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バイデンを祝福していない首脳は誰か

 11月13日付BBCは、表題のような記事をアップした。なかなか興味深い記事だ。

〇ロシア、ウラジーミル・プーチン大統領
〇スロヴェニア、ヤネス・ヤンシャ首相
〇ブラジル、ジャイル・ボルソナロ大統領
〇メキシコ、アンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドール大統領
〇北朝鮮、金正恩朝鮮労働党委員長

 記事を読むと、ここに掲げる5人は、バイデンの当選をまだ祝福していない。バイデンよりもトランプを支持しているようだ。

 彼らは、現実主義者、リアリストだ。そしてトランプもそうだ。この中に、西側民主主義国家の首脳は、一人もいない。我が国の菅総理も含めて。もちろん、そこには、自由主義陣営、民主主義陣営、同盟国としての思惑や、外交辞令も含まれるだろう。だから、これらの諸国が現実主義者でないと言い切ることはできない。

 だが本質はそれではない。彼らは、バイデン勝利を疑っているのだ。米国のメディアはバイデン勝利を報道し、バイデンも勝利宣言した。だが、トランプの敗北宣言はない。彼らは、どちらが勝つのか、冷静に観察しているのだ。トランプに勝ってほしいという願望もあるかもしれないが、それよりも、バイデンを祝福したのちに、トランプの再選が決まることを恐れているのだ。

 当然の恐れだろう。小生もバイデンを祝福するのは早すぎると思う。すくなくとも、12月に選挙人の投票の結果、どちらかが勝利するのを見届けるまで、祝するのは待った方がいい。どちらの候補も絶対に勝利するという決定的な情勢にはない。片一方に肩入れするのはリスクが大きすぎる。こう考えているのだろう。

 小生もそのやり方が賢いと思う。仮に、バイデンの勝利が決定しても、「米国の伝統を尊重し、敗北宣言の無い状態で、あなたを祝福することはできなかった。ご理解をいただきたい。」と言えば、それ以上不満を言うわけにはいくまい。

 逆はそうではない。米国大統領選の決着が、敗北宣言にあることを知りながら、トランプの敗北宣言を待たずに、バイデンを祝福した事実は消えず、トランプの信頼を失うことは必然だ。これはもしかすると致命的なミスになる可能性がある。彼らはそれを恐れているのだ。あるいは、独自の情報と自らの政治判断で、祝福をしていないということも考えられる。

 政治にリスクはつきものだ。どちらを優先するかは、当該政治家の政治判断である。ところで、我が国の総理大臣は、自ら政治判断をしたのだろうか?心配である。

 ヨーロッパの現首脳は、トランプを嫌っていたのは公然の秘密だろう。バイデンを祝福しているのは本音だと思う。同盟国を重視し、国際協調主義に復帰することを望んでいるのだ。

 安倍前首相率いる日本と、トランプのアメリカは、利害が一致したのだ。特に、中国を敵と認識したことが一番大きいだろう。それまでの米国の第一の敵はロシアだった。これが、伝統的な米国の外交だ。だが、トランプは違った。トランプは、ロシアではなく、中国を第一の敵と認定したのだ。

 また、同盟国を重視する国際協調主義ではなく、アメリカファーストといった、国益剥き出しの外交を行った。これが、西側同盟国の反発を買ったのだ。だから、今回、バイデンがかつての国際協調主義とロシアを仮想敵とすることを歓迎しているのだ。

 現在、西側自由主義陣営の敵は中国なのだが、ヨーロッパの同盟国は、既に、中国に取り込まれている。

 バイデンが勝利すれば、我が国は、難しいかじ取りを迫られるだろう。そうならないことを望むだけだ。

 ちなみに、中国は13日、バイデンの当選を祝福と報じている。

 ところで、小生が心配していることが一つある。それも重大な懸念が。それは他でもない。トランプが再選された場合の我が国の対応だ。菅首相は、既にバイデンに対して、祝福し、電話会談までしている。トランプが再選された場合、何と言い訳するのだろう?というのが、小生の懸念なのだ。

 トランプ・安倍両夫妻が居酒屋を訪れたときのトランプの激怒した顔を外交当局は忘れてはいないだろうな?トランプ再選の場合の言い訳もちゃんと考えているのだろうな?トランプは、笑顔で相対してくれるかもしれないが、バイデンを祝福したことを決して忘れないだろう。トランプとはそういう男だ。だから、この5人は有能だ。我が国の総理大臣閣下がこの中に含まれていないのが残念である。

追伸

 看中国は、メキシコのアンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドール大統領(通称:アムロ氏)は11日記者会見で再び、民主党候補バイデン氏への祝意の表明を拒否した、と伝えている。やるねー、いよっ、大統領!

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