機密文書に台湾有事“中国軍の制空権掌握阻止は困難”米有力紙 2023年4月17日 NHKWEB
〇台湾軍の航空機 十分に稼働できるのは全体の半数余りしかない
〇中国軍の制空権掌握を阻止することは困難と分析
カナダ軍の装備不足深刻 米機密文書、同盟に影響 2023/4/20 産経ニュース
〇国防費GDP比2% 絶対達成出来ない トルドー首相
〇保有する戦車78両のほぼすべてが大幅な回収を必要としている。ある部隊は40両のうち稼働できるのは9両のみ
〇航空機の操縦士は必要数の半分しかいない
米機密文書の流出は多方面に影響を与えています。韓国などは、伊氏の米国訪問の障害になるのではと大騒ぎになっているようです。しかし、酒楽の関心事項はそれではありません。台湾とカナダの惨状です。
どちらも軍隊の状況は惨憺たるもののようです。特に、カナダは酷いですね。カナダは、アメリカ同様、陸上戦力の脅威を受けない地勢なので、海洋国家に分類されるでしょう。そういう意味では、陸上戦力がひ弱であっても理解できるのですが、首相の発言はいけませんね。2%は絶対達成できないと、首相が発言したようですから。昨年までの日本と変わりません。日本もまだまだ2%には及びませんが、大幅な防衛力の増強を決定し、GDP比2%を目標とすることが決まりました。
カナダは、軍事に関してはアメリカの属国に甘んじているようです。とても独立国として十分な軍隊ではありません。それでも、隣国米国の圧倒的な戦力があるので、安閑としていられるのです。しかし、同盟国アメリカから見れば、頼りにならない同盟国です。首相の発言は、アメリカから見れば、軽蔑されてしかるべきだと酒楽は思います。そういう意味では、日本が防衛力増強を決定したのは、大変素晴らしい出来事です。ながらく日本を属国扱いしてきたアメリカも少しは日本を見直す端緒になることを願いたいものです。
台湾もなかなか厳しい状況ですね。人口2300万人。2021年の台湾のGDPは7747.93億ドル。世界21位(2022年)となっています。決して小国ではありませんが、目の前の中国から見ればちっぽけな国であることは間違いありません。その台湾も軍事費の捻出には苦慮しているようで、特に航空機の態勢は悲惨なようです。
春秋戦国時代の覇者・秦の隣国は、秦の圧倒的な兵力の前に、少しずつ国を削られ、滅亡していきました。台湾は、海を隔てているので条件は異なりますが、蟷螂之斧に近いのは間違いないでしょう。蔡総統は、軍事力の増強に努力しているようですが、結果はまだ不十分です。
どんな大国と雖も、他国に侵攻するのはリスクを伴います。国を守るために何が重要かと言えば、十分な装備、国軍の高い指揮、政府の強い意志、そして何より国民の戦う意志、これがものを言うのです。
台湾もカナダもまだまだ不十分でしょう。しかし、我が国も笑っていられるほど十分ではないのです。海空自衛隊の装備増強と、兵站能力の向上が喫緊の課題です。お金さえあればいいというものではないのです。さて、日本人は、ウクライナのように自国を守る強い意志を持っているのでしょうか?いささか不安を覚えるのは、私だけではないと思います。国民の国を守るという強い意志こそ、国家防衛の最も重要な要素であるのは、古今東西変わらない真実です。酒楽は、日本人の魂を信じています。
〇台湾軍の航空機 十分に稼働できるのは全体の半数余りしかない
〇中国軍の制空権掌握を阻止することは困難と分析
カナダ軍の装備不足深刻 米機密文書、同盟に影響 2023/4/20 産経ニュース
〇国防費GDP比2% 絶対達成出来ない トルドー首相
〇保有する戦車78両のほぼすべてが大幅な回収を必要としている。ある部隊は40両のうち稼働できるのは9両のみ
〇航空機の操縦士は必要数の半分しかいない
米機密文書の流出は多方面に影響を与えています。韓国などは、伊氏の米国訪問の障害になるのではと大騒ぎになっているようです。しかし、酒楽の関心事項はそれではありません。台湾とカナダの惨状です。
どちらも軍隊の状況は惨憺たるもののようです。特に、カナダは酷いですね。カナダは、アメリカ同様、陸上戦力の脅威を受けない地勢なので、海洋国家に分類されるでしょう。そういう意味では、陸上戦力がひ弱であっても理解できるのですが、首相の発言はいけませんね。2%は絶対達成できないと、首相が発言したようですから。昨年までの日本と変わりません。日本もまだまだ2%には及びませんが、大幅な防衛力の増強を決定し、GDP比2%を目標とすることが決まりました。
カナダは、軍事に関してはアメリカの属国に甘んじているようです。とても独立国として十分な軍隊ではありません。それでも、隣国米国の圧倒的な戦力があるので、安閑としていられるのです。しかし、同盟国アメリカから見れば、頼りにならない同盟国です。首相の発言は、アメリカから見れば、軽蔑されてしかるべきだと酒楽は思います。そういう意味では、日本が防衛力増強を決定したのは、大変素晴らしい出来事です。ながらく日本を属国扱いしてきたアメリカも少しは日本を見直す端緒になることを願いたいものです。
台湾もなかなか厳しい状況ですね。人口2300万人。2021年の台湾のGDPは7747.93億ドル。世界21位(2022年)となっています。決して小国ではありませんが、目の前の中国から見ればちっぽけな国であることは間違いありません。その台湾も軍事費の捻出には苦慮しているようで、特に航空機の態勢は悲惨なようです。
春秋戦国時代の覇者・秦の隣国は、秦の圧倒的な兵力の前に、少しずつ国を削られ、滅亡していきました。台湾は、海を隔てているので条件は異なりますが、蟷螂之斧に近いのは間違いないでしょう。蔡総統は、軍事力の増強に努力しているようですが、結果はまだ不十分です。
どんな大国と雖も、他国に侵攻するのはリスクを伴います。国を守るために何が重要かと言えば、十分な装備、国軍の高い指揮、政府の強い意志、そして何より国民の戦う意志、これがものを言うのです。
台湾もカナダもまだまだ不十分でしょう。しかし、我が国も笑っていられるほど十分ではないのです。海空自衛隊の装備増強と、兵站能力の向上が喫緊の課題です。お金さえあればいいというものではないのです。さて、日本人は、ウクライナのように自国を守る強い意志を持っているのでしょうか?いささか不安を覚えるのは、私だけではないと思います。国民の国を守るという強い意志こそ、国家防衛の最も重要な要素であるのは、古今東西変わらない真実です。酒楽は、日本人の魂を信じています。
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