自前で準備するのはいいことだと思います。ところで、血清とか、毒ガスの中和薬を自衛官自身が打てるようになったのでしょうか?
これはですね、マムシとか毒蛇に噛まれたときとかに、血清を自分で打つことはできないのです。医療行為に当たるから。しかし、マムシはともかく、戦場で毒ガスなどにやられたときに速やかに中和薬を打たないと命にかかわるのです。列国では、兵士に携行させて、イザと言うときは、自分で処置するように訓練しているのです。しかし、自衛隊は、法に従順と言うか、厚生省が反対しているのか知りませんが(後者が正しいと思います、推測ですが)、できないようになっているのです。
自衛隊の医官が到着して注射するまで処置できないのです。医師でない者が医療行為をしてはいけないという、医師法違反に問われるからです。では、自分で打てば生き残ることが出来るのに、医者が来るまで待っていて死んでしまったらどうするのか?
どうなっているのでしょうね。この問題は、酒楽が現役の頃から問題になっていたのですけど。もう解決したのか。
まあ、こういう現実に即した準備をしなければならないほど、自衛隊の現場は結構浮世離れしているのです。たとえば、先ごろ批判した女性自衛官です。両親とも自衛官の子弟は、有事の際、誰が面倒を見るのでしょうか?自衛隊の法制は、基本男性自衛官が戦場に行くことを前提に構築されているのです。子供を育てる女性自衛官を戦場に送るようにはなっていないのです。これでどうやって戦うのでしょうか?
もっと根本的な問題です。基本自衛官は自衛官であって、軍人ではありません。いや軍人だろ、と言う声が聞こえてきそうですが、明確に否定できます。理由は単純明快、軍法がないからです。軍法がなければ、自衛官は、一般法で裁かなければなりません。有事の際。これは、軍においてはあってはならないことです。
例えば、敵前逃亡は銃殺です。通常の軍隊では。銃殺ですよ。軍人が如何に厳しい局面に立たされる存在か、これでご理解いただけるでしょうか。軍規厳正、とよく言われますが、この際の「軍規」とは軍法のことを言うのです。
自衛隊は軍隊ではない、というのは現実なのです。つまり我が国には、自衛隊はいても軍隊はいないのです。軍隊のいない国家が存在しているのです、この21世紀に。これを他国が知れば絶対信じないでしょうね。そんな筈はないと。そんな国が我がニッポンなのです。
敵前逃亡しても、銃殺にはなりません、自衛官は。
着々と準備を進めるのと同時に、自衛隊を軍隊にしなければ、国を守るのは困難かと酒楽は思う次第です。これはですね、憲法を改正せよとかいう政治的な側面よりも、目の前の有事に対応できないという切迫した事情なのですよ。軍隊がいなかったから、国を失った、等ということにならないよう、お願いしたいと思う次第です。

侍ジャパン優勝しましたね♪♪おめでとうございます!大谷はさすがです。ヌートバーを選び、村上を信じて最後まで使った栗山監督もさすがだと思います。いやー、やってくれました侍ジャパン。天晴!
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