米東部時間は日本と14時間の時差がある。仮に午前9時から合同会議が開催されるのであれば、日本時間の午後11時からとなる。結果が判明するのは、明日の午前中だろう。
共和党議員は、下院でも上院でも選挙人投票に異議を唱える情勢になっている。1件につき、最大2時間の審議が認められているので、問題になっている4州(最大で7州)の投票結果について、最大8時間の審議があるかもしれない。
本題に入る前に、我が国の状況だ。マスコミは、政府の緊急事態宣言を巡って、それ一色の報道だ。米国の選挙については、本日結果が判明するジョージア州上院議員選挙だけがかろうじて報じられている。
米国メインストリームのメディアと我が国の反日メディアは、行動が殆ど同じだ。つまり、対岸の大陸の影響をもろに受けているのだろう。酒楽は、保守系サイトを主に検索し、同じように保守系ブログについて関心をもって注視している。だから、日本国内にも少なからぬ人々がこの上下両院合同会議の結果に強い関心を抱いているものと認識している。
合同会議の結果は、我が国の外交安全保障に重大な影響を与えるのだ。バイデンが当選すれば、我が国の安全保障は危機的な状況に陥るだろう。それは、米国の凋落と、中国の覇権奪取が現実味を帯びるからだ。
我が国反日メディアは、それらについて、懸念はしているようだが、ほとんど無視している。産経新聞でさえ、当事者意識がない。本来、米国大統領選挙の結果に一喜一憂するのはおかしいのだが、今回だけは違う。バイデン勝利は、我が国の将来を危うくする可能性が高いからだ。
そして当事者であるべき政府は、それどころではないようだ。これでいいのか?少なくとも外務省から、何らかのシグナルがあってもおかしくはない。上下両院合同会議について、重大な関心をもって注視している、とか。まあ、茂木大臣では無理か。何故、肝腎な時に無能な大臣なのだ。これだけでも、菅政権が無能な政府だとわかる。

さて、本題に戻る。
合同会議の結果を予想するのは困難だ。酒楽が検索した中では、Viewpointの記事が最もわかりやすかった。末尾にリンクを張り付けたので、関心のある方は一読をお勧めする。
どうやら、少なからぬ米国有権者が首都ワシントンに集結するようだ。昨日の記事で言及したように、有権者が集結し、デモを行ったとしても、それが直接議会の結果を左右するわけではない。
だが、議員も人間だ。最後の最後まで、予断を許さない。Viewpointの記事によれば、合同会議の審議において、上院は共和党、下院は民主党優勢なので、異議が認められる可能性は低い。しかし、議会を取り囲む大勢の有権者と、トランプが新たな決定的証拠を示すということを考えると、民主党議員の中から、裏切り者が出る可能性がゼロではない、ということなのだ。
証拠がどれくらい審議に影響を及ぼすのか、当然ながら現時点で論評は不可能だ。選挙人投票結果認定に影響を及ぼすのは、この証拠と、議会を取り囲む大勢の有権者の抗議だろう。
ハリスが上院議員を辞任していないことが象徴的だ。民主党内でも、逆転した場合を考えて、「転ぶ」議員がいてもおかしくはない。目の前の大衆の影響は、決して軽んずるわけにはいかないのだ。トランプはよくわかっている。彼は、天才的なアジテーターだ。
ペンス副大統領の判断が肝だ。一時、ペンスが裏切り者だという情報が流れたが、フェイクだったようだ。ペンスは、異議を歓迎するとコメントしている。だが、それだけで軽々しく、上院を引っ張って、結果を覆すわけにはいかないだろう。やはり、新たな証拠がキーポイントだ。民主党が反対したとしても、誰もが認める不正の証拠が提出されれば、転ぶ議員は増えるに違いない。その場合、地滑り的にトランプの当選が決まる可能性もある。
ところで、メディアの報道の通り、バイデンの勝利が確定した場合、トランプはどうするのだろう?これまでの彼の言動を見れば、それでも敗北を認めない可能性は高いと酒楽は考えている。つまり訴訟戦術を継続するということだ。それが成功するかどうかはわからないが、トランプはそうするだろう。何故なら、アメリカ合衆国大統領とは、ヒーローでなければならないし、タフでなければならないからだ。トランプはそれを体現している。今さら敗北を認めたら、彼は歴代最悪の大統領として記憶されるだけだ。それは考えられない。
酒楽が、見たい現実を見ているだけかもしれないが、トランプが諦めない限り、酒楽は彼を応援するし、最終的な勝利を信じて疑わない。諦めない限り。明日の結果を期待して待とう。
救世主ペンス “世界の終末”を阻止できるか?
