中国、岸田再改造内閣に対話・実務協力を呼び掛け 産経ニュース 2023/9/13
内閣改造はうまくいったようです。支持率アップはその証拠でしょう。酒楽も今回の改造には賛意を表したいと思います。
まず一番大きな変化は、林外相を更迭し、上川氏を据えたことでしょう。更迭?という表現に違和感を覚える読者様もいらっしゃると思いますが、今回の外務大臣交代劇は、実質的な林外務大臣の更迭だと酒楽は思います。
林氏は、長く日中友好議連の会長を務め、中国との間に太いパイプがあると喧伝された人物であり、言葉を変えればズブズブの関係だったと言っても過言ではないでしょう。さらに突っ込めば、中国の言いなり、中国の代弁者だったと言うことです。
林外相の期間、日本の対中国政策は停滞し、弱腰と非難されました。実際そうだったので、弁護の余地さえありません。対中非難決議が最たるもので、岸田・茂木・林ラインが中国の軍門に降ったと酒楽は表しました。林外務大臣の存在感はゼロです。ゼロ!というか、中国に対して、日本の国益を悉く棄損したのが林さんだったと言うべきでしょう。
林さんを更迭し、上川氏に交代させた効果はすぐに表れましたwそれが引用した記事です。つい先ごろまで、公明党の山口、二階元幹事長が中国との独自のパイプ・人脈を駆使して、中国訪問を試みたようですが、中国は一顧だにせず、時期が適当ではないという理由で、受け付けませんでした。ところが、改造内閣で林氏が更迭され、上川氏が就任するに及んで、日本に対し対話を呼びかけた、と産経が伝えているのです。
この豹変は何なのでしょう?それはですね、中国のいいなり林を更迭したことで、中国が困ったからです。これまでなら、水面下で林氏をつつき、岸田政権に無言の圧力をかけていたと思いますが、その林氏がいなくなれば、日本政府に影響力を行使できない状態になったのだろうと思います。そうでなければ、汚染水と叫んで、さんざん日本を攻撃してきた中国が日本に対話を呼びかける理由が理解できないのです。
実は困っているのは中国、というのは識者の一致した見方だと思います。特に不動産不況に伴う不動産業者の巨額の債務、それに伴う経済の悪化、若者の失業率の増大など、足元が揺らいでいるのは中国です。上川氏とパイプの無い中国は焦っていると言うことでしょう。これで攻守逆転しました。しばらく中国は放っておけばいいのです。彼らの足元を見て、日本にすり寄ってくるまで無視しておけば、王毅は困って訪日と外相会談を要請してくると思います。それまで待てばいいのです。待てば海路の日和ありです。
次は木原防衛大臣の就任です。久しぶりに有能な大臣が就任し、酒楽は喜んでいます。前大臣は無能でした。はっきり言えば。あれでは自衛隊はまともに機能しないでしょう。大臣の資質は重要なのです。自衛隊の問題を説明しても何も理解できないようでは大臣失格です。木原さんは、安保3文書改訂にも携わったようですから、安全保障に関しては心配ないと思います。速やかに防衛力増強の為に尽力いただきたいと思う次第です。
一つ残念なのは、岸田さんの発言です。これまで一つ一つ丁寧に国民に対して説明してきた、という発言にです。繰り返しますが、丁寧に説明すると言いながら。韓国のホワイト国復帰、日韓通貨スワップ復活、日米韓対話の必要性について、岸田さんは一言も説明していません。中国非難決議を闇に葬ったことも、LGBT法案を強行採決した理由も一切説明していません。一つ一つ丁寧に説明してきたこと言う発言と、現実の行動が一致していないのです。こういうのを普通嘘つきと言います。極端な言い方だと言うのは承知しています。しかし、自分に都合のいいことだけを説明し、都合に悪いことについては口を噤(つぐ)んでいるのでは、国民は岸田総理を信頼も信用もしないでしょう。
先ごろまで内閣支持率が暴落した原因はそこにあります。それを知っていてこういう発言になっているのか、現実を理解できていないのか、いずれにしても、こういう有権者を馬鹿にした態度では、支持を受けることはできないでしょう。少々の内閣改造で、岸田政権が再浮上することはないと思います。抜本的に政策を変えなければ、次の選挙で政権を失ったとしても酒楽は驚きません。
長くなりました。今日はここまでにしたいと思います。
