国産長射程弾も前倒し検討 トマホークに続き全種類 2023/10/10 産経ニュース
木原防衛相はいいですね。我が国の安全保障の問題点を速やかに解決するため、やれることはなんでもやる、こういう意気込みがひしひしと伝わってきます。自衛隊が、長年にわたり政治に要求してきたことをこれほどストレートに反映させようと努力する大臣を初めて見ました。いや、過去にもいらっしゃいました。たとえば小野寺五典さんとかですね。しかし、小野寺さんの時代には、裏付けとなる防衛予算は少なくて、何もできなかったというのが事実でした。
防衛予算の裏付けがある現在、超特急でその実現に向かって爆走している、それが木原防衛相でしょう。岸田さんの政策には不満がいっぱいありますが、今回の防衛大臣の人事は百点満点だと思います。
記事で触れられているのは、トマホークだけではなく、国産の長距離巡航ミサイルを多数開発する、それもなるべく前倒しで開発する、と指示したことです。こんなことは未だかつて聴いたことがありません。酒楽が現役の頃は、予算がないから、2年で製造できる装備を3年に延ばせ、3年なら4年に延ばせ、というのが普通だったのです。2国を3国に、3国を4国に延ばすことによって、国庫債務負担行為が先延ばしになるからです。これによって、実質的な防衛予算の削減ができるわけです。
こういう事実は、当事者以外にはよくわからないと思いますが、事実はそうなのです。一見大きな予算も、歳出年度別に分析すると、そうでもないのです。それは予算がないからなのです。今回のように大規模な防衛予算が割り振られたのは、戦後初めてでしょう。そういう意味では、木原防衛相は、一番いい時期に大臣になったということです。
ただ、それにもまして木原大臣は、八面六臂の活躍をしていますね。自衛隊が長年やろうとしてできなかったことに着手しています。非常にいいと思います。特に「宇宙・サイバー・電磁波領域における挑戦」→通称ウサデンに注力していることです。
このウサデンは、現代戦において、勝敗を決するキーワードなのです。このためにはサイバー戦士を大量に養成しなければなりません。そしてそのために必要なもの、それはサイバー戦士を育成し、募集し、維持し、戦わせるための財源です。お金です。これらの人材は、通称サイバー戦士と言いますが、「兵器」なのです。これまでのように他の自衛官同様低賃金で雇おうとするなら、施策は失敗するでしょう。サイバー戦士とは、高性能兵器と同じなのです。高性能兵器が高額なのは常識でしょ?だから有能なサイバー戦士は高給で雇うしかないのです。それをけちって、安月給で雇うなら、ウサデンは絵に描いた餅となり、目的は達成されないでしょう。
戦争に勝つためにお金を惜しんではなりません。お金を惜しんで国家を失っては元も子もないでしょ?
木原防衛相はいいですね。我が国の安全保障の問題点を速やかに解決するため、やれることはなんでもやる、こういう意気込みがひしひしと伝わってきます。自衛隊が、長年にわたり政治に要求してきたことをこれほどストレートに反映させようと努力する大臣を初めて見ました。いや、過去にもいらっしゃいました。たとえば小野寺五典さんとかですね。しかし、小野寺さんの時代には、裏付けとなる防衛予算は少なくて、何もできなかったというのが事実でした。
防衛予算の裏付けがある現在、超特急でその実現に向かって爆走している、それが木原防衛相でしょう。岸田さんの政策には不満がいっぱいありますが、今回の防衛大臣の人事は百点満点だと思います。
記事で触れられているのは、トマホークだけではなく、国産の長距離巡航ミサイルを多数開発する、それもなるべく前倒しで開発する、と指示したことです。こんなことは未だかつて聴いたことがありません。酒楽が現役の頃は、予算がないから、2年で製造できる装備を3年に延ばせ、3年なら4年に延ばせ、というのが普通だったのです。2国を3国に、3国を4国に延ばすことによって、国庫債務負担行為が先延ばしになるからです。これによって、実質的な防衛予算の削減ができるわけです。
こういう事実は、当事者以外にはよくわからないと思いますが、事実はそうなのです。一見大きな予算も、歳出年度別に分析すると、そうでもないのです。それは予算がないからなのです。今回のように大規模な防衛予算が割り振られたのは、戦後初めてでしょう。そういう意味では、木原防衛相は、一番いい時期に大臣になったということです。
ただ、それにもまして木原大臣は、八面六臂の活躍をしていますね。自衛隊が長年やろうとしてできなかったことに着手しています。非常にいいと思います。特に「宇宙・サイバー・電磁波領域における挑戦」→通称ウサデンに注力していることです。
このウサデンは、現代戦において、勝敗を決するキーワードなのです。このためにはサイバー戦士を大量に養成しなければなりません。そしてそのために必要なもの、それはサイバー戦士を育成し、募集し、維持し、戦わせるための財源です。お金です。これらの人材は、通称サイバー戦士と言いますが、「兵器」なのです。これまでのように他の自衛官同様低賃金で雇おうとするなら、施策は失敗するでしょう。サイバー戦士とは、高性能兵器と同じなのです。高性能兵器が高額なのは常識でしょ?だから有能なサイバー戦士は高給で雇うしかないのです。それをけちって、安月給で雇うなら、ウサデンは絵に描いた餅となり、目的は達成されないでしょう。
戦争に勝つためにお金を惜しんではなりません。お金を惜しんで国家を失っては元も子もないでしょ?
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