酒楽です♪今日は日曜日、お休みです。休みの日まで、政治の話では疲れてしまいます。ということで、お気楽オジサンの昔話をしたいと思います。
表題を見て内容を想像できた方、お気楽と同じ世代ですね♪つまり、オジサン確定です。若い方は、ちょっとよくわからないでしょう。
表題を見て内容を想像できた方、お気楽と同じ世代ですね♪つまり、オジサン確定です。若い方は、ちょっとよくわからないでしょう。
まず、上の図をご覧ください。A版とB版のサイズの違いを表した図です。現在、ビジネスシーンで使われているのは、ほぼA版ですね。ですが、A版ではなかった時代があったのです。お気楽と同世代のオジサン、オバサンは、聞き流してくださいね。
酒楽が若いころは、B版でした。今、考えるとB4とかは、結構大きなサイズだったのですね。でも、それを使っていた当時は、別段、何の疑問もなく使っていました。それが、ある時、A版に変えろ、というお達しが出たようで、順次用紙をB版からA版に変えていったわけです。
さて、人間とは面白いもので、用紙のサイズに考え方が影響されているのをこの時発見したのです。
まず、大きいB4サイズで、週の予定表を作成するのが、当時の酒楽の仕事の一つでした。予定表は、定型化され、マスで区切られ、どこに何を記入するかも決まっていました。B4サイズに最適化されていたということですね。
さて、それをA4サイズに変更しなければなりません。最終的には、どれもこれも統一された様式と記述要領になった訳ですが、そうなるまでには、紆余曲折がありました。
まず、何年も使用していた予定表ですから、そこに無駄な余白などないのです。と思っていました。何も考えていなかったというべきなのですが。それは後でわかったことでした。
B4サイズに書き込まれた予定表に記入されている各予定、各項目は、必要不可欠だとみんなが思っていたのです。そうするとどうなったか?
小さいA4サイズに全て書こうとしたわけです。できるわけがありませんよね。絶品だったのは、ある係が、B4サイズの予定表を縮小コピーして、A4版の予定表にしたのです。
これなら、B4版予定表の全てが書き込まれています。しかし、当然、字が小さすぎて読むのは一苦労です。もちろん、その当時の上司・オジサンは、「字が小さすぎて読めなーい!」と怒ったわけです。
これは、極端な例ですが、様式が統一されるまで、各担当は、A4サイズに何とかして詰め込もうと必死だったわけですね。
習慣とは恐ろしいものです。長年慣れ親しんだB4サイズの予定表に書き込まれていた内容は、全て必要なものだ、という先入観から抜け出すことができなかったわけです。
新しい様式が示されてからも、小さいスペースに情報を詰め込みすぎ、非常に見にくい、わかりづらい予定表でした。ですが、若い人ほど、慣れるのが早いのはいつの時代でも一緒です。
自慢するわけではありませんが、当時、若かった酒楽は、そもそもいい加減で、おおざっぱな性格ですから、A4版の新しい様式に合わせ、記述内容を思いっきり、簡単にしたのです。上司の指導を受け、公の場に提出して説明したときに、参加していた人たちが、ざわめきました。
何だこれは、必要なことが書いてないではないか、とか、こんな簡単な表現では何を言っているのかよくわからないとか、ほとんどが、酒楽の案を非難するものでした。
ですが、たった一人、これでいい、と言う人がいました。会議のトップです。これで決まり。以後、酒楽の記述要領がスタンダードになった訳です。
相当脚色されています。ですが、ストーリーは、ほぼ合っています。おおざっぱな酒楽そのものですね♪
ずいぶん昔の話で恐縮でした。ついでですが、手書きからワープロに、それからパソコンに変わったことや、和文タイプが職場から駆逐されたことや、時代の変遷とともに、いろいろな苦労とか笑い話がありました。昔の話をするのが大好きなのは、オジサンの特性です。読んでいただき有難うございました。
酒楽が若いころは、B版でした。今、考えるとB4とかは、結構大きなサイズだったのですね。でも、それを使っていた当時は、別段、何の疑問もなく使っていました。それが、ある時、A版に変えろ、というお達しが出たようで、順次用紙をB版からA版に変えていったわけです。
さて、人間とは面白いもので、用紙のサイズに考え方が影響されているのをこの時発見したのです。
まず、大きいB4サイズで、週の予定表を作成するのが、当時の酒楽の仕事の一つでした。予定表は、定型化され、マスで区切られ、どこに何を記入するかも決まっていました。B4サイズに最適化されていたということですね。
さて、それをA4サイズに変更しなければなりません。最終的には、どれもこれも統一された様式と記述要領になった訳ですが、そうなるまでには、紆余曲折がありました。
まず、何年も使用していた予定表ですから、そこに無駄な余白などないのです。と思っていました。何も考えていなかったというべきなのですが。それは後でわかったことでした。
B4サイズに書き込まれた予定表に記入されている各予定、各項目は、必要不可欠だとみんなが思っていたのです。そうするとどうなったか?
小さいA4サイズに全て書こうとしたわけです。できるわけがありませんよね。絶品だったのは、ある係が、B4サイズの予定表を縮小コピーして、A4版の予定表にしたのです。
これなら、B4版予定表の全てが書き込まれています。しかし、当然、字が小さすぎて読むのは一苦労です。もちろん、その当時の上司・オジサンは、「字が小さすぎて読めなーい!」と怒ったわけです。
これは、極端な例ですが、様式が統一されるまで、各担当は、A4サイズに何とかして詰め込もうと必死だったわけですね。
習慣とは恐ろしいものです。長年慣れ親しんだB4サイズの予定表に書き込まれていた内容は、全て必要なものだ、という先入観から抜け出すことができなかったわけです。
新しい様式が示されてからも、小さいスペースに情報を詰め込みすぎ、非常に見にくい、わかりづらい予定表でした。ですが、若い人ほど、慣れるのが早いのはいつの時代でも一緒です。
自慢するわけではありませんが、当時、若かった酒楽は、そもそもいい加減で、おおざっぱな性格ですから、A4版の新しい様式に合わせ、記述内容を思いっきり、簡単にしたのです。上司の指導を受け、公の場に提出して説明したときに、参加していた人たちが、ざわめきました。
何だこれは、必要なことが書いてないではないか、とか、こんな簡単な表現では何を言っているのかよくわからないとか、ほとんどが、酒楽の案を非難するものでした。
ですが、たった一人、これでいい、と言う人がいました。会議のトップです。これで決まり。以後、酒楽の記述要領がスタンダードになった訳です。
相当脚色されています。ですが、ストーリーは、ほぼ合っています。おおざっぱな酒楽そのものですね♪
ずいぶん昔の話で恐縮でした。ついでですが、手書きからワープロに、それからパソコンに変わったことや、和文タイプが職場から駆逐されたことや、時代の変遷とともに、いろいろな苦労とか笑い話がありました。昔の話をするのが大好きなのは、オジサンの特性です。読んでいただき有難うございました。