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トランプに残された選択肢

トランプ氏と側近らが戒厳令議論と12月21日付産経新聞が伝えている。

https://www.sankei.com/world/news/201221/wor2012210010-n1.html

 さて、ここ数日、米大統領選の話題は沈静化している。それは、主要メディアが殆ど報じていない、ということなのだが。

 ところが、産経新聞が戒厳令について報じた。トランプが戒厳令を発動するのではないか、というものだ。産経新聞は、トランプが側近の反対で断念したように報じている。

 トランプはまだ諦めていないようだ。その意志力には敬服せざるを得ない。何度もどん底から這い上がってきた彼の経歴は、こういう戦う意志と不屈の精神が裏付けとしてあるのだろうと想像している。普通の人間なら、とっとと敗北宣言しているだろう。

 万策尽きつつある、というのが客観的な情勢だろうと思う。トランプを応援してきた小生だが、トランプに残された手段は限られる。

 最も穏当な手段は、来年1月6日に行われる上下両院合同会議だ。ここで、各州選挙人投票の結果が確定される。

 選挙人投票の開票時、上下両院それぞれ1名が書面で異議を唱えれば、異議は採用され、各院で審議に付される。結果を覆すためには、両院の賛成が必要だ。共和党にとっては、上院はおそらく制しているだろう(ジョージア州を含む2州の結果が確定していない)が、下院は民主党が制しているので、両院で可決するのは不可能だ。

 ネット情報では、この結果について、上院議長を務めるペンス副大統領が受け入れず、上院の上下両院合同会議からの離脱を宣言すれば、選挙人の投票そのものが確定されない、つまり各州1名の下院議員投票に委ねられる、という手段があると報じられている。

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 小生は、この方法の裏付けをとれていないので、こんなことができるのか半信半疑だ。

 もう一つの手段が、戒厳令だ。たしかに、戒厳令を発令し、問題となっている4州で、再選挙を行うことは可能だ。だが、それを強行すれば、悪い例を将来に残すことになる。
 
 つまり、将来の大統領選において、結果に不満の現職大統領がこの手法を選択する可能性があるということだ。

 ただし、トランプの狙っている戒厳令は、そうではなく、選挙の違法性を暴くため、軍を介入させ、軍事法廷で不正に関与したものを裁くというものだ。

 法律上問題はない。だが、この場合、米国の有権者がどう思うかは未知数だ。誰しも頷く、決定的な証拠が必要であろう。一般的な手続きによる訴訟がほとんど却下されている現状で、戒厳令による軍事法廷に持ち込むのは、政治的リスクが大きすぎると思われる。

 トランプが(おそらく)戒厳令発動に二の足を踏んでいるのは、そういう理由からであろうと想像される。

 そうなると、トランプに残された手段はほとんどない。今度こそ万事休すだ。

 それでも敗北を受け入れないトランプには、何か起死回生の手段があるのだろうか?

 継続的にトランプを応援してきた小生としては、この期に及んで、手のひらを返すつもりはない。ないが、トランプ勝利の可能性は限りなく小さいと判断せざるを得ない。残念だ。

 戒厳令発令!あるいは、上下両院合同会議で逆転勝利!の初夢でも期待するか😢

 
 
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