韓国国防相、レーダー照射「再発防止」も現場の〝信頼〟遠く 2023/6/4 産経ニュース
大日本帝国陸海軍が暴走し、政治を壟断した根本は、帝国憲法にあったことは論を待たない。しかしながら、帝国政府は、憲法の問題を放置したことから、統帥権干犯問題を緒に軍のコントロールを失った。これが、戦前の政治と軍の問題点だったと思います。
戦後は、シビリアンコントロールが徹底され、自衛隊が政治に口を出すことはなくなりました。これで、民主主義国家としての標準的な軍隊の位置づけになったと言うことです。軍事が政治の延長であることを考えれば、政治が軍事に優先するシビリアンコントロールの考え方は、至極素直であり、国家統治の根幹をなす考え方でしょう。
これらの統治体制は、長い歴史の教訓の上に成立しました。そして、この考え方の根底にあるのは、政治への信頼です。主権者たる国民が、民主的手続きによって成立した政府を信頼するからこそ、シビリアンコントロールも国民から信頼されると言うことです。
では、その政府は常に信頼に足る政府かと言えば、そんなことはないでしょう。たとえば悪夢の3年間と言われた民主党政権では、やることなすこと滅茶苦茶で、民主主義と言う制度の根本的な問題点を浮き彫りにしたのでした。民主主義には、こういう問題があり、これを根本的に排除することは不可能です。そういう問題を認識しつつも、独裁主義に比べれば民主主義の方がいいから、民主主義が成立するのでしょう。
今回、日韓防衛相会談で、レーダー照射問題は棚上げされ、日韓軍事協力の推進が合意されたようです。酒楽は、この政府の方針に反対です。大方の自衛官も反対だと思います。もちろん、自衛官に政治的発言や行動は許されていませんので、表に出てくることはないでしょう。しかし、特に海上自衛隊は、大臣の行動に不信を持った可能性は高いと思います。
映像と言う証拠があってもなお、事実を認めない韓国軍。普通はこう言う行為は、敵対行為とみなされます。国際標準です。この敵対行為の証拠を見せられても認めない韓国軍と、自衛隊が協力することなど、普通は考えられません。しかし、大臣は協力せよと言っています。
自衛官に言論の自由はないので、酒楽が代わりに言いましょう。後ろから鉄砲を撃つような奴と協力できるわけがない、と。
これはですね、敵対行為をした軍と協力せよ、と言っているようなものなので、韓国軍に敵意を持っている海上自衛隊に、「敵と協力しろ」と言っているようなものなのです。
ふ〇けんな!
あー、すっきりしましたww海上幕僚長の心の声を代弁させていただきました。いや、わかってますよ、北朝鮮と中国を考えれば、日米韓の連携が重要だと言うことくらい。アメリカから圧力をかけられていることも。わかってます。
しかし、一言いいたい。日本は、アメリカと韓国に対し、言うべきことを言ったのかと。大臣は、海上自衛隊の隊員に対し、納得できるような説明をしたのかと。
シビリアンコントロールが徹底されている自衛隊は、大臣がどんなに無能でも命令には従いますから、安心してください。
でもね、シビリアンコントロールの前提は、シビリアンが、軍事についても相当程度に理解があり、軍の統帥を任せても大丈夫な政治家を充てることなのです。これまでの政府自民党の人事を見ていると、とても不安です。こんな〇〇が防衛大臣なのか?という政治家が、ときに防衛大臣になっているからです。
読者諸兄の皆様、安心してください。自衛隊は政治に従いますから。これは徹底されているので、間違っても戦前のように政治を壟断したり、大臣の言うことをきかない、などということは絶対起きません。
間違う可能性があるのは「政治」です。では結論です。レーダー照射という事実を隠蔽した状態で日韓軍事協力をすすめれば、いずれどこかで破綻するでしょう。自衛隊が後ろから鉄砲を撃たれる可能性が高いと思います。大臣は、そうなったとき、責任は取れるのでしょうかね?現場を預かるのは自衛官なのだ。命を懸けているのも自衛官なのだ。自衛官の命は安くはないぞ。
