数日前のことです。所用が終わり、会社へ帰る途中の横断歩道で、信号が変わるのを待っていました。
すると、酒楽の右腕を掴んだ人がいます。おや、何だろう?と見てみると、おばあさんが、お気楽の腕を掴んで、「すみませんが、この信号を渡るまで、掴ませてもらえませんか?」という訳です。
もちろん「いいですよ、大丈夫ですか」と労わりつつ、横断歩道をおばあさんと一緒に渡ります。
すると、すみません、ちょっと、こっちまで、私の手を引いて、道路わきの手すり迄いきました。

こんな感じになったのですね。すると、あー、助かりました、どうもありがとうございます。と言うのです。
そのまま、立ち去っても良かったのですが、どうも頼りなげな格好だったので、「おばあさん、どちらまでお出でですか?よろしければお送りしますよ」
で、二言三言やり取りがあって、家まで送ることにしました。200メートルくらいの距離なので、ゆっくり、おばあさんと散歩です。
イラストでは杖を持っているようになっていますが、おばあさんが持っていたのは、傘でした。杖を買わなきゃと思ってるんですけどね、杖は買った方がいいですよ、こんなやり取りをしつつ歩きます。
その時はちょっとした風が吹いていました。おばあさんによると、風が吹くと歩くのが怖いのよ、と言うことなんだそうです。たしかに、大きなビルがあるので、ビル風は結構吹くのです。足元のおぼつかないおばあさんにはつらいものがありそうです。
で、酒楽の勤めている建物を少し過ぎたところの路地を曲がってすぐのところに、おばあさんのマンションがありました。
どうも、ありがとうございました。と丁寧なあいさつをいただいて、無事家まで送り届けることができたわけです。
こういう経験は最近、あまりありませんでした。ええ、そもそも見ず知らずのオジサンに助けを求めてきたおばあさんですが、よほど困っていたのでしょうね。酒楽の顔もろくに見ないで、腕に縋り付いてきたわけですから。
お上品そうなおばあさんでした。イラストの通りのイメージです。語り口も上品で、最後の感謝の言葉も、それはそれは丁寧ですが、慇懃ではなく、さらりとしたカッコいいものだったのです。
あー、このおばあさん、ただ者ではないな、と言う感じでした。都会のど真ん中で、ちょっとした体験でしたが、何かいいことしたなー、さわやかだったなー。久しぶりに、さわやかな一日でしたー♪
提供は、酒楽でした。
すると、酒楽の右腕を掴んだ人がいます。おや、何だろう?と見てみると、おばあさんが、お気楽の腕を掴んで、「すみませんが、この信号を渡るまで、掴ませてもらえませんか?」という訳です。
もちろん「いいですよ、大丈夫ですか」と労わりつつ、横断歩道をおばあさんと一緒に渡ります。
すると、すみません、ちょっと、こっちまで、私の手を引いて、道路わきの手すり迄いきました。

こんな感じになったのですね。すると、あー、助かりました、どうもありがとうございます。と言うのです。
そのまま、立ち去っても良かったのですが、どうも頼りなげな格好だったので、「おばあさん、どちらまでお出でですか?よろしければお送りしますよ」
で、二言三言やり取りがあって、家まで送ることにしました。200メートルくらいの距離なので、ゆっくり、おばあさんと散歩です。
イラストでは杖を持っているようになっていますが、おばあさんが持っていたのは、傘でした。杖を買わなきゃと思ってるんですけどね、杖は買った方がいいですよ、こんなやり取りをしつつ歩きます。
その時はちょっとした風が吹いていました。おばあさんによると、風が吹くと歩くのが怖いのよ、と言うことなんだそうです。たしかに、大きなビルがあるので、ビル風は結構吹くのです。足元のおぼつかないおばあさんにはつらいものがありそうです。
で、酒楽の勤めている建物を少し過ぎたところの路地を曲がってすぐのところに、おばあさんのマンションがありました。
どうも、ありがとうございました。と丁寧なあいさつをいただいて、無事家まで送り届けることができたわけです。
こういう経験は最近、あまりありませんでした。ええ、そもそも見ず知らずのオジサンに助けを求めてきたおばあさんですが、よほど困っていたのでしょうね。酒楽の顔もろくに見ないで、腕に縋り付いてきたわけですから。
お上品そうなおばあさんでした。イラストの通りのイメージです。語り口も上品で、最後の感謝の言葉も、それはそれは丁寧ですが、慇懃ではなく、さらりとしたカッコいいものだったのです。
あー、このおばあさん、ただ者ではないな、と言う感じでした。都会のど真ん中で、ちょっとした体験でしたが、何かいいことしたなー、さわやかだったなー。久しぶりに、さわやかな一日でしたー♪
提供は、酒楽でした。