イタリア在住の塩野さんは終了後の記者会見で、陛下が皇太子時代の平成22年3月、同国に立ち寄られた際、現地の水道橋などを案内したエピソードを紹介。陛下がライフワークとして続けられている「水」問題を通じたつながりがあるとして、「勲章を頂いたときにニコッとしちゃって緊張が緩みました」と語った。
塩野七生さんが文化勲章を受賞されました。おめでとうございます。酒楽は、塩野さんが大好きで小説からエッセイまで、よく読んでいます。特にローマ人の物語は何度か読み直しました。何度読んでも新たな発見や考えさせられることが多く、近年の歴史小説では、最高の著作ではないかと思います。
特にカエサルに関わる著述は圧巻の一言でしょう。随分前に読んだカエサルのガリア戦記の記憶が甦り、ガリア戦記では理解が及ばなかったことも理解できたことは、感謝以外の言葉がありません。
塩野さんの著述を読むと、日本のイタリア研究者からは、評価されていないというか、敵対視されているようなことが、ところどころに書かれています。それは、学術的な観点から研究する学者さんと、イタリアに在住し、肌身のイタリア人と交流しながら歴史のひだに触れている小説家の違いなのだろうなと思います。しかし、一小説家の著述を毛嫌いする研究者から見ても塩野さんの著作は、本格的なのだろうと思う次第です。
塩野さんのエッセイはこれまた珠玉です。現実に立脚した視点は斬新で、いつも目から鱗でした。そして、宝石やファッションに対するこだわりや考え方も斬新で面白いと思います。五木寛之との対談もなかなか面白いものでした。歴史からファッションまで両者それぞれ独特な意見があって読み応えのある対談に仕上がっています。
受賞の際の映像を見ると、さすがにお年を召したなと思います。これからも健康でスパイスの効いたエッセイと小説を提供していただきたいと願うばかりです
塩野七生さんが文化勲章を受賞されました。おめでとうございます。酒楽は、塩野さんが大好きで小説からエッセイまで、よく読んでいます。特にローマ人の物語は何度か読み直しました。何度読んでも新たな発見や考えさせられることが多く、近年の歴史小説では、最高の著作ではないかと思います。
特にカエサルに関わる著述は圧巻の一言でしょう。随分前に読んだカエサルのガリア戦記の記憶が甦り、ガリア戦記では理解が及ばなかったことも理解できたことは、感謝以外の言葉がありません。
塩野さんの著述を読むと、日本のイタリア研究者からは、評価されていないというか、敵対視されているようなことが、ところどころに書かれています。それは、学術的な観点から研究する学者さんと、イタリアに在住し、肌身のイタリア人と交流しながら歴史のひだに触れている小説家の違いなのだろうなと思います。しかし、一小説家の著述を毛嫌いする研究者から見ても塩野さんの著作は、本格的なのだろうと思う次第です。
塩野さんのエッセイはこれまた珠玉です。現実に立脚した視点は斬新で、いつも目から鱗でした。そして、宝石やファッションに対するこだわりや考え方も斬新で面白いと思います。五木寛之との対談もなかなか面白いものでした。歴史からファッションまで両者それぞれ独特な意見があって読み応えのある対談に仕上がっています。
受賞の際の映像を見ると、さすがにお年を召したなと思います。これからも健康でスパイスの効いたエッセイと小説を提供していただきたいと願うばかりです
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