主張 秦剛外相解任 習氏への打撃は不可避だ 2023/7/27 産経ニュース
解任劇で改めて浮かび上がるのは、中国共産党指導体制の意思決定過程の不透明さだ。外相が理由不明のまま更迭される事態は国際的信用にかかわる問題である。習近平政権が掲げる「大国外交」への打撃は避けられまい。
今回の産経の「主張」には同意できません。そもそも中国に国際的信用などないでしょう。そして、大国外交への打撃は避けられない、という主張もよく理解できません。大国外交と言う言葉も概念が曖昧だし、何故打撃が避けられないのかについても、一言も言及していません。まったくもって説得力に欠けると言わざるを得ません。
そもそも、中国の外交部長官は、外交のナンバーツーです。ナンバーワンは、王毅政治局員です。アメリカで言えば、ブリンケン国務長官、日本では林外務大臣が相当します。つまり、秦長官は、日本で言えば、副大臣、あるいは、外務政務官クラスと言っていいでしょう。そのような立場の長官が更迭されたとしても、中国の外交に大きな打撃もないし、国際的信用の失墜もないでしょう。そもそも中国に国際的信用があると思う方がおかしい。
外交ナンバーツーが更迭されたとしても、大きな影響はないと思います。本来、ナンバーワンの王毅がその名の通り、外交部長官を務めることになったので、漸く名は体を表すことになっただけのことです。産経は、中国の政治状況をよく知らないのだな。

さて、酒楽の関心は秦長官の更迭だけではありません。趙立堅氏です。秦長官の就任と同時に左遷された戦狼外交の象徴的存在だった趙立堅氏は、左遷されたのち、国境関連の仕事に就いたそうです。残念ですね、彼の姿を見られなくなって。
しかし、今回、秦長官が更迭されたことによって、趙立堅氏が復活するかもしれないと酒楽は思います。いや酒楽は、是非とも趙立堅氏に中央政界に復権してもらいたいと思うのです。彼ほど中国の戦狼外交を象徴的に行える人材はいないでしょう。秦長官と馬が合わなかったのだな、趙さん。今度は、王毅が長官に復帰するのだから、中央に復帰できるように運動したほうがいいよ。酒楽だけでなく、趙氏の復権を望んでいる諸外国のファンが大勢いるからね。復活を待っていますよw
忘れていました。産経は、中国共産党の意思決定過程が不透明だと批判していますが、批判するには当たらないでしょう。そもそも共産党一党独裁、そして習近平の独裁体制が確立された中国にあって、意思決定は、習近平だけにあるのです。しかも、序列は低いと言っても、政府の高官である外交部長官のポストを左右できるのは、習近平以外にいないと言うべきです。不透明でも何でもない、これが独裁国家と言うべきなのです。
解任劇で改めて浮かび上がるのは、中国共産党指導体制の意思決定過程の不透明さだ。外相が理由不明のまま更迭される事態は国際的信用にかかわる問題である。習近平政権が掲げる「大国外交」への打撃は避けられまい。
今回の産経の「主張」には同意できません。そもそも中国に国際的信用などないでしょう。そして、大国外交への打撃は避けられない、という主張もよく理解できません。大国外交と言う言葉も概念が曖昧だし、何故打撃が避けられないのかについても、一言も言及していません。まったくもって説得力に欠けると言わざるを得ません。
そもそも、中国の外交部長官は、外交のナンバーツーです。ナンバーワンは、王毅政治局員です。アメリカで言えば、ブリンケン国務長官、日本では林外務大臣が相当します。つまり、秦長官は、日本で言えば、副大臣、あるいは、外務政務官クラスと言っていいでしょう。そのような立場の長官が更迭されたとしても、中国の外交に大きな打撃もないし、国際的信用の失墜もないでしょう。そもそも中国に国際的信用があると思う方がおかしい。
外交ナンバーツーが更迭されたとしても、大きな影響はないと思います。本来、ナンバーワンの王毅がその名の通り、外交部長官を務めることになったので、漸く名は体を表すことになっただけのことです。産経は、中国の政治状況をよく知らないのだな。

さて、酒楽の関心は秦長官の更迭だけではありません。趙立堅氏です。秦長官の就任と同時に左遷された戦狼外交の象徴的存在だった趙立堅氏は、左遷されたのち、国境関連の仕事に就いたそうです。残念ですね、彼の姿を見られなくなって。
しかし、今回、秦長官が更迭されたことによって、趙立堅氏が復活するかもしれないと酒楽は思います。いや酒楽は、是非とも趙立堅氏に中央政界に復権してもらいたいと思うのです。彼ほど中国の戦狼外交を象徴的に行える人材はいないでしょう。秦長官と馬が合わなかったのだな、趙さん。今度は、王毅が長官に復帰するのだから、中央に復帰できるように運動したほうがいいよ。酒楽だけでなく、趙氏の復権を望んでいる諸外国のファンが大勢いるからね。復活を待っていますよw
忘れていました。産経は、中国共産党の意思決定過程が不透明だと批判していますが、批判するには当たらないでしょう。そもそも共産党一党独裁、そして習近平の独裁体制が確立された中国にあって、意思決定は、習近平だけにあるのです。しかも、序列は低いと言っても、政府の高官である外交部長官のポストを左右できるのは、習近平以外にいないと言うべきです。不透明でも何でもない、これが独裁国家と言うべきなのです。
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