国産の長射程ミサイル開発へ イージス艦2隻を建造 防衛相が表明、と12月9日付産経新聞が伝えている。
https://www.sankei.com/politics/news/201209/plt2012090024-n1.html
イージスシステム搭載艦も地対艦ミサイルの長射程化も必要だ。矛も盾も必要なのだ。
このうち、矛である地対艦ミサイルの長射程化は、我が国の安全保障環境を劇的に変える可能性がある。盾よりも矛が重要だ。
長射程化で艦船や航空機から発射できるようになれば、能力上は敵基地を攻撃することも可能となる。(中略)しかし、加藤勝信官房長官は今月9日の記者会見で、今回の長射程化について「敵基地攻撃を目的としたものではない」と強調した。
もちろんそうだろう。我が国の国是である専守防衛を逸脱するわけではない。ミサイルの性能を向上させるだけだ。我が国は、韓国のようにミサイルの射程に関して、米国から制限を受けていない。
射程を伸ばせば、必然的に攻撃できる範囲が広がる。それだけだ。それの何が問題なのだ?加藤官房長官が「敵基地攻撃を目的としたものではない」と明言しているではないか。
そりゃ、クルージングミサイルも百発百中ではない。たまには外れることもある。港に停泊中の中国海軍の艦船を目標に射撃することもあろう。地対艦ミサイルなのだから当然だ。だが、目標に当たらずに飛び越えることだってあるさ。その先に何があるかは、それこそミサイルに聞いてくれ。
そうだな、国内から発射して、中国の主要な港湾を狙えるくらいの射程は必要だ。しかも、発射位置を特定されたり、事前に攻撃されたりするのを防ぐためには、我が国の縦深を利用して、北海道東部から、南海艦隊の艦船が基地としている海南島を狙えるくらいの射程が必要だ。
えっ、もっと前から撃てって?まあ、できないことはないでしょう。九州島の山奥に進出して、不意急襲的に撃てばいいのだ。射程も時間も節約できる。間違って、中国大陸奥深くの固体ミサイルサイトに当たったり、中南海の中共首脳部居住地に飛んで行ってしまうかもしれないが、そういうこともあるさ。誰にだって間違いはあるのだ。
イージスシステム搭載艦も必要だ。長射程の矛で、敵の攻撃を抑止できればいいが、敵だって、間違って弾道ミサイルの発射ボタンを押してしまう可能性がある。そういうときのために、搭載艦は必要だ。
2隻で1兆円以上の予算が必要かもしれないが、抑止力の向上に資するために是非とも必要な装備だ。併せて、自衛官の給料を上げるべきだ。搭載艦の乗員を確保するためにも、我が国の抑止力の確実性を担保するためにも、自衛官の充足を上げねばならない。
そのためには、給与を上げることだ。出し惜しみしてはならない。国を守るための支出に無駄などない。命を懸けて国を守る自衛官にそれ相応の報酬を与えるのは当然ではないか。無駄ではない。我々が、現在の自由で、民主的で、満たされた生活環境を維持するために、必要な支出なのだ。
岸防衛大臣を支持する。財務省は、グダグダ言わずに、お金を出しなさい。出し惜しみして、国が亡んだら、どうするの?そういう問題なのだ。矛も盾も必要なのだ。
<余談>
岸大臣はいいですね。小野寺大臣、河野大臣も良かったが、岸大臣は、どっしりと構えて、必要なことだけを言い、防衛省・自衛隊の実力向上と、我が国安全保障環境の向上に尽力されることでしょう。
見ていて、安心感がありますね。この人に任せていれば間違いない、という安心感が。これは重要なことです。自衛隊の最高指揮官は内閣総理大臣ですが、総理大臣が自衛隊を直接指揮するわけではなく、防衛大臣を通じて指揮するわけですから、防衛大臣の職責は極めて大きいのです。
安倍前総理の実弟だとは知りませんでした。岸信介~佐藤栄作の流れを汲み、将来総理大臣になってもおかしくない人材だと思います。この将来性ある有望な人材を防衛大臣に抜擢した菅総理の慧眼には敬服します。それ以外はちょっとな~という感じですが。防衛大臣の人事は良かったですよ。
<〇〇>
海を隔てた向こう側は、苦虫を噛み潰していることでしょう。5年後に長射程化された地対艦ミサイルが実用化されたら、いつ飛んでくるかわからないのですから。あっ、別に中共首脳部を狙うなんて言ってませんよ。間違って飛んでいくことはあるかもしれませんが。
イージスシステム搭載艦が中共から攻撃される可能性は当然あるでしょう。ですが、長射程化地対艦ミサイルを個々に攻撃するのは極めて困難でしょう。我が国を攻撃したら、ミサイルを撃ち込まれる可能性があると理解すれば、王毅のように我が国を威嚇することはできても、実際に攻撃するのは、困難になると思います。岸大臣、いい仕事してますねー!
