菅首相が、11月17日、オーストラリアのモリソン首相と官邸で会談し、訓練円滑化で合意した。
日豪準同盟の成立を祝いたい。中共は、この日豪準同盟や日米豪印クアッドについて、口を極めて罵っている。それだけ、クアッドや準同盟を恐れているという証拠だ。豪州は、リーマン以来、中国の資源外交の恩恵を受け、どっぷりとその影響下にあったが、新型コロナの原因究明を中国に求めたあたりから、外交姿勢が急展開している。
実は、その前に、中国による南支那海の軍事拠点化が、豪州を逆なでしている。しかも今回、中国が、豪州の新型コロナ原因究明要求に対し、関税率のアップや、貿易制限などの措置をとり、豪州を圧迫したので、豪州の対中姿勢の悪化が顕著だった。
今回、モリソン首相が、帰国後、2週間の自主隔離を覚悟してまで、日本との準同盟締結を急いだのは、こうした背景がある。
我が国は、日米地位協定を除く、2国間で相手国の軍の法的地位を定めた協定を締結した例がなく、日豪間で実現すれば2例目となる。

準同盟と呼ばれる所以だ。素晴らしいではないか。目の前の軍事的圧力を日本一国で抑えることは困難だ。基本的には、日米同盟が我が国の安全保障の根幹であることに揺るぎはないものの、同盟国を増やすことは安全保障環境の改善に役立つ。
日豪に、インドを加えたクアッドも、ますます強固になってきたようだ。日米豪印の海上共同訓練「マラバール」の第2弾を17日、インド沖のアラビア海で開始したと発表した。3~16日にベンガル湾で実施した第1弾に続く訓練。豪州の参加は2007年以来で、日米豪印には「自由で開かれたインド太平洋」の下で連携を強化し、中国を牽制する狙いがある、と17日付産経新聞が伝えている。
対中包囲網は、着々と前進している。英国も新型空母をアジアに配備するのではないかとの情報がある。これが実現すれば、日米英3大海軍の勢ぞろいだ。中国海軍に勝ち目はない。真綿で首を締めるように経済や軍事で圧力を加えてくるのは、アングロサクソンの得意技だ。大東亜戦争ではしてやられたが、今回は勝ち組・連合軍に属している。
中共海軍は、海の藻屑と消えるだろう。

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(以下18日付産経新聞から引用)
円滑化協定は、部隊が国外で活動する際の法的地位や税の取り扱いなどを定める協定。現z内は事前の取り決めが必要だが、協定を締結することで共同訓練や災害救援で相手国を訪問する際の手続きを簡素化し、往来を円滑にする狙いだ。
共同演習などで相手国を訪問中の部隊が事件・事故を起こした場合、どちらの国の法律っを適用するかなど、四方から税制に渡り細部を規定するのが円滑化協定だ。日豪間は繰り返し共同演習を行ってきたが、円滑化協定が無かったためにその都度、外交文書を取り交わすなどして相互訪問、訓練を繰り返してきた。
協定が発効すればそうしたてえ続きは不要になり、文字通り「円滑化」が図られる。海上自衛隊幹部は「豪軍を受け入れやすくなる」と話し、防衛省幹部も「共同演習の回数を増やし、訓練をさらに高度化することが期待できる」と語る。
日豪準同盟の成立を祝いたい。中共は、この日豪準同盟や日米豪印クアッドについて、口を極めて罵っている。それだけ、クアッドや準同盟を恐れているという証拠だ。豪州は、リーマン以来、中国の資源外交の恩恵を受け、どっぷりとその影響下にあったが、新型コロナの原因究明を中国に求めたあたりから、外交姿勢が急展開している。
実は、その前に、中国による南支那海の軍事拠点化が、豪州を逆なでしている。しかも今回、中国が、豪州の新型コロナ原因究明要求に対し、関税率のアップや、貿易制限などの措置をとり、豪州を圧迫したので、豪州の対中姿勢の悪化が顕著だった。
今回、モリソン首相が、帰国後、2週間の自主隔離を覚悟してまで、日本との準同盟締結を急いだのは、こうした背景がある。
我が国は、日米地位協定を除く、2国間で相手国の軍の法的地位を定めた協定を締結した例がなく、日豪間で実現すれば2例目となる。

準同盟と呼ばれる所以だ。素晴らしいではないか。目の前の軍事的圧力を日本一国で抑えることは困難だ。基本的には、日米同盟が我が国の安全保障の根幹であることに揺るぎはないものの、同盟国を増やすことは安全保障環境の改善に役立つ。
日豪に、インドを加えたクアッドも、ますます強固になってきたようだ。日米豪印の海上共同訓練「マラバール」の第2弾を17日、インド沖のアラビア海で開始したと発表した。3~16日にベンガル湾で実施した第1弾に続く訓練。豪州の参加は2007年以来で、日米豪印には「自由で開かれたインド太平洋」の下で連携を強化し、中国を牽制する狙いがある、と17日付産経新聞が伝えている。
対中包囲網は、着々と前進している。英国も新型空母をアジアに配備するのではないかとの情報がある。これが実現すれば、日米英3大海軍の勢ぞろいだ。中国海軍に勝ち目はない。真綿で首を締めるように経済や軍事で圧力を加えてくるのは、アングロサクソンの得意技だ。大東亜戦争ではしてやられたが、今回は勝ち組・連合軍に属している。
中共海軍は、海の藻屑と消えるだろう。

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(以下18日付産経新聞から引用)
円滑化協定は、部隊が国外で活動する際の法的地位や税の取り扱いなどを定める協定。現z内は事前の取り決めが必要だが、協定を締結することで共同訓練や災害救援で相手国を訪問する際の手続きを簡素化し、往来を円滑にする狙いだ。
共同演習などで相手国を訪問中の部隊が事件・事故を起こした場合、どちらの国の法律っを適用するかなど、四方から税制に渡り細部を規定するのが円滑化協定だ。日豪間は繰り返し共同演習を行ってきたが、円滑化協定が無かったためにその都度、外交文書を取り交わすなどして相互訪問、訓練を繰り返してきた。
協定が発効すればそうしたてえ続きは不要になり、文字通り「円滑化」が図られる。海上自衛隊幹部は「豪軍を受け入れやすくなる」と話し、防衛省幹部も「共同演習の回数を増やし、訓練をさらに高度化することが期待できる」と語る。
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