米軍が横田・厚木での訓練通告 都は防衛相に中止申し入れ要請 2023/5/8 産経ニュース
要請文では「周辺の住民は日ごろから航空機騒音に悩まされるとともに、事故に対する不安を抱えている」と強調した。都の担当者は「代替地として横田、厚木の両基地で訓練が実施されたことは少なくとも過去20年はない」とした。
米軍が横田・厚木で訓練を実施する旨、防衛省を通じて東京都に通告した問題に対する「東京都」の対応がすこぶる面白いので取り上げることにしました。
通告したと言うことは、日米地位協定で取り交わした内容を前提にしているものと思います。そうでなければ、通り一遍の「通告」だけで、米軍が両基地を使用した訓練を行うことはできない筈だからです。つまり、米軍は地位協定に基づき、当然の手続きを行ったものと推測されます。ここまでは、何ら問題はないものと思います。
これに対する「東京都」の対応が面白いと思いました。まず、東京「都」と表現しているところです。では、東京「都」の誰が言っているのか、というのが酒楽の主要な関心事項です。
例えば、米軍の普天間基地移転や、石垣駐屯地開設に反対し、それを主張しているのは、沖縄県知事である、デニー氏です。デニー知事は、ことあるごとに記者会見を開き、この種の主張を行っています。そういう点では、酒楽は、デニー知事を評価します。自分の口で、自分の考えや主張を直接伝えようとしているからです。知事としては当然の行為だと思うからです。
では東京都知事は誰かと言うと、小池氏です。小池都知事ではなく、「東京都」と記事が伝えているのは、記者会見では「小池東京都知事」が要請しているとは言いたくない、のだなと誰でも思うでしょう。
つまり、小池知事は、この件に関して表に出たくないのでしょうね。では、何故表に出たくないのでしょうか。そこが非常に面白い点だと酒楽は思います。記事では「都の担当者」としてしか伝えていないので、ますます知事は表面に出たくないのだなと思います。こう思っているのは酒楽だけでしょうか。こういう姑息な手段を使って、知事の意向を表明するのは卑怯だと酒楽は思います。
正々堂々と小池知事が反対を表明すればいいじゃないですか。それをしないということは、小池知事は、この件に関して、反対を表明したいが、それは東京都の有権者には「受けない」と考えたのでしょう。これはあくまで酒楽の推測です。
「受けない」理由は、記者会見で都知事が直接表明すれば、当然、日米地位協定に触れざるを得ないからです。地位協定で認められていることについて、地方自治体の長として、反対を表明するのは「危険」だと判断したのだろうと思うわけです。
ここが姑息です。それなら、何も言わない方がよほどましだと酒楽は思いますが、知事は恐らく、何もしないこともいいことではない、と判断したのでしょう。つまり、何か問題が発生した場合の逃げ道を準備したと言うことです。これが「東京都」の真実だろうと酒楽が思う理由です。
東京都の担当者は大変だったでしょうね。どんな質問が来るかわからないからです。ちなみにこれを伝えているのは産経新聞です。他のメディアが伝えているかどうかはわかりません。記事を見つけられなかったからです。
仮にも国策である日米地位協定に対して、東京「都」の担当者が説明すると言うのは如何なものかと酒楽は思う次第です。表に出て来い!おーいけません、またやってしまいました。ご容赦ください♪
要請文では「周辺の住民は日ごろから航空機騒音に悩まされるとともに、事故に対する不安を抱えている」と強調した。都の担当者は「代替地として横田、厚木の両基地で訓練が実施されたことは少なくとも過去20年はない」とした。
米軍が横田・厚木で訓練を実施する旨、防衛省を通じて東京都に通告した問題に対する「東京都」の対応がすこぶる面白いので取り上げることにしました。
通告したと言うことは、日米地位協定で取り交わした内容を前提にしているものと思います。そうでなければ、通り一遍の「通告」だけで、米軍が両基地を使用した訓練を行うことはできない筈だからです。つまり、米軍は地位協定に基づき、当然の手続きを行ったものと推測されます。ここまでは、何ら問題はないものと思います。
これに対する「東京都」の対応が面白いと思いました。まず、東京「都」と表現しているところです。では、東京「都」の誰が言っているのか、というのが酒楽の主要な関心事項です。
例えば、米軍の普天間基地移転や、石垣駐屯地開設に反対し、それを主張しているのは、沖縄県知事である、デニー氏です。デニー知事は、ことあるごとに記者会見を開き、この種の主張を行っています。そういう点では、酒楽は、デニー知事を評価します。自分の口で、自分の考えや主張を直接伝えようとしているからです。知事としては当然の行為だと思うからです。
では東京都知事は誰かと言うと、小池氏です。小池都知事ではなく、「東京都」と記事が伝えているのは、記者会見では「小池東京都知事」が要請しているとは言いたくない、のだなと誰でも思うでしょう。
つまり、小池知事は、この件に関して表に出たくないのでしょうね。では、何故表に出たくないのでしょうか。そこが非常に面白い点だと酒楽は思います。記事では「都の担当者」としてしか伝えていないので、ますます知事は表面に出たくないのだなと思います。こう思っているのは酒楽だけでしょうか。こういう姑息な手段を使って、知事の意向を表明するのは卑怯だと酒楽は思います。
正々堂々と小池知事が反対を表明すればいいじゃないですか。それをしないということは、小池知事は、この件に関して、反対を表明したいが、それは東京都の有権者には「受けない」と考えたのでしょう。これはあくまで酒楽の推測です。
「受けない」理由は、記者会見で都知事が直接表明すれば、当然、日米地位協定に触れざるを得ないからです。地位協定で認められていることについて、地方自治体の長として、反対を表明するのは「危険」だと判断したのだろうと思うわけです。
ここが姑息です。それなら、何も言わない方がよほどましだと酒楽は思いますが、知事は恐らく、何もしないこともいいことではない、と判断したのでしょう。つまり、何か問題が発生した場合の逃げ道を準備したと言うことです。これが「東京都」の真実だろうと酒楽が思う理由です。
東京都の担当者は大変だったでしょうね。どんな質問が来るかわからないからです。ちなみにこれを伝えているのは産経新聞です。他のメディアが伝えているかどうかはわかりません。記事を見つけられなかったからです。
仮にも国策である日米地位協定に対して、東京「都」の担当者が説明すると言うのは如何なものかと酒楽は思う次第です。表に出て来い!おーいけません、またやってしまいました。ご容赦ください♪
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