トランプを憎む人々は多い。
メインストリームのメディアは、その代表格だ。ニューヨークタイムズ、ワシントンポスト、CNN、3大ネットワーク、これらのメディアが代表格だ。
Facebook、Twitterなどのプラットフォーム。それらと利益を共有する企業。
アーミテージ、前々国防長官マティス、前国務長官ティラーソン、などの伝統保守。
不思議なのは、単なる左翼、リベラルだけがトランプを憎んでいるわけではないというところが、面白い。これまでも、トランプの前に、共和党大統領は存在した。ブッシュパパ、ジュニア、レーガン、フォード、アイゼンハワーなどだが、これほど左翼リベラルや伝統保守に嫌われた大統領はいない。
忘れていた、我が国を代表する外交評論家であり、内閣参与である宮家邦彦氏も大のトランプ嫌いで有名だ。彼は、トランプをして、ダークサイドだと烙印を押している。ところで、ダークサイドってなんだ?スターウォーズのことか?という突っ込みはこの際おいといて。
いったい何故なのか。トランプは何故これほどまでに嫌われ、憎まれるのだろうか?
それは、トランプが秩序の破壊者だからだ。人間誰しも変化を嫌う。現状に安穏としている方が気が楽だからだ。変化には対応しなければならない。それは面倒だ。特に、現体制に既得権益を有している者は変化を嫌う。
言い方を変えると、現状において、利益を得る集団は、その秩序の信奉者であり、守護者なのだ。利益を得られる秩序の破壊者を喜ぶはずがない。
利益を得る集団は、リベラルや保守を問わない。そこに、トランプの特異性がある。普通、保守とリベラルの意見や価値観は反対だ。これまでは、左右両極の価値観をベースに政策対立が起きていた。
だが、トランプが大統領になって以来、米国伝統保守までが共和党大統領を憎むようになった。ではなぜ米国伝統保守は、トランプを憎むのだろうか?
トランプの政策で、他の保守系大統領と異なる政策は何か?がキーワードだ。
一つは、中東政策だ。9.11以来、米軍は、中東に大きな軍事力を展開している。それ以前にもプレゼンスはあったが、9.11以降、その勢力は増大し、軍事費の負担も増大している。
軍事費の増大は、米国財政を圧迫している。財政の崖は何度も発生している。そこで、トランプのとった政策は、中東派遣の軍事力を削減することだ。
二つ目は、イラン核合意からの離脱だ。EUを巻き込んで、イランの核開発を阻止するため、合意されたのだが、トランプは離脱し、イランへの圧力を強めている。その一環として、中東和平を精力的に推進し、輝かしい実績を積み上げてきた。
これまで、数多くの前任大統領が成し遂げられなかった中東和平に道筋をつけつつある。これほど画期的な成果は、今までにない。UAEがイスラエルと国交正常化したのだ。いずれ、サウジアラビアも国交正常化するだろうと予測されている。
第2次大戦後建国されたイスラエルは、1~4次の中東戦争を経て、国を保っている。周りは、アラブの敵国だらけだ。米国だけが国を保つ後ろ盾であり、米国が梯子を外せば、滅亡は免れないだろう。
そのイスラエルに和平が訪れようとしている。オバカにノーベル平和賞をやるより、トランプにやれよ、ノーベル財団!えっ、違うって?おお間違えた、オバマだった。失礼しました。
アフガニスタンやイラク、サウジに大兵力を展開している現状で、利益を得るものは、反対するだろう。米軍もその一つだ。彼らは、直接利益を得ないだろうが、軍の取り巻きは、そこから莫大な利益を得ている。そにいるのは、マティスやアーミテージだ。米国伝統保守。
三つめは、中国政策だ。トランプは、四面楚歌の中、最初にトランプを訪れた安倍前総理の良き理解者となり、安倍さんは、トランプと二人三脚で、対中国政策を遂行してきた。
トランプが2期目の大統領に就任していれば、おそらく対中デカップリングを遂行していたものと思われる。これは、中国にとっては、致命的な打撃になる。これで利益を失うのは、中国と、中国との交易により利益を売る経済集団だ。
この中には、我が国の経団連やその他の経済団体も含まれる。つまり、中国の安い労働力と、大規模な市場アクセス権から利益を得る集団だ。彼らは、保守でもリベラルでもない。単なる守銭奴だ。
中共のエージェントもいるだろう。誰とは言わないが。
トランプは、既存の秩序を無視してでも、米国の真の国益(覇権)を追求しようとし、これら既存の体制から利益を得る集団の敵となったのだ。今回のトランプ追放劇は、その結果だ。
だが、トランプの追放は、同時に米国の建国の理念を失う結果となろう。トランプの追放は、米国の滅亡への道と重なる。情報統制されている米国民は、断崖へと進んでいる自らの行先を知らない可能性が高い。
日本もだ。
ところで酒楽には一つの疑問がある。宮家内閣参与は、米国にいったい何の既得権益を有しているのだ?それがなければ、宮家氏の言論姿勢を理解できない。少なくとも、外務省に奉職し、政府の一員として勤務した経験がありながら、トランプを毛嫌いするには、他人にはうかがえない利益を米国内に持っているのだろう。そうでないと理解できないのだ。
それにしても、そのような人物を内閣参与として政府ご意見番にするとは、日本国もお終いだ。
メインストリームのメディアは、その代表格だ。ニューヨークタイムズ、ワシントンポスト、CNN、3大ネットワーク、これらのメディアが代表格だ。
Facebook、Twitterなどのプラットフォーム。それらと利益を共有する企業。
アーミテージ、前々国防長官マティス、前国務長官ティラーソン、などの伝統保守。
不思議なのは、単なる左翼、リベラルだけがトランプを憎んでいるわけではないというところが、面白い。これまでも、トランプの前に、共和党大統領は存在した。ブッシュパパ、ジュニア、レーガン、フォード、アイゼンハワーなどだが、これほど左翼リベラルや伝統保守に嫌われた大統領はいない。
忘れていた、我が国を代表する外交評論家であり、内閣参与である宮家邦彦氏も大のトランプ嫌いで有名だ。彼は、トランプをして、ダークサイドだと烙印を押している。ところで、ダークサイドってなんだ?スターウォーズのことか?という突っ込みはこの際おいといて。
いったい何故なのか。トランプは何故これほどまでに嫌われ、憎まれるのだろうか?
