天晴れだ!JAXAさん、よくやってくれました。新型コロナの蔓延で鬱勃としている世相の中での快挙に、日本中が沸き立ちましたね。プロジェクトマネージャーの津田雄一さんの笑顔が素晴らしかったですね。おめでとうございます。
糸川博士の研究を嚆矢とする我が国の宇宙開発は、また一つ実績を積み上げました。アメリカやロシア、EU、近年は中国が宇宙開発に多額の資金を投入しています。その中で、少ない予算をものともせず、小惑星から試料を持ち帰った快挙は、称賛されてしかるべきでしょう。
本来なら、宇宙開発のための予算は、もっと増やすべきだと思います。政府の全般的な財政がそれを許さないのは重々承知していますが、宇宙開発は、将来への投資です。いずれ花咲くのは確実です。借金してでも開発予算を増額すべきです。

特に、わが国独自で、有人宇宙船を開発すべきです。H2シリーズの成功率は、毎回向上しています。ここ数年、失敗はありません。もちろん、有人飛行となると更に厳しい成功率を求められると思いますが、わが国独自で、宇宙(当面地球周回軌道)に人間を飛ばす手段をもつべきです。今のように、アメリカにおんぶに抱っこでは、成果は限られます。
日本人宇宙飛行士を育成し、宇宙ステーションに派遣するための予算は莫大ですが、殆どを米国に依存し、お金も吸い込まれています。自国でそれができるなら、国内企業の技術の発展と経済効果が莫大となるはずです。
今回のはやぶさ2にしても、国内のメーカーが協力していますが、利益を度外視していると聞いています。それは、メーカーとしてのプライドと、国策に寄与しているという名誉からだと推測されます。例えばNECとかが赤字を我慢して協力しているのです。
だが、いつまで企業に依存するのでしょう。イーロン・マスクのような企業家が参画するような体制、つまり儲かる事業を確立すべきですね。そのための初期投資が必要なのです。財務省さん?わかってますよね。汚名返上のいい機会です。科学技術予算は、将来への投資なのです。ケチってないで、ガバガバ予算をつけなさい!
<余談>
プロジェクトマネージャー津田雄一さんの笑顔が素敵だったですね。技術屋冥利に尽きるというような笑顔でした。数年前、金星探査機「あかつき」の軌道再投入成功と言うニュースがありました。そのとき、再投入する軌道計算を担当した女性の技術屋さんが忘れられらません。何度も何度も計算し、再投入を成功させたわけですが、成功したときのインタビューでも、本当にさわやかな笑顔でした。ちなみに、再投入前のある晩、旦那さんが豆乳鍋を作ってくれたそうです。理由は「だって、再投入(豆乳)でしょ?」と言うことだったらしいです。なかなかユーモアのある旦那さんです。
技術屋さんと言うのは、根っから技術屋さんなのですね。物を作ったり、計算したり、新しい技術を開発したりと、その道の専門家として、先端分野で戦っているのでしょう。笑顔の裏には、壮絶な戦いに勝ったものだけに許される嬉しさが表れていると思いますね。
酒楽の周りにも技術屋さんは結構います。毎日、研究室に寝泊まりし、期待した成果が出るまで根気よく実験を繰り返すのが技術屋さんです。画期的な成果を得て、脚光を浴びるのは、その中のほんの一握りでしょう。津田さんのように、世間から注目を浴びる地位について、かつ成功を収めるのは、並大抵のことではないと思います。能力と努力の賜物、という言葉がぴったりきます。
技術開発は、一朝一夕にできるわけではありません。我が国の先端技術が世界一流なのは、戦前から現在まで途切れることの無い、先人の努力があったからでしょう。数学ではいつもこのように言います。私の成果は、先人の努力の上に成り立っている。私たちは、過去の巨人の肩に立つ者なのだ、と。技術屋さんも同じでしょう。
また繰り返しになりますが、先行投資こそ命です。次代を担う日本人に残すのは、財産ではなく、技術の蓄積なのですよ。酒楽はそう思います。
