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長篠の戦は包囲殲滅だった

本郷和人の日本史ナナメ読み 四天王筆頭・酒井忠次㊤ 家康を長く支えた名臣 2023/6/1 産経ニュース

 この戦いでの兵力は織田・徳川3万8千、武田1万5千といわれます。ぼくがどうにも分からなかったのは、武田勢が攻め、倍以上の兵をもつ織田・徳川が準備万全で迎え撃つ、という構図でした。兵数が逆ならばあるでしょうが、少数が多勢に向けて突進するのは、おかしくないか? ですが、そこに鳶ケ巣山砦の陥落という要素を考慮すると、尻に火が付いた武田は前に出るしかなかったわけで、理解が可能になります。武田は河窪信実(信玄の弟。勝頼の叔父)をはじめ、名のある武将に鳶ケ巣山砦を守らせていました。重視していたのです。その武将たちみなを打ち取り、合戦全体の勝敗を左右する大きな役割を果たした。それが忠次でした。

■長篠の戦を考えてみる 遊撃旅団改

 長篠の戦について考えてみたいと思います。最初に引用した記事は、産経新聞に連載されている「本郷和人の日本史ナナメ読み」から6月1日付の記事を引用しました。記事の趣旨は、家康の家来筆頭酒井忠次の事跡について書かれています。

 その中で、長篠の戦における忠次の功績と戦術的な見解について書かれていたので引用しました。本郷さんの記事で触れている戦術行動とは「包囲」です。陸自では「戦術機動の方式」として「迂回」「包囲」「突破」の3種類が規定されていて、迂回が最も上策、次に包囲、突破は迂回・包囲ができない場合に採用する方式とされていて、下策です。

 ちなみに欧米の士官学校では「カンネーの戦い」を最初に学習するようです。

 カンネーの戦いは、紀元前216年、ローマ軍とカルタゴ軍との間に起きた戦いで、カルタゴ軍を率いるハンニバル将軍がローマ軍を包囲殲滅した有名な戦いです。

 さて、本郷さんの記事では、引用したように長篠の戦が「包囲」だったことを解説されているのですが、それだけではよくわからないと思い、「遊撃旅団改」さんのブログから「長篠の戦について考えてみる」という記事を引用いたしました。

 酒楽は元陸上自衛官なので、戦史には関心があります。しかし、長篠の戦については長い間疑問があったのです。なぜ武田軍は織田徳川連合軍に突撃したのか?というものです。遊撃旅団改さんの論考を読んで長年の疑問が氷解したのです。

 テレビの戦国ものや時代小説などでは、ここの行動について記述されているのですが、書いているのがいわゆる「物書き」「小説家」ですから、戦いの戦略的戦術的解釈や説明はできないのです。だから大河ドラマで長篠の戦を何度見ても、ただ武田軍団がバカで、信長の鉄砲3段撃ちだけがクローズアップされるのです。

 酒井忠次が鳶ケ巣山砦を奪取し、敵の退路を断ったというのが、いわゆる「包囲」だということをシナリオライターも小説家も一言も書かないから、誰もわからないのです。いや、ドラマでは鳶ケ巣山砦の夜襲について、見たような記憶はあります。しかし、それは刺身のつまのような扱いであり、戦術的な解説や説明は一切ないのです。

 つまりですね、日本人には、こういう戦術行動を理解したいという文化が無いのです。これが欧米では少し違います。例えば湾岸戦争では、シュワルツコフ将軍が見事な包囲作戦を敢行し、イラク軍を包囲殲滅しました。しかし、作戦開始当初の作戦図は、一般的な陣地攻撃、つまり突破する構想だったのです。それを見た政府上層部が「これではだめだ」ということで、後に「山が動いた」と言われるほどの巨大な軍事資源をサウジアラビアの中央軍に送ったのです。
 
 この記事を読んだときに酒楽は驚きました。シビリアンなのに作戦図が理解できることに。しかもそれを見て「良くない作戦構想だ」と評価したことにです。日本の政治家に作戦図を理解できる方がどれほどいるでしょうか?自衛隊出身の髭の隊長は当然わかると思いますが、自衛隊出身以外の議員さんで、作戦図を理解したり、兵站を理解できる人は、本当に少数だと思います。

 いえ、作戦図を理解できなくてもいいのです。それは説明する自衛官の説明要領がよくないからです。それよりも自衛官が説明する内容を理解できるか否かが重要なのです。それは戦いの様相と、勝敗が我が国に及ぼす影響を自衛隊が説明でき、大臣閣下が理解できればいいのです。そうすれば、軍事的処置の必要性を理解し、政府ができる戦略的処置が容易になるからです。

 おまけです。戦術旅団改さんのブログは面白いです。特に米国の戦闘機などの解説は滅茶苦茶面白いです。まあ、この種の話題は、酒楽のオタク的世界には似合うと思いますが、興味のある方は遊撃旅団改さんのブログを読んでみてはいかがでしょうか。
 
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