論説委員 日曜に書く 井伊重之 日常風景を変える人手不足 2023/5/14 産経ニュース
産経にしては中身のない記事だ。何が言いたいのか、結論はわからずじまいだ。そこで、僭越ながら酒楽が続きを書こうと思う。
安倍さんが長らく描いていた構図が漸く出来上がったことに、経済界も政界も気づいていないようだ。誰もかれも周りを見ながら、恐る恐る行動しているのが手に取るようにわかる。
結論は決まっている。安倍さんと、黒田バズーカが描いた賃金上昇の局面が訪れたのだ。技能実習生などと言う魔物にいかれている暇があったら、賃金アップを断行するべきなのだ。そして、経済界は、派遣社員などと言う身分不安定な労働力に期待する暇があったら、賃金をアップさせ、正社員を採用すべきなのだ。
飲食業、旅館・ホテル、運送業、いずれも人手不足だそうだが、だったら大幅に賃金をアップさせてでも人手不足を解消すればいいではないか。時給2千円でも飲食業界の人手不足が解消しないと、産経の論説委員は書いているが、それならどうする、という処方箋を書かないのは、どういう理由なのだ。デスクは何をしている?産経も質が落ちた。何も主張しない「日曜に書く」欄は、存在意義が意味不明だぞ。
2千円で人が集まらないのは、時給が安いからに他ならないだろう。どうしても人手不足を補いたいなら、3千円でも4千円でもいい、賃金をアップさせ、人を雇うべきなのだ。誰かが先鞭をつければ、雪崩を打ったように賃金アップの局面が訪れ、その波に乗り遅れた企業は、市場から淘汰される、これがケインズの言う神の見えざる手、なのだ。
極端に周りの動向に恐れをなす日本的労働慣行が、いつまでたっても賃金アップを阻んでいるのだ。高度経済成長期、各社は競って賃金をアップさせ、社員、従業員を増加させたのだ。社員・従業員を確保する争奪戦があったのだ。かつての日本には。今の企業経営者は、周りを見て、恐る恐る賃金を上昇させようとしている。それでは遅いのだ。
周りを見て方針を決めようとするものは、市場経済では敗者になるしかないのだ。蛮勇をふるって、大幅な賃金アップをアピールし、大々的に社員と従業員を募集する企業が現れた時、日本の労働市場は一変するに違いない。それは誰かがやるだろうが、企業経営者は、自らそれをせねば、敗者になるだけだ。労働者募集の競争に負けた企業は、市場からの撤退を余儀なくされるのだ。負けたくなければ、思い切った賃金アップと、従業員の勧誘を行わなければならないのだ。
先日言った自衛隊の人手不足も同じ。安い給料で人を雇おうという貧乏人根性が国を亡ぼすのだ。自衛官は命を懸けて国を守る職業なのだ。安い給料でいいはずがなかろう。過酷な勤務、安い給料、これで人を雇えるはずがないではないか。自衛隊の人手不足を解消するための有識者会議には馬鹿しかいないのか?外国人労働者?馬鹿言ってんじゃない。とにかく、給料を上げるのだ。
日本中で、人材募集合戦が起きれば、賃金は自然に上昇し、物価に反映し、更に賃金の上昇に反映する、これが安倍さんと黒田バズーカが描いた2%インフレ目標の本質なのだ。
政府が旗を振らないで、誰が旗を振るのだ?さっさと給料を上げろ!
産経にしては中身のない記事だ。何が言いたいのか、結論はわからずじまいだ。そこで、僭越ながら酒楽が続きを書こうと思う。
安倍さんが長らく描いていた構図が漸く出来上がったことに、経済界も政界も気づいていないようだ。誰もかれも周りを見ながら、恐る恐る行動しているのが手に取るようにわかる。
結論は決まっている。安倍さんと、黒田バズーカが描いた賃金上昇の局面が訪れたのだ。技能実習生などと言う魔物にいかれている暇があったら、賃金アップを断行するべきなのだ。そして、経済界は、派遣社員などと言う身分不安定な労働力に期待する暇があったら、賃金をアップさせ、正社員を採用すべきなのだ。
飲食業、旅館・ホテル、運送業、いずれも人手不足だそうだが、だったら大幅に賃金をアップさせてでも人手不足を解消すればいいではないか。時給2千円でも飲食業界の人手不足が解消しないと、産経の論説委員は書いているが、それならどうする、という処方箋を書かないのは、どういう理由なのだ。デスクは何をしている?産経も質が落ちた。何も主張しない「日曜に書く」欄は、存在意義が意味不明だぞ。
2千円で人が集まらないのは、時給が安いからに他ならないだろう。どうしても人手不足を補いたいなら、3千円でも4千円でもいい、賃金をアップさせ、人を雇うべきなのだ。誰かが先鞭をつければ、雪崩を打ったように賃金アップの局面が訪れ、その波に乗り遅れた企業は、市場から淘汰される、これがケインズの言う神の見えざる手、なのだ。
極端に周りの動向に恐れをなす日本的労働慣行が、いつまでたっても賃金アップを阻んでいるのだ。高度経済成長期、各社は競って賃金をアップさせ、社員、従業員を増加させたのだ。社員・従業員を確保する争奪戦があったのだ。かつての日本には。今の企業経営者は、周りを見て、恐る恐る賃金を上昇させようとしている。それでは遅いのだ。
周りを見て方針を決めようとするものは、市場経済では敗者になるしかないのだ。蛮勇をふるって、大幅な賃金アップをアピールし、大々的に社員と従業員を募集する企業が現れた時、日本の労働市場は一変するに違いない。それは誰かがやるだろうが、企業経営者は、自らそれをせねば、敗者になるだけだ。労働者募集の競争に負けた企業は、市場からの撤退を余儀なくされるのだ。負けたくなければ、思い切った賃金アップと、従業員の勧誘を行わなければならないのだ。
先日言った自衛隊の人手不足も同じ。安い給料で人を雇おうという貧乏人根性が国を亡ぼすのだ。自衛官は命を懸けて国を守る職業なのだ。安い給料でいいはずがなかろう。過酷な勤務、安い給料、これで人を雇えるはずがないではないか。自衛隊の人手不足を解消するための有識者会議には馬鹿しかいないのか?外国人労働者?馬鹿言ってんじゃない。とにかく、給料を上げるのだ。
日本中で、人材募集合戦が起きれば、賃金は自然に上昇し、物価に反映し、更に賃金の上昇に反映する、これが安倍さんと黒田バズーカが描いた2%インフレ目標の本質なのだ。
政府が旗を振らないで、誰が旗を振るのだ?さっさと給料を上げろ!
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