糸川博士の研究を嚆矢とする我が国の宇宙開発は、また一つ実績を積み上げました。アメリカやロシア、EU、近年は中国が宇宙開発に多額の資金を投入しています。その中で、少ない予算をものともせず、小惑星から試料を持ち帰った快挙は、称賛されてしかるべきでしょう。
本来なら、宇宙開発のための予算は、もっと増やすべきだと思います。政府の全般的な財政がそれを許さないのは重々承知していますが、宇宙開発は、将来への投資です。いずれ花咲くのは確実です。借金してでも開発予算を増額すべきです。

特に、わが国独自で、有人宇宙船を開発すべきです。H2シリーズの成功率は、毎回向上しています。ここ数年、失敗はありません。もちろん、有人飛行となると更に厳しい成功率を求められると思いますが、わが国独自で、宇宙(当面地球周回軌道)に人間を飛ばす手段をもつべきです。今のように、アメリカにおんぶに抱っこでは、成果は限られます。
日本人宇宙飛行士を育成し、宇宙ステーションに派遣するための予算は莫大ですが、殆どを米国に依存し、お金も吸い込まれています。自国でそれができるなら、国内企業の技術の発展と経済効果が莫大となるはずです。
今回のはやぶさ2にしても、国内のメーカーが協力していますが、利益を度外視していると聞いています。それは、メーカーとしてのプライドと、国策に寄与しているという名誉からだと推測されます。例えばNECとかが赤字を我慢して協力しているのです。
だが、いつまで企業に依存するのでしょう。イーロン・マスクのような企業家が参画するような体制、つまり儲かる事業を確立すべきですね。そのための初期投資が必要なのです。財務省さん?わかってますよね。汚名返上のいい機会です。科学技術予算は、将来への投資なのです。ケチってないで、ガバガバ予算をつけなさい!
<余談>
プロジェクトマネージャー津田雄一さんの笑顔が素敵だったですね。技術屋冥利に尽きるというような笑顔でした。数年前、金星探査機「あかつき」の軌道再投入成功と言うニュースがありました。そのとき、再投入する軌道計算を担当した女性の技術屋さんが忘れられらません。何度も何度も計算し、再投入を成功させたわけですが、成功したときのインタビューでも、本当にさわやかな笑顔でした。ちなみに、再投入前のある晩、旦那さんが豆乳鍋を作ってくれたそうです。理由は「だって、再投入(豆乳)でしょ?」と言うことだったらしいです。なかなかユーモアのある旦那さんです。
技術屋さんと言うのは、根っから技術屋さんなのですね。物を作ったり、計算したり、新しい技術を開発したりと、その道の専門家として、先端分野で戦っているのでしょう。笑顔の裏には、壮絶な戦いに勝ったものだけに許される嬉しさが表れていると思いますね。
酒楽の周りにも技術屋さんは結構います。毎日、研究室に寝泊まりし、期待した成果が出るまで根気よく実験を繰り返すのが技術屋さんです。画期的な成果を得て、脚光を浴びるのは、その中のほんの一握りでしょう。津田さんのように、世間から注目を浴びる地位について、かつ成功を収めるのは、並大抵のことではないと思います。能力と努力の賜物、という言葉がぴったりきます。
技術開発は、一朝一夕にできるわけではありません。我が国の先端技術が世界一流なのは、戦前から現在まで途切れることの無い、先人の努力があったからでしょう。数学ではいつもこのように言います。私の成果は、先人の努力の上に成り立っている。私たちは、過去の巨人の肩に立つ者なのだ、と。技術屋さんも同じでしょう。
また繰り返しになりますが、先行投資こそ命です。次代を担う日本人に残すのは、財産ではなく、技術の蓄積なのですよ。酒楽はそう思います。
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