大日本帝国陸海軍が暴走し、政治を壟断した根本は、帝国憲法にあったことは論を待たない。しかしながら、帝国政府は、憲法の問題を放置したことから、統帥権干犯問題を緒に軍のコントロールを失った。これが、戦前の政治と軍の問題点だったと思います。
戦後は、シビリアンコントロールが徹底され、自衛隊が政治に口を出すことはなくなりました。これで、民主主義国家としての標準的な軍隊の位置づけになったと言うことです。軍事が政治の延長であることを考えれば、政治が軍事に優先するシビリアンコントロールの考え方は、至極素直であり、国家統治の根幹をなす考え方でしょう。
これらの統治体制は、長い歴史の教訓の上に成立しました。そして、この考え方の根底にあるのは、政治への信頼です。主権者たる国民が、民主的手続きによって成立した政府を信頼するからこそ、シビリアンコントロールも国民から信頼されると言うことです。
では、その政府は常に信頼に足る政府かと言えば、そんなことはないでしょう。たとえば悪夢の3年間と言われた民主党政権では、やることなすこと滅茶苦茶で、民主主義と言う制度の根本的な問題点を浮き彫りにしたのでした。民主主義には、こういう問題があり、これを根本的に排除することは不可能です。そういう問題を認識しつつも、独裁主義に比べれば民主主義の方がいいから、民主主義が成立するのでしょう。
今回、日韓防衛相会談で、レーダー照射問題は棚上げされ、日韓軍事協力の推進が合意されたようです。酒楽は、この政府の方針に反対です。大方の自衛官も反対だと思います。もちろん、自衛官に政治的発言や行動は許されていませんので、表に出てくることはないでしょう。しかし、特に海上自衛隊は、大臣の行動に不信を持った可能性は高いと思います。
映像と言う証拠があってもなお、事実を認めない韓国軍。普通はこう言う行為は、敵対行為とみなされます。国際標準です。この敵対行為の証拠を見せられても認めない韓国軍と、自衛隊が協力することなど、普通は考えられません。しかし、大臣は協力せよと言っています。
自衛官に言論の自由はないので、酒楽が代わりに言いましょう。後ろから鉄砲を撃つような奴と協力できるわけがない、と。
これはですね、敵対行為をした軍と協力せよ、と言っているようなものなので、韓国軍に敵意を持っている海上自衛隊に、「敵と協力しろ」と言っているようなものなのです。
ふ〇けんな!
あー、すっきりしましたww海上幕僚長の心の声を代弁させていただきました。いや、わかってますよ、北朝鮮と中国を考えれば、日米韓の連携が重要だと言うことくらい。アメリカから圧力をかけられていることも。わかってます。
しかし、一言いいたい。日本は、アメリカと韓国に対し、言うべきことを言ったのかと。大臣は、海上自衛隊の隊員に対し、納得できるような説明をしたのかと。
シビリアンコントロールが徹底されている自衛隊は、大臣がどんなに無能でも命令には従いますから、安心してください。
でもね、シビリアンコントロールの前提は、シビリアンが、軍事についても相当程度に理解があり、軍の統帥を任せても大丈夫な政治家を充てることなのです。これまでの政府自民党の人事を見ていると、とても不安です。こんな〇〇が防衛大臣なのか?という政治家が、ときに防衛大臣になっているからです。
読者諸兄の皆様、安心してください。自衛隊は政治に従いますから。これは徹底されているので、間違っても戦前のように政治を壟断したり、大臣の言うことをきかない、などということは絶対起きません。
間違う可能性があるのは「政治」です。では結論です。レーダー照射という事実を隠蔽した状態で日韓軍事協力をすすめれば、いずれどこかで破綻するでしょう。自衛隊が後ろから鉄砲を撃たれる可能性が高いと思います。大臣は、そうなったとき、責任は取れるのでしょうかね?現場を預かるのは自衛官なのだ。命を懸けているのも自衛官なのだ。自衛官の命は安くはないぞ。
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