米タイム誌 表紙に岸田首相 “自国の軍事大国化望む”と紹介も 2023年5月11日 NHKWEB
松野官房長官は、午前の記者会見で「インタビューの中で岸田総理大臣は、日本の置かれた厳しく複雑な安全保障環境に加え、防衛力強化や経済政策など幅広い課題について政府の立場を説明し、結論部分では、世界の分断を防ぐ歴史的な役割を担う指導者との論調となっている」と述べました。
至極当然の報道発表だと思います。タイムは「軍事大国化を望む」という表題にしたようですが、首相の意図とは異なっている可能性が高いでしょうね。しかし、結果として軍事大国化を望むのは、決して悪いことではないと思います。
何故なら、お隣中国は「軍事超大国」なのですから、「軍事大国」くらいにならないと、まともに対抗できないでしょ?普通はこう思うと思います。だから「軍事大国化を望む」とタイムが世界に向かって発信してくれたのですから、感謝してもいいと思いますが、抗議するには値しないでしょう。
面白いのは辛坊治郎氏です。
辛坊治郎、岸田首相表紙のTIME誌見出しに危機感「真の軍事大国に」に「まずい」連発 2023年5月11日 日刊スポーツ
これはまずい?何がまずいのかよくわかりません。日本が軍事大国化を望むと望まざるとにかかわらず、周辺国が「軍事大国化を望んでいる」と解釈すればそうなるのです。日本は「軍事大国化を望んでいる」と。
いつまでもこういう言葉の影響について、日本人の繊細な表現の意図を説明したとしても無駄でしょう。軍事大国化を望んでいる、という報道を見て、中国がどう思うのかが重要です。苦虫を嚙み潰しているでしょう。それのどこが「まずい」のだ?日本の防衛力の増強を世界的に影響力の大きいタイムが報道してくれるのですから、感謝すべきでしょう。日本の外務省や防衛省のつまらないプレス発表など、たいした影響力は無いと思いますが、タイムが表紙付きで、日本の軍事大国化を報じてくれたのです。
「軍事大国」見出しに異議 外務省、米誌の首相記事 5/11(木) 共同通信
これもよくわかりません。外務省は見出しと記事の内容が大幅に違っていると「指摘した」そうですが、共同通信の記事では「外務省が異議」となっています。記事の内容も事実関係の書き方が良くないので、いったいどういうことなのか少々理解に苦しみます。外務省の異議は間違っているのです。
同誌は首相が幼少期、祖母の膝の上で聞いた原爆体験が「核兵器のない世界を追求する私の原動力になっている」などのインタビュー内容を載せた。
一方、電子版で岸田氏の写真を用いた紹介文には、当初の「岸田首相が長年の平和主義を捨て去り、自国を真の軍事大国にすることを望んでいる」との表現が維持されている。
これがその部分です。おそらく外務省は、前段の部分を強調してもらいたかったのでしょう。結果は逆で、後段の軍事大国化を・・・になってしまったから、異議を伝えたと。
馬鹿じゃないのか、タイムが正しい。外務省の言うとおりになっていたら、G7で来日するバイデンは苦虫を嚙み潰すでしょう。軍事大国化を望んで何が悪いのだ?
松野官房長官は、午前の記者会見で「インタビューの中で岸田総理大臣は、日本の置かれた厳しく複雑な安全保障環境に加え、防衛力強化や経済政策など幅広い課題について政府の立場を説明し、結論部分では、世界の分断を防ぐ歴史的な役割を担う指導者との論調となっている」と述べました。
至極当然の報道発表だと思います。タイムは「軍事大国化を望む」という表題にしたようですが、首相の意図とは異なっている可能性が高いでしょうね。しかし、結果として軍事大国化を望むのは、決して悪いことではないと思います。
何故なら、お隣中国は「軍事超大国」なのですから、「軍事大国」くらいにならないと、まともに対抗できないでしょ?普通はこう思うと思います。だから「軍事大国化を望む」とタイムが世界に向かって発信してくれたのですから、感謝してもいいと思いますが、抗議するには値しないでしょう。
面白いのは辛坊治郎氏です。
辛坊治郎、岸田首相表紙のTIME誌見出しに危機感「真の軍事大国に」に「まずい」連発 2023年5月11日 日刊スポーツ
これはまずい?何がまずいのかよくわかりません。日本が軍事大国化を望むと望まざるとにかかわらず、周辺国が「軍事大国化を望んでいる」と解釈すればそうなるのです。日本は「軍事大国化を望んでいる」と。
いつまでもこういう言葉の影響について、日本人の繊細な表現の意図を説明したとしても無駄でしょう。軍事大国化を望んでいる、という報道を見て、中国がどう思うのかが重要です。苦虫を嚙み潰しているでしょう。それのどこが「まずい」のだ?日本の防衛力の増強を世界的に影響力の大きいタイムが報道してくれるのですから、感謝すべきでしょう。日本の外務省や防衛省のつまらないプレス発表など、たいした影響力は無いと思いますが、タイムが表紙付きで、日本の軍事大国化を報じてくれたのです。
「軍事大国」見出しに異議 外務省、米誌の首相記事 5/11(木) 共同通信
これもよくわかりません。外務省は見出しと記事の内容が大幅に違っていると「指摘した」そうですが、共同通信の記事では「外務省が異議」となっています。記事の内容も事実関係の書き方が良くないので、いったいどういうことなのか少々理解に苦しみます。外務省の異議は間違っているのです。
同誌は首相が幼少期、祖母の膝の上で聞いた原爆体験が「核兵器のない世界を追求する私の原動力になっている」などのインタビュー内容を載せた。
一方、電子版で岸田氏の写真を用いた紹介文には、当初の「岸田首相が長年の平和主義を捨て去り、自国を真の軍事大国にすることを望んでいる」との表現が維持されている。
これがその部分です。おそらく外務省は、前段の部分を強調してもらいたかったのでしょう。結果は逆で、後段の軍事大国化を・・・になってしまったから、異議を伝えたと。
馬鹿じゃないのか、タイムが正しい。外務省の言うとおりになっていたら、G7で来日するバイデンは苦虫を嚙み潰すでしょう。軍事大国化を望んで何が悪いのだ?
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