広島サミットが終りました。酒楽は、メディアの報道を見ながら、はっきり言って辟易しました。二言目には、核無き世界をアピールし、NHKは、これでもかというくらい被爆者の発言を取り上げました。
政府は、原爆資料館を見学させましたが、どこをどう見学したのかについては、発表しませんでした。それは取りも直さず原爆資料館本館の見学を行わなかった可能性を示唆しています。見学していれば、そのように報道するでしょうから。
米英仏という核保有国が参加している中で、原爆資料館を見学させたり、核無き世界をアピールしたりすることが、どれだけ偽善に満ちたことかをこれほどはっきりさせたサミットはなかったでしょう。そういう意味では、岸田サミットは成功だったでしょう。日本と言う国が、現実から目を背け、きれいごとを並べる国だと世界にアピールしたからです。
アメリカの拡大抑止の提供を受けながら、核無き世界を主張する日本は、馬鹿だと世界に言ったと同じだ。核兵器禁止条約に署名しなかったと言うことは拡大抑止を裏付ける当然の行為でしょう。しかしながら、広島で核保有国に原爆資料館本館の見学を強制しようとし、体よく断られた事実を岸田総理はよく考えたほうがいい。
バイデンは、岸田同様リベラルだから真正面から広島サミットを批判しなかったと思います。これがトランプだったらサミットをボイコットしたとしても酒楽は驚きません。
メディアははしゃぎまくっています。各国メディアにインタビューしては、岸田総理の核無き世界についてのコメントを聞きまくっていました。おそらく、映像で紹介されたのは、テレビ各局の意に沿ったものだけだっただろうと思います。岸田総理の偽善に満ちた主張の本質を突いた意見もあったと思いますが、報道する権力を握っているのはテレビ各局ですから、手段を持たない我々庶民は、こうやってネットで批判する以外に仕方がありません。
ただ、テレビや新聞と言う古臭いメディアの影響は長期低落傾向にあり、一部の情報弱者に対してのみ影響力があるのだと思います。その点は、ネット環境の充実に伴い、有権者は、情報収集、情報発信いずれにおいても、既存メディアの影響から免れ、世論形成に大きな影響力を及ぼしつつあるのだと思います。それは、有権者にとって、大変喜ばしいことでしょう。
いくら岸田総理が、偽善に満ちた発言をしようが、醒めた目でそれを見つめ、事実を客観的に分析し、自分で考える有権者が増えつつある現実を酒楽は歓迎いたします。
日曜日、フジテレビの日曜報道ザ・プライムに小野寺元防衛大臣が登場していました。小野寺さんの発言で注目されたのは「軍事的支援を行った国は、軍事的支援を受けられる可能性がある。軍事的支援を行わなければ、その可能性は低い」(意訳です)というものでした。
防弾チョッキや、トラック、医療支援も広い意味では、軍事支援でしょうが、ウクライナは、言葉通りの感謝であった筈はないでしょう。ドイツでさえ、軍事支援に舵を切ったのです。それは、ロシアから非難される行為でしょうが、将来の自国の危険を未然に防止する行為でもあります。
日本は、軍事支援をしなかったことで、将来に向かって大きな国益を失いました。日本を軍事的に支援しようとする国は、少ないでしょう。外交は相互主義だからです。与える者は与えられ、与えない者は与えられないのです。大きなしゃもじは、ブラックジョークそのものです。
耳障りの良い、平和の主張は、国益を大きく棄損しました。日本が、現実から目を背けても、現実はいやでも迫ってくるでしょう。平和を唱えていれば、平和が来ると信じている者は、知的勇気を失った者だ。政治家としては最低だと酒楽は思います。ダチョウの平和など真っ平ごめんです。
おおはしゃぎしているメディアの姿は、日本の悲惨な将来を予感させるものでしかありません。岸田政権の支持率は本当に上昇したのでしょうか。酒楽は疑っています。何故なら、報道しているのが反日メディアだからです。
偽善に満ちた広島サミット、これが広島サミットの成果を象徴する最も適切な表現だと酒楽は思います。
