海自艦艇の乗員不足深刻 外国人登用案も一時浮上 2023/5/9 産経ニュース
陸自や空自に比べると海自の充足率は高い。だが、複数の関係者によると、数か月に及ぶ航海が忌避されることから艦艇乗員の希望者は少なく、慢性的な人手不足の傾向にある。加えて、ほぼ全員が交代で24時間働くため、陸上勤務に比べて人員不足の影響が大きく出る。
「肌感覚では1人で2人分働いている気がする」ある海自隊員は乗艦勤務についてこう明かす。
有料記事なので、主要部分を抜粋して引用しました。
同じ自衛官でも、陸上自衛隊と海上自衛隊では勤務環境が大きく異なります。引用した部分では、「肌感覚では1人で2人分働いている気がする」という部分が強烈な印象を受けます。
記事の表題にあるように、外国人登用案も浮上していると伝えています。しかし、その前にやることがあるだろ、と言うのが酒楽の主張です。海自艦艇で数か月間勤務すると言うのは、極めて過酷な勤務環境だと酒楽は思います。陸自でさえ、長期の訓練を除けば、1日8時間ほどの勤務時間になります。艦艇勤務は、おそらくその倍くらいの勤務時間になっているのではないでしょうか。とにかく、艦艇の中にいるわけですから、プライバシー空間は殆どないでしょうし、不定期に臨時訓練なども行われるでしょう。
海上監視のためのウオッチ任務もあるでしょう。体力を維持するため、甲板を走ることもあるでしょう。なにしろ、月月火水木金金というのが艦艇勤務なのです。これでは、若者が艦艇勤務を嫌うのは当然だと思います。おそらくスマホも使えないような勤務環境なのでしょうから、なおさら現代の若者にとっては厳しい勤務環境だと思います。
さて、そのための有識者会議で、外国人登用案も一時浮上したと記事は伝えているのですが…。その前に、勤務環境に見合った処遇なのかと言うことが真剣に議論されていないのではないか、と酒楽は思うわけです。いくら自衛官は24時間勤務だと言われても、生き物である以上、過度な勤務は人間としての尊厳を失うようなものであってはならないのではないでしょうか?
結論を急げば、そのような過酷な勤務環境に見合う給料を払えばいいのです。艦艇勤務を嫌う理由の大半は、厳しい勤務環境に見合った給料が支払われていないからだと酒楽は思います。数か月間、艦艇の中に起居し、訓練を行い、その他の業務を行い、プライバシーは極端に制限され、スマホの使用もままならない、これほど悪い勤務環境はそう多くはないでしょう。人間の自然な感情を無視しているから、艦艇勤務が忌避されているのです。
艦艇勤務者を増やすのは設計上限界があるでしょう。結論としては、現状の2倍の給料を払う、これです。これなら艦艇勤務希望者は増えるでしょう。外国人を登用する前に、高い給料を払えと言うことなのです。
財務省主計局主計官及び防衛省担当の官僚さん、3か月の艦艇勤務を命ずる。給料は、同階級の海自幹部と同じとする。
こういう辞令を出しなさい、鈴木財務大臣。そして、あなたも1週間ほど、海自艦艇の勤務状況を実地に視察すればいい。それが正しい行いだ。国を守る戦士を安月給で雇おうとする根性がよくない。目の前の現実を直視する必要があるだろう。
増税しなくても防衛費は賄えると高橋洋一氏が国会答弁しているのだ。金の心配をする必要はない。お勉強しなさい。
陸自や空自に比べると海自の充足率は高い。だが、複数の関係者によると、数か月に及ぶ航海が忌避されることから艦艇乗員の希望者は少なく、慢性的な人手不足の傾向にある。加えて、ほぼ全員が交代で24時間働くため、陸上勤務に比べて人員不足の影響が大きく出る。
「肌感覚では1人で2人分働いている気がする」ある海自隊員は乗艦勤務についてこう明かす。
有料記事なので、主要部分を抜粋して引用しました。
同じ自衛官でも、陸上自衛隊と海上自衛隊では勤務環境が大きく異なります。引用した部分では、「肌感覚では1人で2人分働いている気がする」という部分が強烈な印象を受けます。
記事の表題にあるように、外国人登用案も浮上していると伝えています。しかし、その前にやることがあるだろ、と言うのが酒楽の主張です。海自艦艇で数か月間勤務すると言うのは、極めて過酷な勤務環境だと酒楽は思います。陸自でさえ、長期の訓練を除けば、1日8時間ほどの勤務時間になります。艦艇勤務は、おそらくその倍くらいの勤務時間になっているのではないでしょうか。とにかく、艦艇の中にいるわけですから、プライバシー空間は殆どないでしょうし、不定期に臨時訓練なども行われるでしょう。
海上監視のためのウオッチ任務もあるでしょう。体力を維持するため、甲板を走ることもあるでしょう。なにしろ、月月火水木金金というのが艦艇勤務なのです。これでは、若者が艦艇勤務を嫌うのは当然だと思います。おそらくスマホも使えないような勤務環境なのでしょうから、なおさら現代の若者にとっては厳しい勤務環境だと思います。
さて、そのための有識者会議で、外国人登用案も一時浮上したと記事は伝えているのですが…。その前に、勤務環境に見合った処遇なのかと言うことが真剣に議論されていないのではないか、と酒楽は思うわけです。いくら自衛官は24時間勤務だと言われても、生き物である以上、過度な勤務は人間としての尊厳を失うようなものであってはならないのではないでしょうか?
結論を急げば、そのような過酷な勤務環境に見合う給料を払えばいいのです。艦艇勤務を嫌う理由の大半は、厳しい勤務環境に見合った給料が支払われていないからだと酒楽は思います。数か月間、艦艇の中に起居し、訓練を行い、その他の業務を行い、プライバシーは極端に制限され、スマホの使用もままならない、これほど悪い勤務環境はそう多くはないでしょう。人間の自然な感情を無視しているから、艦艇勤務が忌避されているのです。
艦艇勤務者を増やすのは設計上限界があるでしょう。結論としては、現状の2倍の給料を払う、これです。これなら艦艇勤務希望者は増えるでしょう。外国人を登用する前に、高い給料を払えと言うことなのです。
財務省主計局主計官及び防衛省担当の官僚さん、3か月の艦艇勤務を命ずる。給料は、同階級の海自幹部と同じとする。
こういう辞令を出しなさい、鈴木財務大臣。そして、あなたも1週間ほど、海自艦艇の勤務状況を実地に視察すればいい。それが正しい行いだ。国を守る戦士を安月給で雇おうとする根性がよくない。目の前の現実を直視する必要があるだろう。
増税しなくても防衛費は賄えると高橋洋一氏が国会答弁しているのだ。金の心配をする必要はない。お勉強しなさい。
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