Viewpoint 吉川 圭一 2021/1/03(日)
https://vpoint.jp/world/usa/187751.html
共和党議員は、下院でも上院でも選挙人投票に異議を唱える情勢になっている。1件につき、最大2時間の審議が認められているので、問題になっている4州(最大で7州)の投票結果について、最大8時間の審議があるかもしれない。
本題に入る前に、我が国の状況だ。マスコミは、政府の緊急事態宣言を巡って、それ一色の報道だ。米国の選挙については、本日結果が判明するジョージア州上院議員選挙だけがかろうじて報じられている。
米国メインストリームのメディアと我が国の反日メディアは、行動が殆ど同じだ。つまり、対岸の大陸の影響をもろに受けているのだろう。酒楽は、保守系サイトを主に検索し、同じように保守系ブログについて関心をもって注視している。だから、日本国内にも少なからぬ人々がこの上下両院合同会議の結果に強い関心を抱いているものと認識している。
合同会議の結果は、我が国の外交安全保障に重大な影響を与えるのだ。バイデンが当選すれば、我が国の安全保障は危機的な状況に陥るだろう。それは、米国の凋落と、中国の覇権奪取が現実味を帯びるからだ。
我が国反日メディアは、それらについて、懸念はしているようだが、ほとんど無視している。産経新聞でさえ、当事者意識がない。本来、米国大統領選挙の結果に一喜一憂するのはおかしいのだが、今回だけは違う。バイデン勝利は、我が国の将来を危うくする可能性が高いからだ。
そして当事者であるべき政府は、それどころではないようだ。これでいいのか?少なくとも外務省から、何らかのシグナルがあってもおかしくはない。上下両院合同会議について、重大な関心をもって注視している、とか。まあ、茂木大臣では無理か。何故、肝腎な時に無能な大臣なのだ。これだけでも、菅政権が無能な政府だとわかる。

さて、本題に戻る。
合同会議の結果を予想するのは困難だ。酒楽が検索した中では、Viewpointの記事が最もわかりやすかった。末尾にリンクを張り付けたので、関心のある方は一読をお勧めする。
どうやら、少なからぬ米国有権者が首都ワシントンに集結するようだ。昨日の記事で言及したように、有権者が集結し、デモを行ったとしても、それが直接議会の結果を左右するわけではない。
だが、議員も人間だ。最後の最後まで、予断を許さない。Viewpointの記事によれば、合同会議の審議において、上院は共和党、下院は民主党優勢なので、異議が認められる可能性は低い。しかし、議会を取り囲む大勢の有権者と、トランプが新たな決定的証拠を示すということを考えると、民主党議員の中から、裏切り者が出る可能性がゼロではない、ということなのだ。
証拠がどれくらい審議に影響を及ぼすのか、当然ながら現時点で論評は不可能だ。選挙人投票結果認定に影響を及ぼすのは、この証拠と、議会を取り囲む大勢の有権者の抗議だろう。
ハリスが上院議員を辞任していないことが象徴的だ。民主党内でも、逆転した場合を考えて、「転ぶ」議員がいてもおかしくはない。目の前の大衆の影響は、決して軽んずるわけにはいかないのだ。トランプはよくわかっている。彼は、天才的なアジテーターだ。
ペンス副大統領の判断が肝だ。一時、ペンスが裏切り者だという情報が流れたが、フェイクだったようだ。ペンスは、異議を歓迎するとコメントしている。だが、それだけで軽々しく、上院を引っ張って、結果を覆すわけにはいかないだろう。やはり、新たな証拠がキーポイントだ。民主党が反対したとしても、誰もが認める不正の証拠が提出されれば、転ぶ議員は増えるに違いない。その場合、地滑り的にトランプの当選が決まる可能性もある。
ところで、メディアの報道の通り、バイデンの勝利が確定した場合、トランプはどうするのだろう?これまでの彼の言動を見れば、それでも敗北を認めない可能性は高いと酒楽は考えている。つまり訴訟戦術を継続するということだ。それが成功するかどうかはわからないが、トランプはそうするだろう。何故なら、アメリカ合衆国大統領とは、ヒーローでなければならないし、タフでなければならないからだ。トランプはそれを体現している。今さら敗北を認めたら、彼は歴代最悪の大統領として記憶されるだけだ。それは考えられない。
酒楽が、見たい現実を見ているだけかもしれないが、トランプが諦めない限り、酒楽は彼を応援するし、最終的な勝利を信じて疑わない。諦めない限り。明日の結果を期待して待とう。
救世主ペンス “世界の終末”を阻止できるか?
Viewpoint 吉川 圭一 2021/1/03(日)
https://vpoint.jp/world/usa/187751.html
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