政府は、原爆資料館を見学させましたが、どこをどう見学したのかについては、発表しませんでした。それは取りも直さず原爆資料館本館の見学を行わなかった可能性を示唆しています。見学していれば、そのように報道するでしょうから。
米英仏という核保有国が参加している中で、原爆資料館を見学させたり、核無き世界をアピールしたりすることが、どれだけ偽善に満ちたことかをこれほどはっきりさせたサミットはなかったでしょう。そういう意味では、岸田サミットは成功だったでしょう。日本と言う国が、現実から目を背け、きれいごとを並べる国だと世界にアピールしたからです。
アメリカの拡大抑止の提供を受けながら、核無き世界を主張する日本は、馬鹿だと世界に言ったと同じだ。核兵器禁止条約に署名しなかったと言うことは拡大抑止を裏付ける当然の行為でしょう。しかしながら、広島で核保有国に原爆資料館本館の見学を強制しようとし、体よく断られた事実を岸田総理はよく考えたほうがいい。
バイデンは、岸田同様リベラルだから真正面から広島サミットを批判しなかったと思います。これがトランプだったらサミットをボイコットしたとしても酒楽は驚きません。
メディアははしゃぎまくっています。各国メディアにインタビューしては、岸田総理の核無き世界についてのコメントを聞きまくっていました。おそらく、映像で紹介されたのは、テレビ各局の意に沿ったものだけだっただろうと思います。岸田総理の偽善に満ちた主張の本質を突いた意見もあったと思いますが、報道する権力を握っているのはテレビ各局ですから、手段を持たない我々庶民は、こうやってネットで批判する以外に仕方がありません。
ただ、テレビや新聞と言う古臭いメディアの影響は長期低落傾向にあり、一部の情報弱者に対してのみ影響力があるのだと思います。その点は、ネット環境の充実に伴い、有権者は、情報収集、情報発信いずれにおいても、既存メディアの影響から免れ、世論形成に大きな影響力を及ぼしつつあるのだと思います。それは、有権者にとって、大変喜ばしいことでしょう。
いくら岸田総理が、偽善に満ちた発言をしようが、醒めた目でそれを見つめ、事実を客観的に分析し、自分で考える有権者が増えつつある現実を酒楽は歓迎いたします。
日曜日、フジテレビの日曜報道ザ・プライムに小野寺元防衛大臣が登場していました。小野寺さんの発言で注目されたのは「軍事的支援を行った国は、軍事的支援を受けられる可能性がある。軍事的支援を行わなければ、その可能性は低い」(意訳です)というものでした。
防弾チョッキや、トラック、医療支援も広い意味では、軍事支援でしょうが、ウクライナは、言葉通りの感謝であった筈はないでしょう。ドイツでさえ、軍事支援に舵を切ったのです。それは、ロシアから非難される行為でしょうが、将来の自国の危険を未然に防止する行為でもあります。
日本は、軍事支援をしなかったことで、将来に向かって大きな国益を失いました。日本を軍事的に支援しようとする国は、少ないでしょう。外交は相互主義だからです。与える者は与えられ、与えない者は与えられないのです。大きなしゃもじは、ブラックジョークそのものです。
耳障りの良い、平和の主張は、国益を大きく棄損しました。日本が、現実から目を背けても、現実はいやでも迫ってくるでしょう。平和を唱えていれば、平和が来ると信じている者は、知的勇気を失った者だ。政治家としては最低だと酒楽は思います。ダチョウの平和など真っ平ごめんです。
おおはしゃぎしているメディアの姿は、日本の悲惨な将来を予感させるものでしかありません。岸田政権の支持率は本当に上昇したのでしょうか。酒楽は疑っています。何故なら、報道しているのが反日メディアだからです。
偽善に満ちた広島サミット、これが広島サミットの成果を象徴する最も適切な表現だと酒楽は思います。
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