<独自>陸自沖縄部隊の師団化、令和8年度に 政府、南西防衛強化急ぐ 2023/10/24 産経ニュース
〇1個普通科連隊を2個連隊とするのをはじめ、3千人規模に増強
〇司令官は陸将補から陸将に格上げ
〇通信、施設、後方支援の部隊も増強
〇西部方面隊の行政機能を一部移管し、住民避難などについて地元自治体との調整も担わせる
〇安保3文書では第15旅団を除く全国の14師団・旅団の運用について、有事の際には南西諸島に増援に駆け付ける機動展開を基本とする方針を打ち出した
以上が概要です。木原防衛大臣は、真っ先に沖縄を現地視察し、トマホークの調達も前倒しし、国産長距離巡航ミサイルの装備化時期も前倒しすると表明しています。矢継ぎ早に重要政策を前倒しする理由は明白です。それだけ中国の脅威が高まっていると言うことでしょう。それに対し、我が国の防衛体制を急速に強化すると表明することは、中国に対する明白な抑止力になるわけです。大変素晴らしいと思います。前防衛大臣は、誰だか忘れましたが、何もしてなかったのか?
沖縄防衛の難しさは、沖縄がわが国本土から遠く離れていることです。もちろん、それは中国にとっても同じことですが、攻撃する側は、作戦の主導権を握ることが可能なので、選択肢は多いのです。守る側は、限られた軍事資源で、敵の攻撃から我が国を守る必要があります。そのため、戦闘が発生した地域に、如何に早く戦力を集中できるかが問われるわけです。
そして沖縄防衛は、陸自だけではなく、海空の協力が不可欠であり、更に米軍との協力も従前から十分に態勢を整えている必要があるのです。今回の師団化によって、米軍との協力は更に強化されるでしょう。
離島の問題点の一つに、通信と兵站にあります。特に兵站は、事前の準備が十分でないと、致命的です。そもそも陸自は長年北方重視態勢を採っていたことから、南西正面における弾薬庫も備蓄弾薬の量も十分ではないと推測されます。
ウクライナ戦争を見れば分かるように、戦争に勝つためには、兵員だけではなく、弾薬と燃料が無ければならないのです。弾が無くなれば、その部隊は戦えないのです。と言って、有事に本土から沖縄の離島に弾薬を大規模に輸送するのは妥当ではないでしょう。輸送を妨害される可能性が高いからです。そして、弾薬は現地で調達することはできません。ということで、想定される戦域の島に弾薬庫を開設し、弾薬を備蓄することが重要になるのです。
政府は、沖縄の反日勢力に屈することなく、粛々と防衛準備を進めてもらいたいと思います。
〇1個普通科連隊を2個連隊とするのをはじめ、3千人規模に増強
〇司令官は陸将補から陸将に格上げ
〇通信、施設、後方支援の部隊も増強
〇西部方面隊の行政機能を一部移管し、住民避難などについて地元自治体との調整も担わせる
〇安保3文書では第15旅団を除く全国の14師団・旅団の運用について、有事の際には南西諸島に増援に駆け付ける機動展開を基本とする方針を打ち出した
以上が概要です。木原防衛大臣は、真っ先に沖縄を現地視察し、トマホークの調達も前倒しし、国産長距離巡航ミサイルの装備化時期も前倒しすると表明しています。矢継ぎ早に重要政策を前倒しする理由は明白です。それだけ中国の脅威が高まっていると言うことでしょう。それに対し、我が国の防衛体制を急速に強化すると表明することは、中国に対する明白な抑止力になるわけです。大変素晴らしいと思います。前防衛大臣は、誰だか忘れましたが、何もしてなかったのか?
沖縄防衛の難しさは、沖縄がわが国本土から遠く離れていることです。もちろん、それは中国にとっても同じことですが、攻撃する側は、作戦の主導権を握ることが可能なので、選択肢は多いのです。守る側は、限られた軍事資源で、敵の攻撃から我が国を守る必要があります。そのため、戦闘が発生した地域に、如何に早く戦力を集中できるかが問われるわけです。
そして沖縄防衛は、陸自だけではなく、海空の協力が不可欠であり、更に米軍との協力も従前から十分に態勢を整えている必要があるのです。今回の師団化によって、米軍との協力は更に強化されるでしょう。
離島の問題点の一つに、通信と兵站にあります。特に兵站は、事前の準備が十分でないと、致命的です。そもそも陸自は長年北方重視態勢を採っていたことから、南西正面における弾薬庫も備蓄弾薬の量も十分ではないと推測されます。
ウクライナ戦争を見れば分かるように、戦争に勝つためには、兵員だけではなく、弾薬と燃料が無ければならないのです。弾が無くなれば、その部隊は戦えないのです。と言って、有事に本土から沖縄の離島に弾薬を大規模に輸送するのは妥当ではないでしょう。輸送を妨害される可能性が高いからです。そして、弾薬は現地で調達することはできません。ということで、想定される戦域の島に弾薬庫を開設し、弾薬を備蓄することが重要になるのです。
政府は、沖縄の反日勢力に屈することなく、粛々と防衛準備を進めてもらいたいと思います。
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