朝の記事でイスラエルに触れましたが、説明不足の感を否めません。そこで、もう少し詳しくイスラエルについて触れてみたいと思います。
世良光弘「国防の危機」 先端分野、無人機とミサイル技術の研究・開発こそが戦争を避ける唯一の方法 中東でしぶとく生き延びるイスラエルを見習え2023.5/29 ZAKZAK
世良氏の記事は大変良くできていると思います。さすがにその道のプロが書く記事だと思います。
ただ「中東でしぶとく生き延びる」という副題をつけるなら、少々ピンボケの記事だと言うのが酒楽の主張です。表題に既に結論を書いています。イスラエルは、核保有国と見なされています。イスラエル自身は核保有を明言はしていません。曖昧戦略を採用しています。
しかし、イスラエルが核を保有しているのは、公然の秘密です。イスラエルは核を保有しているがゆえに、中東でしぶとく生き延びているのです。
イスラエルの大量破壊兵器(Wikipedia)
イスラエルが核を保有していることについての公の記事はWikipediaです。そして関連する記事は、ネット上に溢れています。検索すればたくさん出てきます。それを読んでの感想です。イスラエルの国家生き残りの戦略は見事の一語に尽きます。
イスラエルの核開発に協力したのはフランスだと言われています。フランスの国家戦略は独立独歩です。覇権国米国ですら、フランスを従わせることには四苦八苦しているのです。フランスが戦勝国に名を連ねていることができるのは、ドゴールがイギリスにフランスの亡命政権を維持していたことに端を発します。
ドゴールは米国の言うことなど聞かないのです。それでも西側に一員だったのです、驚くことに。一時期はNATOの軍事組織からも脱退していたのがフランスです。イスラエルの核開発に秘密裏に協力していたのは恐らく本当でしょう。その辺の内幕は、Wikipediaを参照してください。南アフリカ沖で大きな閃光を発見したという記事は、酒楽も読んだことがあります。驚きでした。公海上で核実験を行ったのですから。しかし、どの国も公式にはそれを認めていないようですが。
いずれにしても、イスラエルが中東で生き残るために、ありとあらゆる選択肢を排除せず、できることはすべてやっているからこその結果だと酒楽は思います。そこに順法精神など欠片もありません。そこが日本とは決定的に異なるところです。
2000年以上も迫害を受けてきたユダヤ人にとって、生き残ること、国家を樹立し守ることが最大の目的であり、目的の前に法律は存在していないのです。酒楽の主張はここであり、核を保有すること、生き残るためにできることはすべて行うことこそ、生き残りの戦略だと思うものです。
ソクラテスは思想家であり、個人ですから、悪法でも法は法なり、と言って死んでいくこともできるでしょうが、国家も民族もそれでは生き残れないのです。憲法を改正できなかったから日本国は滅びた、と後世の歴史教科書に書かれないためには、日本人としての究極の選択を迫られることは間違いないでしょう。
酒楽は、憲法を守って滅びることには賛成しかねます。なので、憲法改正は最優先の課題だと思います。では憲法改正が間に合わなかった場合はどうするのだ?と言うのが、我々日本人に課せられた究極の命題であるのは間違いないでしょう。酒楽の結論は決まっていますが、読者諸兄の皆様はどうお考えでしょうか。
イスラエルはしたたかです。そして現実主義者です。日本に協力することがイスラエルの国益に資するとイスラエルが認識するような手段でイスラエルの協力を得ればいいのです。
世良光弘「国防の危機」 先端分野、無人機とミサイル技術の研究・開発こそが戦争を避ける唯一の方法 中東でしぶとく生き延びるイスラエルを見習え2023.5/29 ZAKZAK
世良氏の記事は大変良くできていると思います。さすがにその道のプロが書く記事だと思います。
ただ「中東でしぶとく生き延びる」という副題をつけるなら、少々ピンボケの記事だと言うのが酒楽の主張です。表題に既に結論を書いています。イスラエルは、核保有国と見なされています。イスラエル自身は核保有を明言はしていません。曖昧戦略を採用しています。
しかし、イスラエルが核を保有しているのは、公然の秘密です。イスラエルは核を保有しているがゆえに、中東でしぶとく生き延びているのです。
イスラエルの大量破壊兵器(Wikipedia)
イスラエルが核を保有していることについての公の記事はWikipediaです。そして関連する記事は、ネット上に溢れています。検索すればたくさん出てきます。それを読んでの感想です。イスラエルの国家生き残りの戦略は見事の一語に尽きます。
イスラエルの核開発に協力したのはフランスだと言われています。フランスの国家戦略は独立独歩です。覇権国米国ですら、フランスを従わせることには四苦八苦しているのです。フランスが戦勝国に名を連ねていることができるのは、ドゴールがイギリスにフランスの亡命政権を維持していたことに端を発します。
ドゴールは米国の言うことなど聞かないのです。それでも西側に一員だったのです、驚くことに。一時期はNATOの軍事組織からも脱退していたのがフランスです。イスラエルの核開発に秘密裏に協力していたのは恐らく本当でしょう。その辺の内幕は、Wikipediaを参照してください。南アフリカ沖で大きな閃光を発見したという記事は、酒楽も読んだことがあります。驚きでした。公海上で核実験を行ったのですから。しかし、どの国も公式にはそれを認めていないようですが。
いずれにしても、イスラエルが中東で生き残るために、ありとあらゆる選択肢を排除せず、できることはすべてやっているからこその結果だと酒楽は思います。そこに順法精神など欠片もありません。そこが日本とは決定的に異なるところです。
2000年以上も迫害を受けてきたユダヤ人にとって、生き残ること、国家を樹立し守ることが最大の目的であり、目的の前に法律は存在していないのです。酒楽の主張はここであり、核を保有すること、生き残るためにできることはすべて行うことこそ、生き残りの戦略だと思うものです。
ソクラテスは思想家であり、個人ですから、悪法でも法は法なり、と言って死んでいくこともできるでしょうが、国家も民族もそれでは生き残れないのです。憲法を改正できなかったから日本国は滅びた、と後世の歴史教科書に書かれないためには、日本人としての究極の選択を迫られることは間違いないでしょう。
酒楽は、憲法を守って滅びることには賛成しかねます。なので、憲法改正は最優先の課題だと思います。では憲法改正が間に合わなかった場合はどうするのだ?と言うのが、我々日本人に課せられた究極の命題であるのは間違いないでしょう。酒楽の結論は決まっていますが、読者諸兄の皆様はどうお考えでしょうか。
イスラエルはしたたかです。そして現実主義者です。日本に協力することがイスラエルの国益に資するとイスラエルが認識するような手段でイスラエルの協力を得ればいいのです。
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