それは、トランプが秩序の破壊者だからだ。人間誰しも変化を嫌う。現状に安穏としている方が気が楽だからだ。変化には対応しなければならない。それは面倒だ。特に、現体制に既得権益を有している者は変化を嫌う。
言い方を変えると、現状において、利益を得る集団は、その秩序の信奉者であり、守護者なのだ。利益を得られる秩序の破壊者を喜ぶはずがない。
利益を得る集団は、リベラルや保守を問わない。そこに、トランプの特異性がある。普通、保守とリベラルの意見や価値観は反対だ。これまでは、左右両極の価値観をベースに政策対立が起きていた。
だが、トランプが大統領になって以来、米国伝統保守までが共和党大統領を憎むようになった。ではなぜ米国伝統保守は、トランプを憎むのだろうか?
トランプの政策で、他の保守系大統領と異なる政策は何か?がキーワードだ。
一つは、中東政策だ。9.11以来、米軍は、中東に大きな軍事力を展開している。それ以前にもプレゼンスはあったが、9.11以降、その勢力は増大し、軍事費の負担も増大している。
軍事費の増大は、米国財政を圧迫している。財政の崖は何度も発生している。そこで、トランプのとった政策は、中東派遣の軍事力を削減することだ。
二つ目は、イラン核合意からの離脱だ。EUを巻き込んで、イランの核開発を阻止するため、合意されたのだが、トランプは離脱し、イランへの圧力を強めている。その一環として、中東和平を精力的に推進し、輝かしい実績を積み上げてきた。
これまで、数多くの前任大統領が成し遂げられなかった中東和平に道筋をつけつつある。これほど画期的な成果は、今までにない。UAEがイスラエルと国交正常化したのだ。いずれ、サウジアラビアも国交正常化するだろうと予測されている。
第2次大戦後建国されたイスラエルは、1~4次の中東戦争を経て、国を保っている。周りは、アラブの敵国だらけだ。米国だけが国を保つ後ろ盾であり、米国が梯子を外せば、滅亡は免れないだろう。
そのイスラエルに和平が訪れようとしている。オバカにノーベル平和賞をやるより、トランプにやれよ、ノーベル財団!えっ、違うって?おお間違えた、オバマだった。失礼しました。
アフガニスタンやイラク、サウジに大兵力を展開している現状で、利益を得るものは、反対するだろう。米軍もその一つだ。彼らは、直接利益を得ないだろうが、軍の取り巻きは、そこから莫大な利益を得ている。そにいるのは、マティスやアーミテージだ。米国伝統保守。
三つめは、中国政策だ。トランプは、四面楚歌の中、最初にトランプを訪れた安倍前総理の良き理解者となり、安倍さんは、トランプと二人三脚で、対中国政策を遂行してきた。
トランプが2期目の大統領に就任していれば、おそらく対中デカップリングを遂行していたものと思われる。これは、中国にとっては、致命的な打撃になる。これで利益を失うのは、中国と、中国との交易により利益を売る経済集団だ。
この中には、我が国の経団連やその他の経済団体も含まれる。つまり、中国の安い労働力と、大規模な市場アクセス権から利益を得る集団だ。彼らは、保守でもリベラルでもない。単なる守銭奴だ。
中共のエージェントもいるだろう。誰とは言わないが。
トランプは、既存の秩序を無視してでも、米国の真の国益(覇権)を追求しようとし、これら既存の体制から利益を得る集団の敵となったのだ。今回のトランプ追放劇は、その結果だ。
だが、トランプの追放は、同時に米国の建国の理念を失う結果となろう。トランプの追放は、米国の滅亡への道と重なる。情報統制されている米国民は、断崖へと進んでいる自らの行先を知らない可能性が高い。
日本もだ。
ところで酒楽には一つの疑問がある。宮家内閣参与は、米国にいったい何の既得権益を有しているのだ?それがなければ、宮家氏の言論姿勢を理解できない。少なくとも、外務省に奉職し、政府の一員として勤務した経験がありながら、トランプを毛嫌いするには、他人にはうかがえない利益を米国内に持っているのだろう。そうでないと理解できないのだ。
それにしても、そのような人物を内閣参与として政府ご意見番にするとは、日本国もお終いだ。
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