https://www.sankei.com/politics/news/201209/plt2012090024-n1.html
イージスシステム搭載艦も地対艦ミサイルの長射程化も必要だ。矛も盾も必要なのだ。
このうち、矛である地対艦ミサイルの長射程化は、我が国の安全保障環境を劇的に変える可能性がある。盾よりも矛が重要だ。
長射程化で艦船や航空機から発射できるようになれば、能力上は敵基地を攻撃することも可能となる。(中略)しかし、加藤勝信官房長官は今月9日の記者会見で、今回の長射程化について「敵基地攻撃を目的としたものではない」と強調した。
もちろんそうだろう。我が国の国是である専守防衛を逸脱するわけではない。ミサイルの性能を向上させるだけだ。我が国は、韓国のようにミサイルの射程に関して、米国から制限を受けていない。
射程を伸ばせば、必然的に攻撃できる範囲が広がる。それだけだ。それの何が問題なのだ?加藤官房長官が「敵基地攻撃を目的としたものではない」と明言しているではないか。
そりゃ、クルージングミサイルも百発百中ではない。たまには外れることもある。港に停泊中の中国海軍の艦船を目標に射撃することもあろう。地対艦ミサイルなのだから当然だ。だが、目標に当たらずに飛び越えることだってあるさ。その先に何があるかは、それこそミサイルに聞いてくれ。
そうだな、国内から発射して、中国の主要な港湾を狙えるくらいの射程は必要だ。しかも、発射位置を特定されたり、事前に攻撃されたりするのを防ぐためには、我が国の縦深を利用して、北海道東部から、南海艦隊の艦船が基地としている海南島を狙えるくらいの射程が必要だ。
えっ、もっと前から撃てって?まあ、できないことはないでしょう。九州島の山奥に進出して、不意急襲的に撃てばいいのだ。射程も時間も節約できる。間違って、中国大陸奥深くの固体ミサイルサイトに当たったり、中南海の中共首脳部居住地に飛んで行ってしまうかもしれないが、そういうこともあるさ。誰にだって間違いはあるのだ。
イージスシステム搭載艦も必要だ。長射程の矛で、敵の攻撃を抑止できればいいが、敵だって、間違って弾道ミサイルの発射ボタンを押してしまう可能性がある。そういうときのために、搭載艦は必要だ。
2隻で1兆円以上の予算が必要かもしれないが、抑止力の向上に資するために是非とも必要な装備だ。併せて、自衛官の給料を上げるべきだ。搭載艦の乗員を確保するためにも、我が国の抑止力の確実性を担保するためにも、自衛官の充足を上げねばならない。
そのためには、給与を上げることだ。出し惜しみしてはならない。国を守るための支出に無駄などない。命を懸けて国を守る自衛官にそれ相応の報酬を与えるのは当然ではないか。無駄ではない。我々が、現在の自由で、民主的で、満たされた生活環境を維持するために、必要な支出なのだ。
岸防衛大臣を支持する。財務省は、グダグダ言わずに、お金を出しなさい。出し惜しみして、国が亡んだら、どうするの?そういう問題なのだ。矛も盾も必要なのだ。
<余談>
岸大臣はいいですね。小野寺大臣、河野大臣も良かったが、岸大臣は、どっしりと構えて、必要なことだけを言い、防衛省・自衛隊の実力向上と、我が国安全保障環境の向上に尽力されることでしょう。
見ていて、安心感がありますね。この人に任せていれば間違いない、という安心感が。これは重要なことです。自衛隊の最高指揮官は内閣総理大臣ですが、総理大臣が自衛隊を直接指揮するわけではなく、防衛大臣を通じて指揮するわけですから、防衛大臣の職責は極めて大きいのです。
安倍前総理の実弟だとは知りませんでした。岸信介~佐藤栄作の流れを汲み、将来総理大臣になってもおかしくない人材だと思います。この将来性ある有望な人材を防衛大臣に抜擢した菅総理の慧眼には敬服します。それ以外はちょっとな~という感じですが。防衛大臣の人事は良かったですよ。
<〇〇>
海を隔てた向こう側は、苦虫を噛み潰していることでしょう。5年後に長射程化された地対艦ミサイルが実用化されたら、いつ飛んでくるかわからないのですから。あっ、別に中共首脳部を狙うなんて言ってませんよ。間違って飛んでいくことはあるかもしれませんが。
イージスシステム搭載艦が中共から攻撃される可能性は当然あるでしょう。ですが、長射程化地対艦ミサイルを個々に攻撃するのは極めて困難でしょう。我が国を攻撃したら、ミサイルを撃ち込まれる可能性があると理解すれば、王毅のように我が国を威嚇することはできても、実際に攻撃するのは、困難になると思います。岸大臣、いい仕事してますねー!
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