内閣改造はうまくいったようです。支持率アップはその証拠でしょう。酒楽も今回の改造には賛意を表したいと思います。
まず一番大きな変化は、林外相を更迭し、上川氏を据えたことでしょう。更迭?という表現に違和感を覚える読者様もいらっしゃると思いますが、今回の外務大臣交代劇は、実質的な林外務大臣の更迭だと酒楽は思います。
林氏は、長く日中友好議連の会長を務め、中国との間に太いパイプがあると喧伝された人物であり、言葉を変えればズブズブの関係だったと言っても過言ではないでしょう。さらに突っ込めば、中国の言いなり、中国の代弁者だったと言うことです。
林外相の期間、日本の対中国政策は停滞し、弱腰と非難されました。実際そうだったので、弁護の余地さえありません。対中非難決議が最たるもので、岸田・茂木・林ラインが中国の軍門に降ったと酒楽は表しました。林外務大臣の存在感はゼロです。ゼロ!というか、中国に対して、日本の国益を悉く棄損したのが林さんだったと言うべきでしょう。
林さんを更迭し、上川氏に交代させた効果はすぐに表れましたwそれが引用した記事です。つい先ごろまで、公明党の山口、二階元幹事長が中国との独自のパイプ・人脈を駆使して、中国訪問を試みたようですが、中国は一顧だにせず、時期が適当ではないという理由で、受け付けませんでした。ところが、改造内閣で林氏が更迭され、上川氏が就任するに及んで、日本に対し対話を呼びかけた、と産経が伝えているのです。
この豹変は何なのでしょう?それはですね、中国のいいなり林を更迭したことで、中国が困ったからです。これまでなら、水面下で林氏をつつき、岸田政権に無言の圧力をかけていたと思いますが、その林氏がいなくなれば、日本政府に影響力を行使できない状態になったのだろうと思います。そうでなければ、汚染水と叫んで、さんざん日本を攻撃してきた中国が日本に対話を呼びかける理由が理解できないのです。
実は困っているのは中国、というのは識者の一致した見方だと思います。特に不動産不況に伴う不動産業者の巨額の債務、それに伴う経済の悪化、若者の失業率の増大など、足元が揺らいでいるのは中国です。上川氏とパイプの無い中国は焦っていると言うことでしょう。これで攻守逆転しました。しばらく中国は放っておけばいいのです。彼らの足元を見て、日本にすり寄ってくるまで無視しておけば、王毅は困って訪日と外相会談を要請してくると思います。それまで待てばいいのです。待てば海路の日和ありです。
次は木原防衛大臣の就任です。久しぶりに有能な大臣が就任し、酒楽は喜んでいます。前大臣は無能でした。はっきり言えば。あれでは自衛隊はまともに機能しないでしょう。大臣の資質は重要なのです。自衛隊の問題を説明しても何も理解できないようでは大臣失格です。木原さんは、安保3文書改訂にも携わったようですから、安全保障に関しては心配ないと思います。速やかに防衛力増強の為に尽力いただきたいと思う次第です。
一つ残念なのは、岸田さんの発言です。これまで一つ一つ丁寧に国民に対して説明してきた、という発言にです。繰り返しますが、丁寧に説明すると言いながら。韓国のホワイト国復帰、日韓通貨スワップ復活、日米韓対話の必要性について、岸田さんは一言も説明していません。中国非難決議を闇に葬ったことも、LGBT法案を強行採決した理由も一切説明していません。一つ一つ丁寧に説明してきたこと言う発言と、現実の行動が一致していないのです。こういうのを普通嘘つきと言います。極端な言い方だと言うのは承知しています。しかし、自分に都合のいいことだけを説明し、都合に悪いことについては口を噤(つぐ)んでいるのでは、国民は岸田総理を信頼も信用もしないでしょう。
先ごろまで内閣支持率が暴落した原因はそこにあります。それを知っていてこういう発言になっているのか、現実を理解できていないのか、いずれにしても、こういう有権者を馬鹿にした態度では、支持を受けることはできないでしょう。少々の内閣改造で、岸田政権が再浮上することはないと思います。抜本的に政策を変えなければ、次の選挙で政権を失ったとしても酒楽は驚きません。
長くなりました。今日はここまでにしたいと思います。
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